2009/04/08

春のすずめ

冬にはほとんど姿を見せなかったすずめが、本格的に姿を現しました。


離れにある蔵の雨樋で嬉しそうに歌っています。
今まで聞いた事のない陽気な歌。
あれ?途切れないぞ??
おそらく1羽で歌ってるのに、息継ぎが全く分からない。
ヤツらは0.3秒以内で呼吸できるに違いない。

でも、誰もその歌に応えないし、応えないことは全く気にしてない歌い主。
なんだ?こいつら。


出先で夕方、20羽以上のすずめが小さな木に集結。
「ドジュジュジュジュジュジュジュジュジュジュ」
あぁ、すずめ芸能で聴いたマシンガン謡いだぁ、なんて思いながら見ていたら、すずめ達はほとんど動かず。
ちょっと遠かったんで何が行われていたかは分からなかったけれど、良い間合いで「じゅん!」とか言ってたんで、あの舞台がそこにあったのかも。

ていうか、すずめ芸能が各所で行われてるのは当然(?)なのだけれど、そのマシンガン謡い。
1分以上続いてたぞ!どーゆー肺活量なんだ?

攻撃的に遠慮するヤツら

ひよの鳴き方、「いーよいーよ!!いーよ!!!」とおばちゃんが贈答品に対して遠慮しているようにしか聴こえません。
それも、「いーよいーよ!いいっつってんだろが!!何ならやったろぉか!!」位の。


この冬を通した結果の、ひよの好きなエサ
1.バナナ
2.みかん・オレンジ
3.砂糖まぶしたグレープフルーツ
4.トマト
5.リンゴ
6.フランスパン
前回とあまり変わりませんね。
グレープフルーツが突然の上位進出。
「あまり甘くないから砂糖でもまぶしたれ!」とやったものの、砂糖の影響がないところまで完食。砂糖の有無はあまり関係ないかも。
前回同様、ここでも意外なのはリンゴ。ちょっと茶色くなるまでほとんど食べません。硬いのか??!!

写真:大好きなバナナとオレンジを目の前にし、ちょっと目尻の垂れたひよ(多分♀)


暖かくなってきた昼ごろ、聴き慣れないトリの歌が聴こえたので外を見てみたら、そこにひよ。目が合った途端に逃げました(なぜすずめもひよも同じ行動をとるのか)。
ひよは「ギャース!!」とか「いーよいーよ!」とかしか鳴かないと思ったら大間違いです。
さらに、つがいでの会話はかなり甘〜い感じで、囁くような声量で話します。


エサ台に来るひよが何羽いるのか分からないんですが、♂♀はちょっと分かってきました。
♂は体が大きく、色が濃いめ&トサカ強めです。
♀は色が淡く、毛並みが柔らか&体の線が優雅な感じ。
多くのトリの性格と同様に、♂は好奇心旺盛で人前に来るくせに敏感、♀は保守的で人前に現れない割にはマイペースです。


もし、ひよ(♂)が現れたなら、裏声で「いーよいーよ」と歌ったげると効果的です。ひよの声と人間の裏声は近い音域にありそうなんで、彼らもマネだと気付きます。
ウチでやったら、「あれ?なんで人が俺たちのような鳴き方するんだ?」という間合い&反応がありました。
それがあってか、ヤツらの見えるところでエサを用意すると、こちらに向けて一直線に飛んできて「あんがとよ!!」的な意思表示があったくらいです。
常に上から目線なのは当然です(笑)。二足歩行・高等生物としては彼らの方が遥かに先輩だし、人は飛べないし。


身近なひよとかすずめとかからすとか。
その生態が知られていなかったり、矛盾した評価があったり、面白かったりします。
例えばこれ↓
wikiのすずめ
イネの害虫を食べる反面、イネを食べるとか、「追い払われる一方で、「神様のお使い」として慕われてもきた」とか(笑)。
以前から書いてきた通り、すずめは最大のミステリーなんですけどね。誰もミステリアスなトリとして扱わないのが、更なるミステリー(笑)。
ま、人がすずめに騙されてるんですよ。


持ちつ持たれつを地でいく日本の里(山)のトリ達。
いかにもトリっぽいし、日本的だし。いいですねぇ。

2009/03/24

ひよとわたくし

2月初旬から鳥のヒト達を養うプランを立てました。
そう、エサ台を設置しました。

里山の冬はすずめもいなくなり、よく見かけるのはひよとツグミ。
ひよに人気になれば少しは他のヒトたちが集まるかと思って、みかん等を設置しました。

ところが、ひよ自体が来ない…。
あやつら、ムダに慎重です。
あの威嚇力を持っていながら、何を畏れているのやら。

「もう来ないだろうな…」と思った頃に、腐りかけたみかんがきれいさっぱり食われてました。
ついにひよ到来!!

その後はテリトリー内のひよの公認エサ場となりました。
ひよのためにエサ場を作ったわけじゃないんだけど…(笑)。

近所のひよの好きなモノランキング。
1.バナナ
2.オレンジ
3.みかん
4.キウイ
5.りんご
6.パン??

何にしてもべったべたに腐りかけた果物が大好きです。
新鮮なりんごやキウイは2〜3日口もつけずに放っておいてるようです。
気付くと完食。。。
バナナは新鮮でも「べったべた」で甘ったるいんで、すぐに食います。

早朝の食事量が最も多く、昼や夕方を合わせた以上の量を食べるようです。

ケンカ好き、パンク野郎(by とりのなんこ氏)と言われるひよの意外な面に気付きました。
・エサ台で順番待ちをする(おそらく夫婦か家族)
・囁く(おそらく夫婦)
・感激屋(食べ物がうまいと何だか感激の声を上げるようだ)

エサ台の順番待ち、♂♀が定かではないんですが、予想では♀が先、♂が後ではないかと思います。
トリの世界では♀がマイペースで強く、♂が常に♀を守るために神経を尖らせます。


失敗したのは、ひよがいると他のトリが来ない事です。orz。。。
いや、周辺に集まってはいるんですが、ひよが怖いんだと思います。
ツグミもちょろっと除くんですが、ひよとはまったく勝負になりませんし。
でも、新鮮なりんごを噛み砕くのも嫌がるような虚弱なクチバシしかひよは持ってないんですよ!

シメ達はひよの領域にも余裕で来ます。
このヒトたちは何者なんでしょうか?
ひよが集団で騒げばのらりくらりと立ち去るものの、1羽2羽程度の警戒ではびくともしません。
むっくりかわいいシメ。でも無敵&マイペース。


3月になって、ムカつくのがすずめです。
いつの間にか雨樋をねぐらにしているようで、暗くなり始めてから戻ってきます。
12月以降昼間は一切見かけません。エサの多い人里にいるようです。

面白いのが、雨樋(巣?)に着地する直前、「じゅん!」とひと鳴きします。
おそらく「ただいまぁ!!」のあいさつではないかと思われます。見ている限り、ほぼ必ず鳴きます。

あぁ、何でこんなに注視しないとすずめらの知性に気付かないのか!!
マジであいつら、人様の思う10倍以上頭が良いのですよ。ことりでは多分トップレベル。

♂♀が判別できず、きれいでも何でもなく(というかボロい)、とりたてて可愛いプロポーションでもない。
さらにさえずりなどなく(実際はあるのかもしれないけど)、バカっぽくて、何の特徴もなく、イネと害虫が好き。
この、とりとめのなさがすずめスタイル。



でも、、、すずめが戻ってくるのを待っていたんですよ。
ムカつくけどかわいい。「ミステリアス」なんて言わないぞ!!(笑)
そう感じてしまうだけに、「すずめ、ムカつく!」わけです。