未だ音沙汰のないK-7入荷の吉報…。
初期入荷分で手に入らないのは予想できたので、その後の1週間は何とも思わなかったんですが、、、、、1週間を過ぎてちょっとソワソワしてきました。子供のようです(笑)。
また価格.comのかきこみを見たりして、、、いやぁ、結構荒れてますね〜。
逆にこの荒れようを分析してみちゃったりして。
まず、荒らす原因。
・Nikon D90やCanon 50Dと比べてK-7が劣るところだけを突く(アンチPENTAX?)
・K-7が同クラスの他社モデルより全てにおいて優れていると言い切る(PENTAXひいき過ぎ)
・アテにならないレビューを元に、K-7がクソカメラだと言い切る(これもアンチPENTAX?)
・使いこなしていないにも関わらず、K-7は劣っていると言う(せっかち)
・jpeg書き出しの画像に対して「ダメ」だと言う(でも、jpegに関しては平均的にK-20以下。今のところマジでダメかも(笑))
まず最初にPENTAXを知らないと。
良いところと劣っているところ、かなり偏ってるブランドです。
NikonとCanonは偏りのないブランドで、さらに全体のクオリティをして「デジタル一眼レフ」の「基準」でもあります。
PENTAXは連写もオートフォーカスも高感度もこの2社より多かれ少なかれ劣っています。
となると、「PENTAXを選ぶ理由などないじゃないか」と思う方は迷わずNikonかCanonを購入すべきです。
そう、「K-7か◯◯(Nikon or Canon)か迷ってます」という方は、K-7は買わない方が良いでしょう。
NikonやCanon(一緒くたにしてごめんなさい)のミドルクラスまでのデジタル一眼レフは、ある程度雑に撮ってもカメラがどうにかしてくれます。
ところがPENTAXのカメラは、どのクラスであろうとも撮影時にファインダーから見えた絵がそのまま記録されるので、カメラマンの腕次第になります。
NikonのカメラもCanonのカメラも素敵なんですが、個人的には「なんだかカメラに撮ってもらってるなぁ」という感覚があります。
高機能だし高性能だし、絵を記録するのであれば完璧。レンズ次第で芳しい作品になります
これは最近の3/4のOlympusやPanasonicにも当てはまります。
ところがPENTAXカメラの場合、下手は下手として撮ってしまいます。
逆に、腕のあるPENTAX派の方々のK-7のブログの多くは呆れるほど素晴らしい絵を撮っていて、ホント、うっとりします。
ちなみに、SONY(旧コニカ・ミノルタ)もちょっとPENTAXと似た匂いがします。
元々玄人が愛する道具が好きなんです。
他にマネできない良い所がありながら、スキのある道具に惹かれるんですよ。
欠点は自分のワザや工夫でカバーすれば良い。
欠点はないが固有の個性もない道具の場合、「それなり」で満足してしまう場合がほとんど。
これは身近なミュージシャンの持つ楽器と同じです。
例えば同じ位の値段の楽器があるとします。方や定評のある楽器、方や独特で賛否両論のある楽器。
定評のある安全で確実な楽器を選ぶミュージシャンの場合、その演奏も安全で確実です。その代わり、個性は薄くあまり面白くない場合がほとんどです。
定評のある楽器を選ばなかったミュージシャンの場合、やはり演奏は個性的で表現力があります。プロジェクト次第ではウザったい位(笑)。
Nikon、CanonとPENTAXの違いはそういうモノでしょう。
同じ土俵にはないブランドだと思いますよ。
2009/07/06
賛否両論のK-7
written by treatment head 時刻: 23:13
ラベル: PENTAX K-7
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