ようやくすずめのヒナが巣から出てきました。
見るからに淡く、毛並み(?)もぱやぱや。
ナマイキな大人すずめと違ってあごひげもなく、すっきりやわらかカラー。
でもヒナ、飛べるくせにあまり飛ばないし、やる気ならエサを拾えるのに「ちぃ〜ちぃ〜」鳴いて動かず、親からエサをもらう気満々だし。
ちなみにすずめの親、人間と同じく赤ちゃん言葉を使います。
巣立ちする前の1〜2週間でしょうか、ヒナと同じ声で「ちぃ〜ちぃ〜」って鳴きながらエサ(もっぱら虫)を探します。
で、私の経営する種子食トリ用のエサ場。
減りが異常に早い!
よく見てると、いつもすずめがいます。
「いつも」は言い過ぎですが、すずめが行動している時間の30%近くは誰かがいる状態です。
朝晩は「あごひげ」と「ぱやぱや」2羽がいることが多くなりました。
ちょっと前は夕方だけ同じ「あごひげ」が2羽いたんですけど(夫婦であろう)。
しかも、どうやらウチはすずめ4家族と同居しているようです。
すぐ近くの庭でエサを獲っているのは2階の角の雨樋の家族。長い付き合いの、通称「おにかい」。
「おにかい」は一度カラスから救っています。
テラスに最も近い1階の雨樋の家族は「おにかい」と同じエサ場&隣のお宅にまで遠征します。ここんちも長い付き合い、通称「そば」。
一番ヒトをこばかにしてる家族で、人が振り向くまででかい声で鳴き続けるくせに、気付いて目が合うと逃げます。
でも、エサ場経営が軌道に乗ってからというもの、距離感はだいぶ狭まりました。
この2家族は毎年います。
今年発見したのは、1階の雨樋の角に居を構えているらしき家族。
エサ場はウチの庭ではないようです、が、どちらかの親がお調子者らしく、暗くなるまでかなり変な行動をしています。
不確実ながら、どうやらもう一家族いそうだと気付きました。
2階の雨樋ながら、人の目がほとんど届かない場所に。
確認できたら報告します。
で、4家族だから何なのかというと、ヒナが甘える大人すずめって親だけ?と疑問に思ったからです。
今年最も早く巣立ったヒナの面倒を見ていたのは「おにかい」の大人すずめでした。
なぜかというと彼らが「おにかい」に戻っていったからです。
ところが、「おにかい」の大人すずめに甘えていたヒナが、「そば」から出てきた大人すずめに甘えていたんです。
なに?なに?
「おにかい」のパパかママと「そば」のパパかママが同一すずめ??
いや、行動パターンが異なるし、帰っていく場所が違うので、それぞれ夫婦なはず。
よ〜く見ていると、すぐヒナにエサをあげてしまう甘〜い大人すずめと、エサまではあげないけど「こっちおいで」的に見守るタイプの大人すずめがいます。
もしや、「親」と「お隣さん」???
勝手な分析では、「あごひげ」と「ぱやぱや」2羽がウチのエサ場にいるからといって、親子だとは限らない、ということです。
ただし、草間から虫を獲って渡しているのは甘〜いバカ親の可能性があります。
おそらくすずめにも社会があって、隣のヒナもそれなりに面倒見ているのだと思います。
反論もあるでしょうが、近所付き合いなしで5m程度しか離れていない場所に巣は作らないと思うんですよね。
すずめ同士のケンカもほとんど見ませんし。
あいつら、密かに深いなぁ。むかつく。
2009/05/21
すずめぱやぱや
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