2007/12/20

ペット選手権

一般的にペットといえば犬猫、ちょっと間をおいて鳥ってところでしょう。

でも人間との関係ってそれぞれ違う感じがしません?犬好き、猫好きで性格が違うように。


犬は元々犬から人間に近づいてきた珍しい動物です。
主従関係が必須なので、人間が上に立たないと彼らが上になります。
日本では江戸時代までの愛玩動物(ペット)の代表は猫で、犬は良く言えば仕事のパートナー、悪く言えば家畜だったわけです。
でも、主人にはとても良く従うので、それがかわいいんだと思います。


猫は人間を「まあ、興味なし。あえて言うなら別に良くも悪くない隣人」としか思ってない感じです。
さらに飼い主などは「ちょっと優しくすると(なつくと)えさをくれるしもべ」程度でしょう。
そのなめた態度と反する柔らかい容姿、むかつくほどかわいかったりするんでしょうね。


鳥、こいつらは難問です。
飼い主を上にも下にも見ません。ほとんどの鳥に上下関係とかそういう思考回路がほとんどないので。
飼い鳥の8割以上はインコ・オウム類だと思うんですが、大型になるほど人間と思考回路が似ています。なので、一羽飼いであれば「飛ぶガキんちょ」、複数羽で飼う場合は「飛ぶ同居キッズ」て感じでしょうね。


人間関係においても上下関係が好きじゃないので、犬を飼った事も飼いたいと思った事もありません。客観的にはかわいいもんですけどね。
鳥は飼った事もありとても良い連中ですが、自然界で暮らしていた方が幸せだとも思うし、ビミョーです。

というわけで、MY BESTペットは猫に決定です。
人間も猫も都合よく相手を利用してるし、猫にとっての自然界は人間の暮らす空間なので、一番ペットとして無理のない存在だというのが選考理由です。

2007/12/19

Apple China製

iPod mini 2だそうで。

2007/12/18

これだけは言っとかないと…

野鳥の会等の会員ではありませんよ。その道ではシロートです。


鳥やら虫(主に蛾)のデザインをヒントにすることが多く、そのうち鳥の知性やら人間性(?)やらにちょっと興味を惹かれるようになった、というわけです。
ヤツら、よく見てると遊んだり歌ったり話したりぼぉ〜っとしている時間ばかりで、やたら生活を楽しんでる感があって。

虫は生物的な深さはあるものの、個人的には外観以外深く入り込もうとは思いませんでした。
例えば、こんな蛾の成虫はフォルム的に良い感じ。
昔こういうフォルムで真っ白のヤツを見たことがあるんですが、何て蛾なんでしょうか?目だけ黒くて、あとは真っ白でふわふわ。体長は6〜7cm程度だった覚えがあります。

もしご存知な方がいましたらコメントください!

ヨウムのつぶやき

どーでもいいんですが、かなりくすぐられる映像です。



どっちかというと「あれ?十円じゃん。」ですね。
ヨウムはある研究によると5〜6歳児の知能と3歳児の理性だそうです。頭が良くて抑えが利かない、、問題児じゃん(笑)。
つまり、ちゃんと十円玉だと判断して言葉を発してるわけです。「あれ?」は天然ですねぇ。

私たちの勘違い

犬猫の視覚がモノトーンであるため、人間以外の動物全ての視界がモノトーンだと勘違いされてる方が多いようです。
同じように全動物の嗅覚も人間より発達していると勘違いしているケースもありますね。

実際のところ犬はその通りです。猫も大体そんなところですが、ナイトビュー機能(夜間用)がある分犬より視覚に頼っている部分は大きそうです。

ところが、脳が発達している猿や類人猿はほぼ人間と同じレベルなようです。

さらに、空を昼に飛ぶ鳥は人間より視覚が発達していますし、嗅覚はおおむね人間以下です。聴覚は平均的に人間レベルでしょうか。
猛禽類は眼にズーム機能があるし、カラスが光の4原色で世界を見ていることはニュースでご存知かも(ゴミ袋を黄色にするとカラスは中が見えない)。RGB+V(かな?)。
そういったことから、色彩感覚は人間など比にならないでしょう。あの真っ黒ボディもカラスから見ると美しい光沢があるのかもしれませんね。
特に草食の鳥に関して、嗅覚はほとんど利かないと考えていいでしょう。


3大感覚の順番は、
・人間:視覚>聴覚>嗅覚
・犬:嗅覚>聴覚>視覚
・猫:嗅覚>聴覚>視覚 ※微妙な点もあり
・鳥(日中飛ぶもの):視覚>聴覚>嗅覚
・鳥(夜飛ぶもの):視覚=聴覚>嗅覚 ※主にフクロウ
・鳥(飛ばないもの):嗅覚>聴覚>視覚 ※キーウィ等
・鳥(泳ぎ専門):視覚>聴覚>嗅覚 ※ペンギン等

人間と鳥の感覚はほぼ共通していますね。鳥の方が人間より嗅覚より視覚をちょっとばかし重要視している感じです。

2007/12/17

とりのデザイン選手権

野鳥が少なくて寂しいので(?)、個人的な鳥のデザインランキングでも。


早速いきましょ。

3位 オオルリ

純粋にデザインからというより、色の美しさとさえずりの美しさからのランク入りです。
さえずりの美しさでも2位に入ります。ちなみに1位はクロツグミ。


同率3位 ハシボソカラス

でましたカラス。都会で嫌われてるリーゼントヘアのギャング団、ハシブトガラスではなく、元祖都会カラス(最近は山の方にいます)のハシボソです。ハシボソの方が体型がスタイリッシュなもので。
徹底的に真っ黒に進化してきた経緯(理由?)を知りたいものです。
漫画では黄色いくちばしで書かれる事が多いんですが、実際は見ての通り真っ黒です。
羽は光の当たり具合によってハシボソが緑っぽく、ハシブトは紫っぽく光ります(ちょっとうる覚え)。


2位 アデリーペンギン

完全に白黒2値のモダンデザインペンギンです。
普通ペンギンは白黒じゃないかと思われがちですが、アデリーペンギン以外はちょっと目の周りとかに赤とか黄色をあしらってるんですね。
アデリーは目元の色気も捨て、完全モダンに徹してます。
良い線ではっきり色も塗り分けられていて、目まで白黒でかちっとデザインされてます。シャチと同レベルのかっこよさです。

他に白黒2値でスタイリッシュな鳥もいますが(身近ではセグロセキレイなどなど)、色の塗り分けの完成度がアデリーペンギンに及びません。


1位 ルリコシボタンインコ

堂々の1位。2位以下を引き離しての優勝です!

写真、ちょっとひなですね。完璧なルリコシにしては少し色が薄いかも。
このヒトたちがすごいのは、そのグラデーションです。
くちばしの紅色から始まり、胸元の黄色を経て黄緑から尾羽で緑へとCGのように変化しています。
青から紫がないんじゃないかとお思いでしょうが、そこが「瑠璃腰」ボタンの由来、背中(腰)に青紫が入っています。さらには羽毛なのか肌の色なのか、隠れて紫が存在します。

このグラデーションはCMYK(減法混色)に完全準拠しているので、例えばIllustrator等で赤から緑のグラデーションを作ってみてください。ルリコシのできあがりです。
ファイルのモードをRGBにするとどうでしょう。これはルリコシではありませんね。
どうすればこんなにアカデミックな色になるのか…。すごいとしか言いようがありません。
ちなみにボタンインコ(ラブバード)類共通のグッドデザインはディテールにも及びます。
・まつ毛がない ※一般的に鳥にもあります
・鼻の穴まで頭髪(羽)で隠れている
・完璧にオールバックの頭髪(羽)
・目の縁取りと共通テーマのくちばし根本の白いテープ状の何か ※このパーツ、見た目以外の使用用途はなさそうです
・デフォルメされたかのような3頭身
・まんまるな頭
生物的な無秩序さや雑然さを持たない、究極のモダン&アバンギャルドデザインと言えるでしょう。



デザインの話がようやくできて一安心。。。

2007/12/16

寂しい初冬。。

今日は不思議なほど鳥がいませんでした。
このところ、例年ならうろちょろしているヒヨドリやスズメがあまりいないようです。山にエサがあるんじゃないかとの予測で、本当にそれなら幸せなことですが。

環境の中で鳥の鳴き声は重要です。寂しいのはなぜなのか、、鳥の鳴き声がないのが原因です。失って分かるもの…。
環境音としての歌。クロツグミやオオルリ、ウグイスほどの美しい歌じゃなくても、鳥のさえずりはなくてはならないものですね。

カムバック!!やかましい鳥達!!

2007/12/13

ミーム

人は次の代に知識を伝えたり、あるいは芸術作品のように世代を超えてソフトウェア的なものが伝わって行きます。
「ミーム」とも言われるもので、知的財産のDNAのようなものです。


面白い事に近代化する前までのスズメはあそこまで人を恐れていなかったという話があります。
中国のスズメ絶滅計画(結局害虫が大発生した←今考えるとアホな計画ですね)ほどではないにしても、日本でもスズメを減らす計画を実行し、それ以後恐れるようになったとか。

年月が流れ、最近は結構人なつこいスズメも出てきたとかで、つまり「人間は俺たちを見つけたら殺そうとする」という代々伝わってきた情報が薄れつつある証拠なのかもしれません。

スズメは2〜3年が寿命と考えると何十代も伝えられてきたんですね。

また、ウチの近くに住むスズメはここ5〜6年夕方のさえずりが特殊です。「ちょりん、ちょりん」と皆鳴きながら寝る前の集会を開いてます。他の土地では聞いた事ありません。
これはもしかすると、以前飼っていたラブバードの言葉をまねているのかも。ヤツは「まりん」という名前で、もっぱら自分の名前でさえずって(叫んで?)ました。
これも伝承したのかどうか…。


歌(鳴き方)の伝承、、これはまたウグイスの回で細かく書こうと思います。

2007/12/12

逆ユニバーサルデザイン?

逆ユニバーサルデザインというか、一般的に人間以外の野生生物が嫌われる要素を分析してみました。
基本的に人に馴れていないという条件です。

1.賢い
2.すばしこい
3.清潔感に欠ける:残飯を食べる等
4.虫
5.黒っぽいor派手
6.家に入り込む
7.くさい
8.凶暴
9.毒あり
10.足が多い
11.足がない
12.人より優れた部分が複数ある
13.ぶさいく
14.ふてぶてしい

トップクラスはゴキブリ、ムカデ、ヤスデ、ゲジ、カメムシ、蚊、(血を吸う類いの)アブあたりでしょうか。高ポイントです。
次点はヘビ、カラス、毛虫、ヒル、ハエ、(攻撃的な類いの)ハチとか。
その他、クモ、ヤモリ、イモリ、コウモリ、ネズミ等々。

嫌われる原因として「生理的にきもい」ケースと、「邪魔、うざい、憎たらしい」ケースに分かれます。
おおむね虫は「生理的にきもい」、鳥類・ほ乳類・は虫類・両生類・魚類等は「邪魔・うざい・憎たらしい」ケースでしょう。

後者は飼えばかわいいペットにもなり得ます。カラスなどは会話もできるしかわいいもんです(いたずらはすごいらしいんですが)。


ちなみに私、生理的に嫌いなのはムカデ&ゲジ、憎たらしいのはカメムシ&蚊です。
ゴキやヤスデは大丈夫、ヘビをはじめとするは虫類系はちょっとかわいいと思うし、その他もそれほど嫌いじゃありません。
また、気持ち悪くてもムカデは頭が良い感じがするので、成敗するたびに成仏を願ってます(笑)。

自然の多い地域の冬最強の敵「カメムシ」、あいつらの異臭は実際に毒ガスらしいので注意!!
とっつかまえるにはガムテープがベストです。長めのガムテープに背中からくっつけて、ガムテジップロックすればガスも封じ込められます。
今までの経験では、あの異臭はカメムシボディーにプレッシャーを与えなければ発生しなそうです。
裏側を見てみると分かるんですが(見たくないが…)お尻あたりに1mm径の大きい穴が開いていて、そこからガスが出るようです。で、スポイトのような構造になっているんじゃないかと。だから、本体を押さない限りガスは出さない、、、、かも。
そうそう、緑色の小さいカメムシは常にクサいので気をつけてください。あれはカメム子で、幼いので身を守るために常にクサくできているようです。


何だ?このブログ(笑)。

変なヤツら1


デザインと関係ないネタですが、ふと思いつきました!
目の当たりにした、あるいは音で聞いた鳥の常識外行動その1。


雀(スズメ目・ハタオリドリ科)

1. 人間のように片足ずつ交互に出して歩ける
誰も信じてくれません(泣)。
田舎の歩道で2羽が虫をつついて遊んでいる時、両足そろえてではなく片足交互で走ってました。2羽両方。車の中から見た光景です。
でもそれ以後見かけた事がありません。
スズメじゃないんじゃないかって?いやいや、間違うはずありません。

2. ボキャブラリーが多い
「ちゅんちゅん」「じゅんじゅん」以外にも相当な言葉数を持ってます。朝っぱら聞き耳を立ててみましょう。
おそらく会話しているんでしょうが、相手の話はあまりちゃんと聞いていないようです。言葉数の多さといい、イタリア人かフランス人てところでしょうか。

3. あなたの家にも住んでいる
天井裏や屋根の方でガサガサ音がする場合、朝や夕方に限るならほぼコイツらに間違いありません。多分雨どいなどにいて、歩いている音です(多分片足ずつ交互に出す歩き方で)。
ネズミかと心配していた方、ご安心(?)を。
とかいいつつ、雨どいにちゃんとした巣を作られてしまった場合、詰まります。というか、なんで水が流れる雨どいの中に巣を作るかな。

4. ファンキー
よく鳴き合いをしているんですが、2〜3羽で定期的なリズムを持ち回りで鳴きます。身近にいる野鳥で、複数羽でリズム鳴きをする連中はいません。
「ちゅん」とか短い鳴き方ばかりするのはファンキーさ故なのか!??

5. 馬鹿のふりをしている
これは憶測です。
ほとんどの人がスズメって利口じゃないと思ってるでしょ?
それは人の気配があると「ちゅん」と鳴いて両足ではねてすぐ逃げる、「あっしらバカで臆病なんで…」アピールしてきたたまものなんですよ。
バカを装っていた方が安全だと判断しているのかどうか。
まあ、あくまで憶測ですよ。


山に住んでるので、よく考えたらこういうネタが転がってました。
他のネタがない時に使お。次はウグイスあたりですか。

2007/12/10

ユニバーサルデザイン その1

人間がいなくなったらカラスかクマネズミが進化して地球を支配するんじゃないかと思うこのごろ、こヤツらに共通の強みを見つけました。


鳥とげっ歯類共通なんですが、「虫歯にならない」こと。
どちらもくちばしや葉が伸び続けるので心置きなく食せるわけです。
より無理がなく美しい鳥の方が勝ち!と思います。ほ乳類より鳥類の方が高等生物としてははるかに先輩ですから、まあ順当な勝利でしょう。
これは生物のユニバーサルデザインですね。虫歯なし、、うらやましい…。

それに比べて人間は生物的に優れたデザインとは言えないような気がします。無理が多い。



このところデザインというよりWebプログラミングばかりです。正直デザインより高い集中力なのが不思議ですが。
結局デザインを突き詰めて行くとインターフェイス等も気になって、Webだとプログラミングに足を突っ込む結果に。そんな経緯を持つデザイナーも何人か知っていて、自分もそうなろうとは…。

今日の問題はIEにおけるJavaScript変数のエラーでした。
他のブラウザでは一切問題が起きなかったのに、IEでは6も7もエラーが発生して処理が止まります。
あがいたあげく、原因は変数の扱い方でした。

結論:IE用に念のため変数をあらかじめ宣言してから使う。

一般的な開発言語では当然の処理ですが、Web開発によく使うJavaScriptやphpでは宣言なしで問題ないので意表をつかれた感じです。
ちなみに同じユーザー関数内で宣言しないで使っていた変数もあったんですが、そちらはエラーになりません。いつもながらIE意味不明。


こちらの株式会社middlecentreサイトの裏側でレーベルサイトを構築中。

2007/12/06

鳥のヒトたち

はじめまして。


「とりのデザイン」と言ってもイタリアTrinoの工業デザインとは何の関係もありません。
デザインをはじめとしたクリエイティブなことと鳥をからめて書いていこうかな、と思っただけでなんです。
実際はテーマから外れるでしょうし、テキトーになりそうですけどね。

ちなみに私、こちらのデザイン部門とゆる〜く契約しているデザイナーです。
よろしくおねがいします。