2008/04/27

またスズメぇ〜?

むかつくんですがスズメ、いつも話題を提供してくれます。あんたらはなんでそんなに面白いのか…。


君たちスズメに言いたい。
「人ン家(多分雨どい)に巣を作っておきながら、なぜコソコソするのか」
「巣材の枯れ草や葉っぱを運んでいるが、全く同じところから色々なモノが出てくる。マジックか!」
「あらゆる場面で、なぜ人目を気にするのか」
「歌いながらひとり&ハイテンションで飛んでいくのは楽しいか?」
「寿命2〜3年というのはウソ。10年以上生きられるんだろ?」
「羽ばたいて止めて、という飛び方はヒヨやセキレイからパクっただろ」


むかつく!!(笑)
このヒトたち、本当に無邪気な世渡り上手です。憎めません。
どんな鳥からも嫌われず、人間にもそれほど嫌われない。

全て計画的ですね。


結論、
「バカのふりをし続けてるのは、、むかつくけど正解!」

2008/04/20

最近の仕事(ほぼトリぬき)

片手間なんですが、こんな仕事を。
Erinaのライブムービーの編集です。

Final Cut Studioでの編集はしばらくぶり。半ばリハビリですね。
音響は卓からのラインと、morishita氏がステレオマイクやら無指向性マイクやらで録ったものをミキシングしてくれたので、ムービー内蔵マイクとは格段の違い。それだけで仕事自体は楽しかったですね。

あ、過去形にするとおこられちゃいます。まだ1曲程度編集する予定でした。

まぁ、単純に見て楽しんでもらえると嬉しく思います。


トリの話はひとつだけ。
「ユッピーツピツピ」とファンキーに歌う鳥がいたんですが、何者?※「ユ」の音程が低く、「ツ」の音程も低めです。
声質はシジュウカラに似てますが、姿はシジュウカラ等より一回り大きい感じ(雨だったのでふくれてただけかもしれないんですが)。おなかはほぼ白、顔にはグレーのスジが。
ちゃんと見てはいませんが、ほぼモノクロでした。
野鳥関連書物には該当するような鳥は載っていないし、その日だけしか彼の歌は聴けませんでした。
謎です。

2008/04/08

すずめのミカタ

味方じゃなくて、見方のほうですね。

もちろん味方ですが、あんな無闇に無邪気なヒトたち、放っておけば幸せそうなんで。


この前書いた「すずめ芸術」、単なる求愛行動じゃないのか?という突っ込みが身内から入りました。
あぁ、そぉかも…。

そうすると、踊ってるのがオス、歌ってるのがメス??
(一般的に)求愛されてるメスがあんなに歌うのかな?


一般的に男女間の見た目の差が激しいトリほど、オスが派手なパフォーマンスをする傾向にあります(例外はもちろんあります)。
男女で似てるトリの人々は…、メスが押すこともオスが押す(ダジャレじゃない!!)こともあり、平等な感じです。

スズメは、、、同じ…同じ。男女の区別など考えた事もないほど。
スズメの求愛とは??


「スズメ 求愛行動」でググってみました。
こんな素敵なページが。
かわいい&訳の分からない行動を捉えてます。ブログマスターさんに拍手!!

そう、私の見た踊る「シテ方」スズメはこういう三日月のように美しい姿勢でパフォーマンスしてました。ただし1羽のみ…。
プラス、前のめりに決める姿勢もありました。こちらも美しかった…。


未だに、スズメは求愛行動をはじめ生態がイマイチ分かっていない(研究されてない?)ようです。


私の見た「すずめ芸術」は、
・オスの求愛パフォーマンスに応え、メスが歌っていた
・求愛パフォーマンスのため、弟子のオスが歌い、師匠のオスが踊っていた
・娯楽&芸術として囃子方が歌い、シテ方が踊っていた
以上のどれか。私は3番目だと思い込んでいたわけですね。

また、番外編として
・メスの求愛囃子に応え、オスが踊っていた
というのもあります。


スズメ、本当に分からない…。実はすごいヒトたちなのかもしれません。


そしてそのスズメ。
雨がしっとり or 多めに降る日中、キョーレツにキャッキャしてます。
これも意味不明な行動なんですが、多分「水を飲みに行かないで遊んでいられる」からだ、と分析してます。

小鳥はしょっちゅう水を飲むんで、この分析は当たりなんじゃないかと思うんですが。


このブログを読んで頂いている皆さん、スズメの行動に注目してみましょう!
何か発見があったら発表を。ぜひ!

2008/04/03

すずめ芸術

時々、朝〜午前中に聴こえるスズメの歌う不規則そうでループしているリズム、「ジジチャッチャッジジチャッチャッジジチャッチャッジュゥ」と、ミョーなタイミングで何度も入ってくる大きめの声、「ジャッ」。

聞くより話す方が得意と思われる彼ら、強引に話し続けるヒト(リズム歌い)のスキをみて話しを突っ込もうとしてるヒト(ミョーな「ジャッ」)のせめぎ合いかと思っていました。



ところが、この分析は安易すぎました。このせめぎ合いは予想を遥かに超える高度なスズメ文化の「音」だったようです。

田舎道の赤信号で止まった時に、そのせめぎ合いが聴こえてきました。
近くの柿の木を見た時、その世界が展開されていました。
それは、見た感じ明らかに舞台芸術…。

ヘタクソな絵でごめんなさい。分かりますでしょうか?(デザイナーだけどイラストレーターじゃないんで、直接線を描くのはイマイチ)

そう、能の舞台を思い出す、言葉では表現できない「わびさび」パフォーマンス。

囃子(はやし)と地謡(じうたい)を兼務するスズメは一羽。
丁寧にリズムを歌いながら、少し猫背気味に目立たず歌い続けます。

シテ方(主役)は枝に止まると同時に、体を反ったり、前のめりの姿勢をビシッと決め、同時に大きな声で「ジャッ」と発声します。

観客のスズメは確認できなかったので、これはリハーサルなのかもしれません。


実際、寝起きに聴くこのスズメのせめぎ合いの声、今思えば囃子&地謡を二羽以上のスズメが歌っているのを聴いた事はありません。そう、二羽で構成される芸術のようです。


concreteの森下氏にスズメ囃子のリズムを解析してもらいました。

ループが定期的に分断される変な(ノリきれない)リズムだそうですが、どこにでもパフォーマーが入れる許容力があるのかもしれない、とのことでした。
フラメンコもリズムが不定期で(セオリーはあるようです)、それ故にダンサーの自由があるんだとか。



これは、、、おとぎ話なのかもしれません。
でも、私は彼らの芸術をこの目で見ました。交差点の脇にある柿の木で。


ま、参考までに。

2008/04/02

Co2

正直言いますと私、「人間が二酸化炭素を過剰に吐き出して地球温暖化を進めている」という論には賛成してません。

確かに人類によるCo2の排出量が上がってるのは間違いない事ですが、地球規模で考えるとたかが知れてるんではないか、と。

むしろ、「Co2を酸素にする植物(including "葉緑素")が人類によって減らされてる」というなら少しは納得します。


とはいえ、とはいえですね。
光合成をする植物はアマゾンとか南アジアの木々だけではありません。
その辺でアスファルトを突き破って生えてる屈強な雑草も光合成しているわけです。
いっくらでも生えてますよね、そんなサバイバー植物。

さらに、地上の光合成なんてかわいいもの。
海を忘れていませんか?
人類が未だに知り得ない海が処理するCo2。
Co2は水に吸収されやすく、研究によっては地球のCo2の8割近くが海によって消化されてる(酸素化している)とか。



そう、私達の排出するCo2などより私達が気にすべき事。
・無駄に邪魔しない(やたらな花火大会など、人間よりセンサーの発達した鳥達には迷惑)
・殺したら無駄なく使い、食う(食べるために殺すのは仕方ない事)
・謙虚であること(動物、植物でも尊敬し尊重する)


でもややこしいことに、イノブタとかは人間が作って、間違って繁殖してしまった生物。無駄に輸入して繁殖してしまったハクビシンとかも同列かな。
駆除すべきかどうか…。

ちなみにこやつらとカラス達を同列に扱うのは間違ってます。
カラスは極めて自然の生物です。
邪悪なものを吸収する神として世界各地で尊敬され続けている存在。

つまり、人間が邪悪になったのでカラスが増えた。自省しろ、それだけのこと。


話がどっか行っちゃいましたね(笑)。
ま、正体不明のCo2増加だけ見ててもしょーがないっつーことで。