犬猫の視覚がモノトーンであるため、人間以外の動物全ての視界がモノトーンだと勘違いされてる方が多いようです。
同じように全動物の嗅覚も人間より発達していると勘違いしているケースもありますね。
実際のところ犬はその通りです。猫も大体そんなところですが、ナイトビュー機能(夜間用)がある分犬より視覚に頼っている部分は大きそうです。
ところが、脳が発達している猿や類人猿はほぼ人間と同じレベルなようです。
さらに、空を昼に飛ぶ鳥は人間より視覚が発達していますし、嗅覚はおおむね人間以下です。聴覚は平均的に人間レベルでしょうか。
猛禽類は眼にズーム機能があるし、カラスが光の4原色で世界を見ていることはニュースでご存知かも(ゴミ袋を黄色にするとカラスは中が見えない)。RGB+V(かな?)。
そういったことから、色彩感覚は人間など比にならないでしょう。あの真っ黒ボディもカラスから見ると美しい光沢があるのかもしれませんね。
特に草食の鳥に関して、嗅覚はほとんど利かないと考えていいでしょう。
3大感覚の順番は、
・人間:視覚>聴覚>嗅覚
・犬:嗅覚>聴覚>視覚
・猫:嗅覚>聴覚>視覚 ※微妙な点もあり
・鳥(日中飛ぶもの):視覚>聴覚>嗅覚
・鳥(夜飛ぶもの):視覚=聴覚>嗅覚 ※主にフクロウ
・鳥(飛ばないもの):嗅覚>聴覚>視覚 ※キーウィ等
・鳥(泳ぎ専門):視覚>聴覚>嗅覚 ※ペンギン等
人間と鳥の感覚はほぼ共通していますね。鳥の方が人間より嗅覚より視覚をちょっとばかし重要視している感じです。
2007/12/18
私たちの勘違い
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