2008/12/20

あぁ無情

SUBARUがWRCから撤退だそうで…。

フェラーリがどんなに弱くてもF1から撤退しないのと同じようなニオイをSUBARUには感じていたものですが。

HONDAのF1撤退なんて大した事ありません。
HONDAが去ってもF1は存続するし、過去もHONDAは自己都合で何度か撤退してきたメーカー。
日本の誇りではあっても、F1の存続に関わるような存在じゃぁないんです。


方やSUBARUは、政治面でも財政面でも、文化・民族面でもWRCを底から支え続けてきたメーカー。
例えSUBARUが優勝できなくても、「何であれSUBARUがWRCを支えてくれる」という暗黙の了解がラリー界にはあった感じ。

私がショックなのと同じくらい悲しいのはイギリスのラリーファンかもしれません。
今は亡き2人のブリテン出身チャンピオンを排出したのはSUBARUです。
その2人、コリン・マクレーとリチャード・バーンズを失い、SUBARUまで去って行くなんて、ひとつの巨大な時代が終わったも同然。
コリンの訃報には号泣したぐらいなんで、ホント、何と言っていいのか…。


何だか泣きそう…。
この十数年来、WRC by SUBARU。
毎年撤退をほのめかすFordや、突然撤退しかねないCITROEN。そんなメーカーばかりだったのですよ。TOYOTAもそうでした。
SUBARUは今際の際までWRCに居続けると思っていたのに…。


WRCを支え続けたLanciaが去り、それを十数年以上継いだSUBARUが去る。
F1におけるフェラーリのような存在がなくなって、WRCはどうなるのか…。CITROENが継げるのか???
でも、CITROENがちゃんと継いでくれるならひとまず安心。
プジョー式ビジネススタイルの影響がなければ、SUBARU同様に極めてバカ正直(&変態)な職人メーカーなので。


何にしても、2010シーズンにSUBARUがWRCに復帰できることだけを願います。
それまで、SUBARUと並ぶ世界に誇る変態メーカーCITROEN、WRCを支えてくれ!踏ん張ってくれ!
WRCではマルック・アレンの頃から約20年SUBARUへの思い入れが強いけれど、何よりWRCが存続し続ける事を望んでる。ホント、頼む。

2008/12/05

閑話休題

久しぶりにデザインの話??

WRCが好きなんですが、知る限り印象に残るクルマをあげてみました。少ないですけどね。


・ランチア・フルビア
最高に色っぽいセダン系クーペですね。
クールでアンニュイで、粋でスマート&セクシー。
ちなみにフルビアが走っていた頃は私、まだ産まれてません。。
現代版フルビアを開発してるという話がありましたが、どうなったんだろ?

・ランチア・デルタ
デルタの前に名車アウディ・クワトロがあるんですが、あれはブサイク。
クワトロもデルタも強烈な増改築で改良された歴史があり、同種。
でも、クワトロは見た目が醜悪になることなど気にせずに増強されたけれど、デルタは醜悪にならないように増強された点が多いに異なります。
彫刻的でバランスが良い。イタリア風の強さが魅力。

・スバル・インプレッサ(初代)
初代インプレッサの登場は衝撃でした。
明らかに無駄のない筋肉質なカタチ。圧倒的なバランスの良さ。
グループBのニオイを残した男っぽいデルタや大きく流線型のセリカとは全く違い、コンパクトで猫のように柔らかそう、かわいいインプレッサ。
特に「かわいい」あたり、とても日本的。

・スバル・インプレッサ(3代目=2008年現在)
その後、スバルと三菱以外がハッチバック系へ移行し、「かっこいい」というより「フツー」のクルマがバカっ速い時代になりました。
痛快でリアルではあるものの、クルマ自体のかっこよさを感じなくなってきたところ。。。
いやぁ、現行のインプレッサは他社と同じハッチでも、えれぇ美しい!
ボンネットが低く平べったく、その佇まいと走ってる時の姿はうっとりするほどエレガント。
これでもうちょっと速くなれば最高ですね。

ありゃ、ランチアとスバルのみ。
まぁ、ランチア去りしWRCを財政・運営共に支えてきたのはスバルなわけだし、そういうオーラもあるんでしょうね。



名車と言えばストラトスやアウディ80が上位に来るんでしょうが、あえて見た目で判断します。

歴代最高に美しいラリーカーはフルビア!
現行インプレッサは僅差の2位です。
3位は、、、ちょっと差があるし同率が多すぎて判断しかねます。

何だか最近、インプレッサを見るためにWRC番組を見てるようなもんで、酒でも入っていようもんなら鳥肌が立って「美し〜」なんて口走ってしまうくらい。

インプレッサ、市販車もけっこうエレガントです。
ディテールがもっとあっさりすれば、輸入車も含めてクラストップのデザインだと思います。

2008/11/22

jQuery File TreeのSQLインジェクション防止

前回、htmlentitiesをhtmlspecialcharsに変更する事を書いたんですが、そのままだとSQLインジェクションの穴があるかもしれません。

htmlspecialchars(文字列,ENT_QUOTES)

が王道でしょうか。


データベースに問い合わせる場合、例えば
「select * from this_table where name like…」
とクエリを書く場合が多いと思いますが、likeの先が「'」=シングルクォートで囲まれてる場合、「ENT_QUOTES」を使えばシングルクォートを無害なエンティティに変換できます。


SQLインジェクションってのは、本来「'」=シングルクォートや「"」=ダブルクォートで囲まれて問い合わせするのにつけ込んで、入力フォームにそれらを使う事でSQL文を成立させてしまう手口なわけです。

phpやcgiでデータベースクエリ文を生成する時に使っているクォートを禁止すれば、基本的にはOK!


日々デザイナーからプログラマーへ進んでいるこのごろ。
ま、行き着くところまでいきましょぉ。

2008/11/21

jQuery File Treeでの文字化け

メモです。。。

jQuery File Treeで、コネクターにphpを使うと日本語ファイルが文字化けします。
対処法は簡単です。

プラグインに同封されているconnectors>jqueryFileTree.phpの中をちっとばかしいじるだけです。

htmlentities()という関数をhtmlspecialchars()に変えます。
カッコ内の構成はいじる必要ありません。
「htmlentities」を「htmlspecialchars」に一括置換えすれば完了です!

英語圏では問題ないからentitiesの方を使ったんでしょうね。
でも、簡単に解決できてよかった。

2008/11/20

jQuery File Tree

このところジョウビタキ(通称ウチのヤツ)とjQueryだらけになっているこのごろ、またしてもjQueryプラグインのお話。

アップロードとダウンロード&ディレクトリ管理を考えて、表示にはjQuery File Tree、アップロードにはjqUploaderを試しました。


まずはFile Tree。
これ、良くできてます。
・Linux GNOME風のファイルツリー表示がファンシー
・フォルダやファイルアイコンの変更が容易
・拡張子への対応もスタイルシートをちょちょいといじるだけでOK
・ページへの組み込みが簡単(jQueryプラグイン全体に言える事ですが)

欠点は、
・最終選択ファイルの情報しか吐き出さない

個人的にはディレクトリ管理も視野に入れていたので、「フォルダ選択時にフォルダの情報も吐き出してくれたらなぁ」なんて思ったりもしました。※もしかすると吐き出させる方法があるかもしれません。


jQuery File TreeにしてもjqUploaderにしても、phpと組んでサーバ内部とやりとりしています。jqUploaderの場合はFlashを使ってローカルとの橋渡しまでしていて、構成は結構複雑だったりします。


jQuery File Treeの基本的なところを押さえておきます。

$(document).ready( function() {

    $('#container_id').fileTree({

      root: '/some/folder/',

      script: 'jqueryFileTree.asp',

      expandSpeed: 1000,

      collapseSpeed: 1000,

      multiFolder: false

    }, function(file) {

        alert(file);

    });

});


この「.fileTree({」以下のJSON形式で指定されている部分が設定値ですね。
以下のようなオプションがあります。

root : 最初に表示されるディレクトリ : デフォ=/(root)
script : サーバサイドのAjaxファイルのパス : デフォ=jqueryFileTree.php
folderEvent : フォルダの開閉のトリガー : デフォ=click(シングルクリック)
expandSpeed : フォルダを開くときの速度 : デフォ=500(ms) ※-1でアニメーションなし
collapseSpeed : フォルダを閉じるときの速度 : デフォ=500(ms) ※-1でアニメーションなし
expandEasing : フォルダを開くときのイージング : デフォ=None
collapseEasing : フォルダを閉じるときのイージング : デフォ=None
multiFolder : フォルダを複数開かせるか : デフォ=true(開かせる)
loadMessage : ツリーをロード中に表示するメッセージ : デフォ=Loading...


注意点はroot。
phpの設定かどうかは調べていませんが、デフォのままだとwwwルートではなくサーバのルートから表示してしまいます。
正しいパスを絶対パスで設定しなきゃならなりません。
でも、絶対パスがバレてしまいます。
見えるところに置かれかねないJavaScript、できるだけ隠す工夫をした方がイイですよ!

でもって、8行目のfunction(file)。file変数に選択したファイルのパスが代入されます。※もちろんfileという名前じゃなくてOK
その先は関数に振るのも良し、その中で処理して完結させるのも良し。


アイコンを変更する、あるいはFile Treeが認識しないファイル(拡張子)については、「jqueryFileTree.css」のココ↓

/* File Extensions*/
.jqueryFileTree LI.ext_3gp { background: url(images/film.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_afp { background: url(images/code.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_afpa { background: url(images/code.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_asp { background: url(images/code.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_aspx { background: url(images/code.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_avi { background: url(images/film.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_bat { background: url(images/application.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_bmp { background: url(images/picture.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_c { background: url(images/code.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_cfm { background: url(images/code.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_cgi { background: url(images/code.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_com { background: url(images/application.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_cpp { background: url(images/code.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_css { background: url(images/css.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_doc { background: url(images/doc.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_exe { background: url(images/application.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_gif { background: url(images/picture.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_fla { background: url(images/flash.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_h { background: url(images/code.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_htm { background: url(images/html.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_html { background: url(images/html.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_jar { background: url(images/java.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_jpg { background: url(images/picture.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_jpeg { background: url(images/picture.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_js { background: url(images/script.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_lasso { background: url(images/code.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_log { background: url(images/txt.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_m4p { background: url(images/music.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_mov { background: url(images/film.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_mp3 { background: url(images/music.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_mp4 { background: url(images/film.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_mpg { background: url(images/film.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_mpeg { background: url(images/film.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_ogg { background: url(images/music.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_pcx { background: url(images/picture.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_pdf { background: url(images/pdf.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_php { background: url(images/php.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_png { background: url(images/picture.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_ppt { background: url(images/ppt.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_psd { background: url(images/psd.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_pl { background: url(images/script.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_py { background: url(images/script.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_rb { background: url(images/ruby.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_rbx { background: url(images/ruby.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_rhtml { background: url(images/ruby.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_rpm { background: url(images/linux.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_ruby { background: url(images/ruby.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_sql { background: url(images/db.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_swf { background: url(images/flash.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_tif { background: url(images/picture.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_tiff { background: url(images/picture.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_txt { background: url(images/txt.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_vb { background: url(images/code.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_wav { background: url(images/music.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_wmv { background: url(images/film.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_xls { background: url(images/xls.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_xml { background: url(images/code.png) left top no-repeat; }
.jqueryFileTree LI.ext_zip { background: url(images/zip.png) left top no-r


拡張子を追加したいなら、例えば.JPGという拡張子のjpeg、
.jqueryFileTree LI.ext_JPG { background: url(images/picture.png) left top no-repeat; }
という行を追加します。コピペで追加して、ちょちょいと変えればOK。
アイコンを変更したいなら、
.jqueryFileTree LI.ext_zip { background: url(images/zip.png) left top no-r
を変更するか、その画像ファイル自体を上書きすればOKです。


このように開発者&ユーザーフレンドリーなjQuery File Treeですが、データベース連動型レコード(当然Ajax流の非同期)に適用するにはどうしたら??

そう、とてもエレガントなプラグインでありながら、JavaScript系で悩んでしまうのはこの辺だったりします。

headタグに書き込むにしても、ページを読み込んで実行した段階で該当要素がないと、全く知らんぷり。
この辺はスタイルシートとは全く異なります。

じゃぁ、動的に書き出されたhtmlのbody内にscriptタグを組み込む??
ひとまず解決なんですが、ソースが何だか汚らしい。


そこで結論。
元々File Treeの要素をDisplay:noneで隠しておいて、ボタン等で表示させる関数に上記スクリプトを組み込むわけです。
こうすれば全て解決&エレガント。
ボタンをクリックするたびにディレクトリ内容が参照され、更新されるという素敵な副産物もあります!


何にしてもjQuery File Treeは優しい&易しいプラグインです。
このブログがちょっとでも役に立てば幸いです。


むしろちっとばかし問題なのはjqUploader…。。。。次回。注意:悪かぁないよ

2008/11/19

ウチのヤツ

いわゆる「ウチのヤツ」あるいは「冬の野良鳥」、ジョウビタキ♂。
よ〜く家の中をのぞいてます。
ちなみに私、数日前に寝室と仕事部屋の場所が全てバレました。


この前、日中居間でちょっとした事務作業をしてた際に、居間の前のテラスにヤツがやってきました。
ま、これはいつもの事です。

中をのぞいて人間観察するだけかと思ったら、「ヒー、ヒー、ヒー」、さえずりはじめてしまいました。
これは私にも問題があって、いつも口笛でそのさえずりをマネしたり、「カッカッ」っていう鳴き方も舌を使ってマネしてたので…。

しょーがないのでこちらも部屋の中から口笛で応戦。
ちゃんと間合いを感じて鳴いてくれていて、ペースを落とすと彼も落とします。


っつぅか、あのさえずりの意味は何??
テリトリー誇示のものと思っていたんですが。

これでウチに来なくなったらテリトリーに関係するのかも、と思って心配したんですが、クルマのサイドミラーは相変わらず糞とクチバシ油で汚れてるし…orz。



その辺の事はまた後日報告します!
あのヒト、花粉の季節あたりまで滞在するんで、時間はまだまだあります。

jQueryへの移行

アップローダーやファイルブラウザ等々、Java Scriptで本来難しいと言われる機能を探すと、ほとんどjQueryのプラグインに突き当たるのです。

しかしながらどのプラグインもprototypeと共存するのは非常に困難、というか面倒臭いのが事実でして…。

振り返ってみると、prototypeに頼り切ってた部分はAjaxの部分。フォームからの値取得、要素への書き出し、cgiやphpなどサーバーサイドとのやりとりでした。
まとめてみると3〜4程度の機能です。


jQueryにも全ての機能があるので、それに慣れれば「脱・prototype!!」


●$()
・prototype
基本的にidタグがターゲット。
取っ付きやすいが、柔軟性がない。また、html側をprototype仕様にする必要あり。
・jQuery
DOM準拠。スタイルシートと同じ要領でターゲットを指定できる。
スタイルシートをマスターしている人は強烈に使いやすいはず。

●サーバーサイドとのやりとり
・prototype
Ajax.RequestとAjax.Updaterが代表的。
特にUpdaterは用途が定まっていて、JavaScriptの記載がシンプルで良い。
逆にRequestは処理内容によって分かりづらい記載になることがある。
・jQuery
汎用性の高い$.ajaxが代表?
prototypeのUpdaterに比べると記載が煩雑。
しかし自由度がかなり高い。


jQueryに移行しはじめて感じたのは、jQueryの方が透明性が高いということでしょうか。
スタイルシートを構成しているようにJavaScriptが組めるので、何と言うか、、、htmlの常識的、「あたりまえ」な感触。
prototypeは便利で分かりやすいソースで記載できる反面、ちっとばかしブラックボックスな感覚があるんですよね。


というわけでjQuery万歳!の巻でした。。。

2008/11/13

jQueryプラグイン Part1

半ば自分用のメモとして書きます。
ついでにご覧の方の参考になれば幸いです。


jqDock
MacのDock風エフェクト。
jquery.jqDock.min.jsはコンパクトバージョン。

そのエフェクトは素晴らしいんですが、なかなかビミョ〜なガイダンス(英語)しかありません。
しかもそのガイダンスまでAjaxバリバリで表示する徹底ぶり(上記リンクページ上部の「introduction」の行)。
結局、そのページのソースに良い感じの説明コメントが記載されていて、こちらの方が理論派には分かりやすいかもしれません。


ポイント

・jqDockとはどんなものか
アイコンの最大サイズはオリジナル画像のサイズです。
最小サイズは後述するオプション設定で変更できます。
htmlは非常にこざっぱりしていて、余計なタグやスクリプト記載はありません。
jquery.jqDock.jsとjquery.jqDock.min.jsとの違いについての説明は見当たりません。同じソースながら、コメントや記載をコンパクトにしたものがminバージョンなのかもしれません。

・prototype.jsとの共存は難しい、、かも

そもそも$()がぶつかっています。
なのでコンフリクトを防止するステップを追加するんですが(前回記載)、プラグインは当然コンフリクトのないjQueryオンリーの状態で書かれています。
jqDock自体を改造しないと使えません。
私は面倒なので改造しませんでした。
prototype.jsで重宝していたのは$()とAjax.Updater、Ajax.Requestだけだったので、同じ機能を持つjQueryであれば問題ありません。

・htmlの記載例


<div id='menu2' class='demo'>
<a href='index.php?dt=2' title='Camera'>
<img src='images/m2/Camera.png' alt='' />
</a>
<img src='images/m2/Floppy.png' alt='Floppy' title='Floppy' />
</div>

aタグでimgタグを囲んでも、imgタグのみでもDockのアイコンとして同じ振る舞いをします。
ただし、imgタグのみのアイコンにリンク等を設けるには、後述するJava Scriptが必要です。当然か。。。
画像数は考える必要がありません。jqDockの方で自動調整してくれるようです。
classの記載も気にする必要はありません。デモ用に使われてるCSS用のクラスなようです。

・あった方がよさげな初期設定Java Script

jQuery(function($){
$('div.dock>img').each(function(i){
$(this).one('click', function(){ location.href = 'index.php?dt='+(i%5); return false; });
});
$('div.dock').each(function(i){
var opts = {align:'right', size:60, distance:72, coefficient:1.5, labels:'ml', duration: 500};
$(this).jqDock(opts);
});

$('div.dock a>img').not($('#icons a>img')).bind('click', function(){
var Href = $(this).parent().get(0).href;
if(Href && !/^javascript:/i.test(Href)){ //change location...
location.href = Href;
}else{ //trigger a click handler?...
$(this).parent().trigger('click');
}
return false;
});
});

3行目:imgタグのみでリンクできる設定をしている部分ですね。
6行目:オプション設定の部分です。※詳細は後述
10行目〜:imgタグでのクリックを適用しているセクション(と思われます)。

・オプション設定
ガイダンスを要約しました。他にもオプションはあるようですが、ひとまず基本動作設定を。

- align : 'top' , 'middle' , 'bottom' , 'left' , 'center' , 'right'
デフォルトは'bottom'。
動かないポイント(ライン)を設定します。
- coefficient : 数値
デフォルトは1.5。
カーソルからの距離とアイコンの拡大比率を設定する数値です。
1がリニアです。
- distance : 整数
デフォルトは54[pix]。
アイコン拡大が反応するカーソルとの距離です。
- duration : 整数
デフォルトは500[ms]。
ドックが反応するまでの遅延設定です。マウスのon、off両方の共通値です。
- labels : ブーリアンまたは文字列 , true , 'tl' , 'tc' , 'tr' , 'ml' , 'mc' , 'mr' , 'bl' , 'bc' , 'br'
デフォルトはfalse。
文字列の意味は、
't' : top
'm' : middle
'b' : bottom
'l' : left
'c' : center
'r' : right


・スタイルシート
jqDockページのソースを元に説明しています。

-水平&固定型:ブラウザ画面左上に固定される水平タイプです
#menu4 {position : absolute; top : 0px; left : 0px;}

-水平&相対型:ページ構成に準じて配置される水平タイプです
#menu1 {position : relative; top : 100px; padding-left : 131px;}

-垂直&固定型:ブラウザ画面右上に固定される垂直タイプです
#menu2 {position : absolute; top : 0px; right : 0px;, width : 50px;}


垂直&相対型のサンプルがないので、できないのかな??
個人的に今は必要ないので試してません。

docks(div.jpDock)の設定がabsoluteポジション、ゼロpadding, margin、かつoverflowがvisible、widthとheightが定まっている場合、デフォルトの背景色は、、↓
div.jpDock {background-color : transparent;}


ラベル(div.jqDockLabel)はabsoluteポジションでゼロmargin(topとleftも定義された上で)でのみ得られます。あとはあなた次第です。
デフォルトの設定は↓

div.jqDockLabel {border:0px none; padding:0px 4px; font-weight:bold; font-size:14px; font-style:italic; white-space:nowrap; color:#000000; background-color:transparent;}
div.jqDockLabelLink {cursor:pointer;}
div.jqDockLabelImage {cursor:default;}

設定例です↓
右側固定の垂直型、白地に小さい&太字ではない&深紅のラベル。
#menu2 div.jqDockLabel {color:#cc0000; background-color:#ffffff; padding:1px; font-size:12px; font-weight:normal;}



こんなもんだと思います、、が、まだちょっとしたモノがあったような…。
もっと分かりやすく書きたかったんですが、予想以上に手間なもんで。。ごめんなさい。

2008/11/08

鳥とjQuery

別々の投稿にすりゃいいんでしょうが、あえてごちゃまぜでど〜ぞ。


新しいWebサイト構築にあたって、jQueryというAjaxプロジェクトを採用してみました。
エフェクトはprototype系よりスムース&DOMに親しんだ開発者にとってはprototypeより分かりやすい、、かも?

とはいえ今までprototypeを使ってきた者として、jQueryは新参者。
できれば同居してほしいわけですが…。
乱暴に言うならprototypeの方が文系、jQueryの方が理数系で、古くからのJava Script使いからするとjQueryの方が分かりやすかったりします。

まず、prototypeもjQueryも$()を使います。
基本中の基本、$()は完全にぶつかります。
prototypeと違って、jQueryの$()はDOM基準です。そう、ちっとばかし違うのですよ。

同居させる場合には、コンフリクト防止のために一文加える必要があります。
こんな感じ↓

jQuery.noConflict();
var j$ = jQuery;

これだけで従来のprototype系$()はそのまま、jQuery系の$()はj$()で対応できます。

この一文を「no_conflict.js」として分離して保存して、head内に、
script src="no_confrict.js" type="text/javascript"
と組み込んでいます。


慣れ親しんだprototype.jsと先進的なjQueryの共存ができます。。。。が。。。。。
ちょっとした落とし穴があったりして。
次回!!



そしてジョウビタキ氏。
もお、自由自在です。

1.反射するモノが好き!
クルマのサイドミラーが好きなのは分かっていましたが、ある日気付くと引っ掻き傷のようなものが…。
目撃者によると、ホバーリングしては元の位置(ミラーの上)に戻るという行動を繰り返している様子。
実際は傷じゃなくて、脂っこい指で触ったようなもの。
なにそれ?

2.呼ぶと来る
ジョウビタキ氏の鳴き声は大きく分けると2パターンしかありません。
口笛のような「ヒー」、何だか分からない「カツカツ」。
どうやら「ヒー」はテリトリー管理用(犬猫のような脅迫性はなく、「私はここで越冬しますね。どぉもどぉも。」ぐらいのユルさと思われる)。
「カツカツ」は近距離、あるいは独り言用?「ヒー」に比べると意味不明です。
でもその「カツカツ」をまねた舌打ちをすると、「ウチのヤツ」がすぐに来てくれます。

3.人工物がとにかく好き
ジョウビタキ氏がクルマ好きなのは10年近く前から知ってますが、プレハブなども好きなのですよ。
観察してきた結果、やすらぎ=里山(的な環境)、面白いもの=(人間の)工業製品。


私の住む土地では、「オショウデン(セキレイ)とバカツカシ(ジョウビタキ)は絶対に殺してはいけない」という言い伝えがあります。
どちらも強烈に頭の良い鳥で(多かれ少なかれヒトをバカにしてる(笑))、多くの害虫を獲ってくれるというのもありますが、、、。

第二次世界大戦の食料危機の時代でも守られたことで(逆にムクドリやツグミは容赦なく捕らえられた)、日本での鳥とヒトの歴史の神秘を感じたりもします。


このような鳥とヒトの歴史、ご存知の方がいたらゼヒ情報ください!!!

2008/11/01

野良鳥

暖かくなるとシベリアまでさまよっていくウチの野良鳥「ジョウビタキ」。

前回書いた通り、今年のウチの野良鳥は人なつこい。
、、じゃなくて、多分ウチの野良鳥に観察されてる。

どぉも、時間帯に関係なく居間の前のテラスをウロウロしている様子。
それどころか、中に入ろうとガラスにぶつかったことすら…。

ほんと、手乗りになるんじゃないかと思うほどです。
実際はあまのじゃくなんで、手が届きそうで届かない距離で尾羽ピョコピョコしながら視線を外し続けそうですが。


そう、ジョウ氏は意図的と思えるほど視線を外します。というか、180°反対を向いたりします。
ネコの世界では「敵対心はないよ」って意味らしいんですが、ジョウ氏達も同じなのか??

勝手な予想では、あえてヒトを死角に入れる事でヒトがどう行動するか見ているんじゃないかと。
そこでヒトが何もしてこないから、「あぁ、こいつらはさほど危険ではないようだ」と判断してる気がします。


どこか人間に近い基準で判断するカラスや、あまりにシュール(天然?)すぎて意味不明なスズメ、「この世はおもちゃだらけ」セキレイとも違い、何だかニヒルで無邪気なジョウビタキ。
絶対にヒトがジョウ氏を観察してる以上にジョウ氏はヒトを観察してるよなぁ、と思うこのごろ。
トリ達とヒトの関係って面白い!



ウチの周りにいるスズメ達が、ヒヨドリやセキレイのように「羽ばたいては止める」波のような飛び方をしながら沢を上から下、下から上へ一直線に飛んで行く行動。
本来のスズメの飛び方ではありません。「絶対マネだ!」と思っていたんですが、このたび判明しました。
「セキレイのマネ」です。

そう、セキレイが全く同じ行動をしているのを見ました。
さらに、スズメがそのような飛び方をする際、羽ばたく時に必ず「ジュ」とか鳴きます。
セキレイもスズメと同じタイミングで鳴くんです。「ょぃしょ!」って感じ。
同じような羽ばたき方をするヒヨの場合、羽ばたく時に鳴くのを見た事がありません。直線で飛んで行く事もないし。

というわけで、ウチの周りのスズメがセキレイのマネをしているのは確実です。

ところがスズメのヤツら、ツバメのマネをするときと同じ、オリジナルより明らかにスピードや軽快感が劣ります(笑)。
でもでも、何だかやたらに一生懸命に楽しんでるんで、こちらも楽しくなってしまうわけです。


くだらないことばかりやってて憎めない(っつーか、強烈にかわいい)のがまたムカつく、スズメのヤツら!(笑)

2008/10/29

晩秋のモズ、冬のジョウビタキ

トリの世界は四季を通して面白いのですよ。


まずはモズ。

はっきり言って、すっげーうるさい(笑)。
声は汚いし、無駄に声が大きく響く。
さらには、他に誰もいなくても警戒音風なノイズを鳴きまくる!
「とりぱん」のとりの氏の見解ではヒヨドリがパンク野郎と定義されてますが、モズの方が騒音レベルはずっと高い。
4〜5羽のヒヨドリより1羽のモズの方がうるさい。

で、そんなことは分かり切っていた事。
「あぁ、秋も深まってきたなぁ」的な情緒。

ある日、庭の木立でエラく騒いでるヒトが。
「ヒヨ?」と思ったんですが、声も太いし、そもそも音量がすごい。
飛び立った姿はヒヨドリではなく、茶色くて太い。
「あ!モズだ!!」
と、その後を追うと、敷地内の柿の木のてっぺんにヤツがいました。
間違いなくモズの♂。見慣れた「しっぽくるくる」。

「相変わらずスズメを2.5倍にふくらしたような可愛さだねぃ」
なんて見とれてたら、

「じゅんじゅん、じゅんじゅん」

ス、スズメのマネ??!!!
すっげー声が太い。。。すっげー声がでかい。。。


モズは鳴きまねで有名です。
でも、なんでスズメ??



そして賢い小坊主、ジョウビタキ。

ここ3〜4年は控えめなジョウ氏がウチの周りを担当していたんですが、今年はやたらハイテンションなヤツが来ました。

基本知識として、ジョウビタキは7割が「クルマ」好きです。
そして「ナル」です。自分大好き!地味な配色だけど、通好みですっごく美しいのは確か。
ドアミラーやウインドウ、自分が映りながら停まれるクルマなど、サイコーの環境なのかもしれません。

そんなわけで今年、ジョウビタキの「ヒー、ヒー、ヒー」というさえずりを聴いたのは5日ほど前。
「あぁ、来たな」と思いつつ、去年より声がでかく良く鳴くことから、世代交代を感じたわけです。

ジョウビタキの「今年も来たぞぉ〜」宣言にウチの家族が顔を出さないと納得せず、気付くまで早朝に大声で鳴き続けます。

そして、玄関先で鳴き続けるジョウビタキ♂。
出勤の際に気付いて、敷地内へ引き込む電線で待つジョウ氏。
2m程度に近づいてもしらっとしてるジョウ氏。
じっと見てると、1m先の柿の木に「ちょっと逃げてみる」ジョウ氏。
「ジョウ氏は代が替わっても相変わらず知的であまのじゃくだなぁ」なんて嬉しく思う。
車に乗って車庫から出す。ジョウ氏が上の柿の木にいることを見る。
「さぁ、出発!」

あれ?よごれが…。
!!!ドアミラーに無数の糞(笑)。
今年はクルマ好きだったんか!!!!orz


およそ2代(5〜6年)に渡ってクルマ好きではなかったんで、糞害はなかったのですよ。
今年はクルマ好き。
ま、洗えば良いんで、気にはしてないんですけどね。


毎年あのヒト達と過ごす冬。
今年はやんちゃなヒトなんで、ちょっと楽しそうです。

そしてもう一人、ツグミ。
12月中旬以降に来る事が多いんですが、今年もヒヨからの「いじめられっこ」風情、楽しみに待ってます!

2008/10/04

すずめ野郎

気付くとスズメネタがかなり多くなってます。
それも含めて、むかつくスズメ!

書店でふと、
「カラス、なぜ遊ぶ」著:杉田昭栄氏
という本を購入しまして。

カラス研究では超有名な杉田氏。本来は脳研究をされていて、カラスに関しても脳の面から分析しています。

学術的で専門的でありながらも読み物としても面白い本ですが、個人的に一番気になったのは「脳化指数」と「トリの脳内比」のグラフでした。
「脳化指数」では、
・ヒト:0.89
・イルカ:0.64
・チンパンジー:0.30
・カラス:0.16
・イヌ:0.14
・ネコ:0.12
と、大体頭の良いと思われる順にグラフが展開されているんですが、、、、

・スズメ:0.12
・ウマ:0.10
・オオタカ:0.09
・モグラ:0.08
・ウシ:0.06
・ブタ:0.05
・カモ:0.05
・ハト:0.04
・ニワトリ:0.03

、、、、スズメ:0.12???!!!!
ネコと同じじゃん!!
イヌとも大差ない!


ネコとスズメ、どちらが頭が良いか?と訊いたら、100%近くの人達は迷いなく「ネコ!」と答えるはず。


より知性の判断ができると思われる「トリの脳内比」でも、
・ハシブトガラス:6.1
・ハシボソガラス:5.7
・スズメ:3.4
・カモ:3.1
・アヒル:2.9
・ハト:1.6
・ニワトリ:1.6

スズメ、またしても上位。
※ハシブトの方が数値は上だけど、観察してるとハシボソの方が理知的な感じがしますが…。

トリ学者としてスズメは「小鳥界」を牛耳るスズメ目を代表する身近な鳥として基準にするのは当然でしょう。
でも、スコアが高すぎ(笑)。


「バカなの、ぼくたち」
芝居を続けるスズメ。今や知ってるヒトは知ってるぞ!
例えば、
・2足そろえたぴょこたん歩きしかできない
・「チュン」とか「ジュン」とかしか鳴けない
・小鳥の世界では弱者なので、常に群れている
これ、全部芝居。ウソ!

実際は、
・足を交互に出して歩ける ※同様にぴょこたん歩きしかできないと思われてるハシブトガラスも同じ
・複雑な言葉を持っていて、ヒトは早朝にだけその会話を聞くことができる ※ただし聞き役は極めて少ないようだ
・求愛行動と思われているものは、実は遊びのダンス ※なぜか2羽とも尾羽を上げて踊ってたり
・リズムに合わせて2〜3羽でファンキーに鳴きあう
・スズメが多くいるところにはヒヨドリでも近付けない
・他のトリのマネをする ※初夏にツバメのマネをすることが多い
・雨の日はハイテンション
・群れるのは朝と夕方のみ 情報交換のためと思われる
・単独で、無駄に鳴きながら嬉しそうに飛ぶ ※里山の上や下へ直線的に飛ぶ事多し
・ヒトの周辺が安全だから巣を作るが、ヒトを小馬鹿にしてる ※人目を引くためにすぐ近くで鳴くくせに、目が合うと飛んで行く

今まで観察してきて、結果こーゆーヤツらなんです。


トリの精神構造って、犬猫よりもずっと人間に近い。

今は亡き♂のボタンインコ、奥さんが亡くなってからというもの、寂しさから翼を噛み切って飛べなくなりました。
でも彼はできれば飛びたいと思っていて、羽ばたく練習は続けていました。
時々飛んでみたくなるんでしょうね。
でも、ヒトが見ている前で試す事はなく、誰も注目していないスキを見計らって飛んでいました。※実際は飛べないので、ただの落下(笑)
見かけて笑ったりすると、マジで丸一日近く落ち込んでしまいます。

どうやらマイペースな猫のプライドとは違うようです。
ヒトが持つ「恥」や「プライド」とほとんど同じ感覚を持っています。相手からどう見られているかが重要なようなのです。

感覚や感情もヒトに極めて近いからか、彼の死からほぼ2年経った未だに彼は私の最大の親友だと思えるのです。



本題に戻って、
「スズメ、むかつく」
でも、ヤツらが知的で面白いからこそ言えるんです。

観察するほど芝居がかってることが鼻につきますが(笑)、可愛がってやってください。

2008/09/26

Aptana Studio

しばらくの間、デザインじゃなくてプログラミングについての復習やら勉強やらをやってました。
Webに関わるとデザインだけやってるわけに行かなくなるのが昨今の情勢。
プログラミングは面白いけれど、ハマるとコモるよね(笑)。


珍しく個人的なメモとしてブログを使っちゃいます。

元々Dream Weaverも持ってるし、Mac OS Xでは王道(らしい)の平たいテキストエディター「TextWrangler」も愛用しているんですが。
Dream Weaverより安定してて、もうちょっとプログラマー向けのもの。TextWranglerよりもうちょっと親切で多機能なものを求めていたら、「Aptana Studio」ってモノに行き着きました。

元々Ecripseを知っていたんですが、phpとAjax等のWeb中心の私としてはちっとばかし不便そうだったので手を付けていませんでした。
Aptanaはばっちり。それに、プラグインでiPhoneにも対応したようです。

Aptanaはデフォルトでphpに対応していないし、日本語でもありません。
両方に対応するためのセットアップをメモします。

ググれば日本語化の手順は見つかりますが、主にWindows。Mac OS X向けのドキュメントは少ないのでちょっと不便です。
Mac OS X専用の手順を下記します。

1. Aptana Studioをダウンロードしてインストーラーの指示通りにインストールします。

2. 日本語化プラグインのplaiadesをダウンロードします。

3. 解凍します。

4. 解凍されたフォルダ内の「plugins」フォルダの中にあるフォルダを、「アプリケーション」内の「Aptana Studio」にある「plugins」フォルダに入れる。

5. 同じく「features」フォルダ内にあるフォルダを、「Aptana Studio」の「features」フォルダに入れる。
※Windows系の説明サイトには、
「解凍された「plugins」フォルダをProgram filesのAptana内「plugins」フォルダにコピーする」
と書いてありますが、Macからパソコンに入った人は気をつけてくださいね。
Macはフォルダをコピー・移動させると同名のフォルダを丸ごと上書きします。前のフォルダ内部は全て書き変わります。
Windowsはフォルダの中身を上書きするので、名前が一致しないファイル&フォルダは残るのです。

6. 「アプリケーション」内の「Aptana Studio」の真ん中にあるスペースを詰めて「AptanaStudio」にします。
※結果的に、これが楽なのですよ(笑)。

7. 「アプリケーション>AptanaStudio>Aptana Studio(オレンジのアイコン)」をcontrolキーを押しながらクリックします。

8. 「パッケージの内容を表示」をクリックします。

9. 「Contents」を開きます。

10. 「MacOS」を開きます。

11. 「AptanaStudio.ini」をテキストエディター等で開きます。前述のTextWranglerなどお薦め!

12. 以下の行を最後に追加します。
-javaagent:/Applications/AptanaStudio/plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar=default.splash
※Windows系の説明サイトだと/plugins以降の相対パスだったりしますが、Macだとうまく行かないようです。
/Applicationsからの絶対パスを指定すると間違いありません。

13. Aptana Studioを起動して、日本語になっていれば成功!!です。


さぁさぁ、phpですね。
Aptanaデフォルトだとphpには対応していません。
でも簡単。

1. ツールバーの「ヘルプ>ソフトウェア更新>検索とインストール」をクリック。

2. ダイアログの「インストールする新規フィーチャーを検索」を選択。次へ。

3. 「Aptana : PHP開発環境」をチェック。

後は指示に従ってください(手抜き…)。

同じ要領でiPhoneにも対応できます。


次回はしばらく貯めてたトリのネタをば。

2008/06/24

天然の子はさらに天然

ど〜やら私を相手に遊んでいた子育てスズメ、よ〜やく子供達が巣立ちしたようです。

バチが当たったのか、私の家族に手づかみされる危機感のない彼らの大切な子スズメ(笑)。ヒトを小馬鹿にしてたのが仇になったわけですね!
もちろんキャッチ&リリース。
なんだかマンガのようで大笑いしてしまいました。


若鳥が巣立って冒険する季節、コゲラがテラスのガラスに激突するという事件もありました。
ヒト一倍(トリ一倍)衝撃に強いキツツキ系の彼らでさえ10分近く気絶するほどの衝突。
最終的には意識が戻って飛んでいきました。


この時期の里山、ヒヨドリの声はすれど里には下りて来ず、スズメやツバメは子供達が巣立つと山の方へ。
ウグイスをはじめよく歌うヒト達の声はすれど、春先に比べて姿はあまり見ません。


ちょっと前に書きましたが、ウチ周辺の里山は歌が未熟な若ウグイスの修行場のようです。

3〜4年前から去年までは「ホ〜ホケキョ」ならぬ「ホ〜ダメジャン」と歌う、本当にダメなウグイスが3〜4羽。
ダメな1羽の師匠から教わったせいだと思います。

今年はというと、、、何言ってるか分かりません。少なくとも「ホ〜ホケキョ」なんて鳴いてません。
「ホ〜」まではいっちょまえですが、それ以降は鳴くたびに違うし、どぉやら自信がなくて歌わないヒトもいるようです。
今年は「ダメジャン」師匠が勝負の場へ去り、師匠のない迷走期間なのかもしれません。
「ダメジャン」師匠、声は太くて良いんだけど、、、、まずモテないだろ〜な〜(笑)。


このところの「まとめ」です↓


ここ2〜3年あまり見かけなかったキジが、今年はよく見かけます。

数年前、地域によっては伝染病で壊滅状態と思われていたキツネ、今年は子供達と夜中に歩いている声を聞きます。

トラツグミが珍しく里に下りてきていた春先ですが、それ以上に聴いたことがない色々なトリ達の声がします。でも、まだクロツグミの美声は聴けてません。

ウチのある里山に天然の源氏蛍が出始めていますが、長老ともいえる方が除草剤を撒いたせいで、最も良い年の半分以下に減ってしまいました。※ウチは関東北部にあります

トビや鷹などの猛禽類をあまり目にしなくなりました。人間が逃がしてしまったイノブタが、ヘビなどを片っ端から食い尽くしたからかもしれません。

スズメとツバメは平年並みです。

ムカデが多めです。

ゲジはかなり少なく、ヤスデも少なめです。



主題は移り、父から聞いた話です。

この里では、お盆の時期に魚を釣ることさえ禁止していたそうです。
強い禁止ではなく、「お盆中の魚釣りはやめてね」くらいなものだったそうですが。
そう、お盆中の殺生禁止は暗黙のルールだったのです。

また、里の社会の役割として農作物に影響のある獣や鳥を狩っていた人達は今も昔もいます。
しかしこの人達、年をとればとるほど猟をすることに嫌悪と罪悪を感じ、まだ現役のウデを持ちながら銃(武器)を置くのだそうです。

日本列島に住む人々に共通の意識、それをこの話から感じました。


この島国の人々は殺生を嫌い、殺生せざるをえない場合は必ず供養してきました。

殺した鯨を供養するための鯨塚が日本中に存在し、鹿や熊の供養塔も各地に存在します。鮫塚までも存在します。


-------ここからは強烈な批判です。特にオーストラリア人は覚悟してください。-------------

以前から批判している(アングロサクソン系)白人文化の自然保護などというものは、人間=上、自然=下といううんこ臭い意識しか感じないのです。
自らの反省と罪悪から銃を置くことができるのか?と問いたい。(グローバルでない)たかだか日本の農村のじいちゃんが想うレベルにあなたがたは達しているのか?と。まぁ、100年経ってもそのレベルに達することはできないでしょ。
そして、油を採るためだけに殺してきた鯨を供養できるか?
日本人は獲った鯨を余す所なく利用してきた上で、感謝と畏敬の念から鯨塚を建ててきたのです。
私達は平気な顔で鯨を殺してきたわけじゃありません。悲しみや仕方なさと共にモリをたててきました。


アングロサクソン系白人しか思いつかないようなグリーンピースとかいうエセ環境保護カルト団体や、スポンサー目当ての自然保護団体になんで日本人が在籍しているかさっぱり分からないんですね。そういうなんちゃって日本人は「かぶれてる」って言うんですかね。どっかの国に帰化しちゃってください。
あの連中が頭に描いてる基本的な図式っていうのは「人間=自然を守るもの、自然=人間以下のもの」。人間が自然を守らなきゃならないと思い込んでる。


ば〜か!人間にそんな力はねぇんだよ!!!!ふざけんな!!!



長い歴史を気まぐれで激しい自然に振り回されてきた日本人。本来ある哲学とは、「自然=人間より遥か高い所にあるもの、人間=慎ましやかに生き、そこに美しさを求める生物」。


そ〜と〜厳しいことを書いてますが、私は右ではありません。
日本が数千年続けてきた自然を畏れる感覚を忘れてほしくないのです。日本の自然観は極めて高尚で美しく静寂なものです。
この感覚を、「特に」知的に幼い白系オーストラリアとかに把握してほしいわけです。

とはいえ、無理かな、、とも思ったりもします。
客観性を持つ知性や繊細さもないゴミどもが支配する国ですから。
お前達の先祖の虐殺を逃れたアボリジニに国を譲渡しろ!それが私の願いです。


イワシが減っています。
アジも減っています。
私は鯨が増えたせいだと分析しています。
鯨はイワシやアジを大量に消費します。

鯨は小魚を捕食します。
鯨が増えるとイワシやアジは減る。
鯨が減ればイワシやアジは増える。
これが海洋民族であるバイキングや日本人のセオリー。


海洋民族の文化や海との深い関わりなど知らずに捕鯨に反対するオーストラリア。自分たちがそんな歴史など知りもしない素人だと自覚しないんでしょうか?
しないでしょうね。(笑)救いようのないバカなんで、そんな理知的な客観性など持ち合わせているはずもありません。
いち日本人として、その程度のことが分からないことに驚きます。結論として「バカだから」ってことなら100%納得ですが、世界に広報してもらっては困ります。
ま、いずれバカの戯言だと分かるとおもうんですが。


このブログにおいて、オーストラリアが幼稚で客観性のないヒステリックな状態である限り、いつまでもバカにしますし、ところどころ極めて厳しいことを論理的に追いつめます。(場合によっては英語でも書きます)


以上、白豪が虐殺し続けたアボリジニ(泣:人間ですよ!!)を残して、白系オーストラリアなどなくなってしまえばいいと本気で思ってます。


干ばつといい、そろそろツケが回ってきた感じはあります…。

2008/06/14

日本野鳥の会

クレジットカードのポイントに「日本野鳥の会への寄付」なんてものがあったので、余った分を寄付しちゃいました。

一般的にはそれほど悪名高くない「日本野鳥の会」ですが、調べてみるとちょろちょろ出てきます。
まぁ、寄付した分の1割でも鳥達に還元されればOKだし、高い志を持って「日本野鳥の会」に入った方々の力にもなりたいし。


多くの批判は「自然保護と言いながら…」ってな感じなんですが、個人的には自然環境がどうなっても鳥達が幸せに生きていければ何でも良いんですよ。
無意味に鳥達を殺す輩を全滅させるために使うってのならなおさらOK!なんだけどね。


知性が劣る野蛮で無粋なほ乳類より、クールで粋な鳥達が地球を支配していてほしい。それが本音。
私は鳥が相手ならば譲ります。喜んで。

2008/06/10

子育ての春〜初夏

ウチは春先、
・ヒト:1世帯
・スズメ:3〜4世帯
・ツバメ:2世帯(さらに希望している2世帯アリ)
・ヒヨドリ:1〜2世帯 ※どうも近くの樹木にいる様子
・キジバト:1世帯 ※いるような気配あり
の大家族になります。


まずスズメ。
いつもヒトが出入りするテラスのすぐそばの雨樋に1世帯。テラスに立つと2m先にエサ運び役のスズメ(♂♀不明)が。
こやつ、ヒトがいるといつもチラ見する。視線を感じてヒトが見る、目が合うとソワソワ。
視線を無視するとすぐに巣に入っていくくせに。見なきゃいいじゃん!

スズメは概ねそういう「ちょっかい出したくなる」行動をとります。
2階の雨樋にいる世帯主もそう。
ヒトがいるのを分かっていながら思い切り歌い(近くにスズメなし)、こちらが覗くとこれみよがしに逃げる。

遊ばれてる??くっそ〜〜。

それと、スズメに止めてほしいこと。
ツバメが争って飛び去るタイミングに合わせて飛んでいくこと。
ひらりとハイスピードで飛んでいくツバメ達の最後に君達が現れると、それこそorz...。がっかり。
グライダーのようにスマートなツバメの後に、思い切り鳴きながら羽ばたいて行く君達(しかもはるかにツバメより遅い)。何が狙いなのか、、、。


芸人根性を持つスズメはさておき、本題はツバメ。

以前中古住宅(数年間使い回し)のことを書きましたが、ここを勝ち取った一家、結末は8年前のストーリー、5年前のストーリーより悲しいものになってしまいました。

8年ほど前、築3年の中古住宅に一家が居を構えました。
良くできた中古住宅だったのですが、初夏に暴風雨に2度襲われ、中古住宅は全壊。まだ卵から孵ったばかりのヒナは全滅しました。

その翌年、全壊した中古住宅の土台を利用して新しい住宅が完成しました。
その後2年ほどは完璧な住宅でしたが…。

5年ほど前、梅雨時の湿度が異常なほど高く、またしても根元から崩壊しました。
この時はヒトの一家(私達ですね)が早い段階で気付き、竹籠で住宅代わりとしたのですが…。
4羽は無事巣立ったものの、最後の1羽は飛び立っても庭に落ちてしまう。
その(おそらく)末っ子は一時期保護し、10日程度でヒトの一家からも巣立ちました。


そして今年。
たどたどしい力が入っていない感じのツバメが中古住宅のすぐ下にいるのを見ました。
その近くにはぶくっとふくれた大人のツバメ。

巣立ったものだと思いました。
そして中古住宅のあるベランダへ。

黒と白の羽が生えている巣立ち直前の5羽、、全滅です。
糞の山の上で息絶えた2羽、少し離れて1羽、1m近く離れて仰向けの1羽、寒さから逃れようとしたのかエアコン室外機の陰に1羽。
このところの冷え込みで、壮絶な状況で絶命したと思われます。仰向けで絶命した1羽がその状況を物語っています。
気付けなかった自分が情けない…。

2羽のツバメは両親だったんでしょう。
今考えると、ひどく生気を失っていたような…。

ツバメはヒトの家屋に間借りして巣を構えている事を自覚しています。
ヒナたちがどうなってしまったのか、ヒトに伝えるために数日間メッセージを発していたのかもしれません。
そう、ぶくっとふくれ、時々しゃべっているツバメを数日前から見ていました。



たかがツバメ。
されど、ツバメが(関東以南の)日本の稲作を守ってきたのを忘れてはいけません。
里山の歴史など知りもしない一部の無能な自然研究家が、
「野生生物は(死にかけていても)そのままにすべき」
などとバカ極まりないことを平気で仰ってますが、ツバメやスズメ等の鳥達は人間と共生してきたファミリーだということをお忘れか?
彼らは人間が作った環境で生きていて、私達も彼らがいる環境で生かされています。
これは完璧なバランス。ヒトありきの自然の姿です。

そういう、趣味の「自称」研究家連中(「学者」なんて立派な肩書など100年早い!)、猛省してほしい。
「自然」と「里山(バランスの取れた人工の自然)」を一緒にしてるヤツもいたり。
里山を頼りにしてる鳥達がどれだけいるか理解するようにね。里山に住めばすぐわかる。
ヒトがいなくなり畑や田んぼがなくなったとしたら、スズメやヒヨドリはいなくなり、キジも数を減らすだろう。トビは激減、カラス、シジュウカラ、モズ、白鳥、各種カモ、その他の鳥達が激減することぐらいバカでも分かるだろう。
まあ、知っておくようにね。



ヒトが頂点だと思い込まされてきた近代化120年。
その昔、日本の里山の生物はヒトも含めて尊敬しあっていた存在だったはずです。
クマやキツネ、オオカミ、カラス、鷹、鹿、イノシシ等々は神。
ヒトに寄り添いながらも自由なスズメやツバメ、ヒヨドリ、キジ等は近所の芸術家。
牛や馬、猫、犬、鶏、豚は家畜と言いながらも実際は家族。
虫達は自然に宿る精霊。


ヒトとして、助けられるものは助ける、害のあるものはヒトの手の届く範囲だけ駆除するのが自然だと思うのですよ。
でないと、蚊を殺す事でさえ「自然に反する好意」となってしまう。
ヒトとして、蚊を殺しツバメのヒナを助ける。
ヒトとして、蛍を保護しアブを叩く。
これが本当の里山の自然なんじゃないかと思う訳です。
「害のあるもの」として間違われ虐殺された鳥達もいました。中国文化大革命にてスズメ大虐殺→結果、イナゴ大発生→作物壊滅。
ヒトを虐殺したのが罪なだけでなく、生き物を虐殺したのも全く同じ罪。罪はいずれ還ってくるもの。


私達も自然の一部。
ここ最近、里山の鳥達から「得体の知れない人間という恐怖生物」から「自然の一部としての人間」として少しずつ認められつつある感じがします。
勘違いでなければ嬉しいなぁ。

2008/05/26

サイバンインコ

珍しく時事ネタ!

おもしろキャラですが、インコを良く知ってる者として不満が…。

クチバシが小さい&湾曲してない!!


オウム&インコはあのクチバシで素敵なコミニュケーションをするんですね。
そっと触れて体温を感じる(クチバシはかなり敏感で、しかも暖かい)。
ぐっと体重をかけてよりかかる。
こういう行動はとてもやわらかく、あのクチバシの持つ慎ましやかな愛情表現でしょうね。

ただし!!
それ以上の愛情表現になると危険が伴います(笑)。
甘噛みでの愛情表現に満足できなくなると、ただ噛みます。特にアフリカインコは愛情過多なので、結局流血の惨事になる事も…。


くだらね〜話ですが、マスコットキャラでもインコならクチバシは重要!大きめで湾曲してないとね。

2008/05/24

ツバメの季節にスズメ割り込む

常識はずれなのかもしれませんが、ウチのツバメの巣は築5年。土台だけなら7〜8年経ってます。
つまり、毎年使い回してるってことです。さすがに手間が省ける賃貸住宅だけに、競争率は高い(笑)。
いや、本当に5月上旬は(かわいい)争いが絶えません。

おそらく前年&前々年あたりに巣立った子供達が使ってるような気もします。使い方が分かってますもん。

で、この巣は南向き。
夏に天候が荒れる頃、嵐は北からやってくるので、この巣は最高。
ところが昨年あたりから北向きの巣を作ろうとする連中が…。
今は良いけどいずれ荒れるからお薦めしないため、巣を作らないようにする防御を(人サマの生活上の不都合も少しはあるんですが)。

と、気付いたらテグスで防御されていてびっくり。
かすみ網じゃぁあるまいし、これじゃ鳥達が怪我or致命傷を負ってしまう…。

ということで、何て事ない太い荷造りひもに張り替えました。


でもって春の鳥ファミリー。
ウチは今分かってる限り、どうやら3家族同居している様子。
ツバメ×1、スズメ×2。

それにしてもスズメ、なぜ雨が降ると水浸しになりかねない雨樋に巣を作るのか?

雨の日のスズメを近距離から見ると分かるんですが、かなり「ボロボロ」&「汚らしい(笑)」です。つまり羽が水を弾ききれず、滲みちゃってるわけですね。
でも以前も書いた通り、雨が降るといつも「キャッキャ」しているのが彼ら。

もしや新手の水鳥??
いやほんと、雨の日のスズメを観察してみてください。異常なほど楽しそうなのが分かるはず。


最近、スズメの方もこちらの変化を認識してるらしく、距離が近くなってきました。
1階屋根の雨樋に住むスズメのAさんファミリー、以前は目が合うと飛んでいったものですが、最近は全然気にしなくなりました。ただし、巣の場所がちょっと迷惑。雨樋が詰まるんですよねぇ。なんでそんな場所に?!
2階屋根の迷惑にならない場所の雨樋に住むスズメのBさんファミリー、ウチの庭だけで巣材やらエサやらを調達する引きこもりファミリーですが、こちらの距離もかなり近くなってきてます。注目していなければ1mほどの距離を飛んだりします。
Bさんファミリーの場所はベスト。いくらでも素敵な御殿を造ってくださいまし。

スズメは毎年皆が皆、巣を作ってヒナ育てしているわけじゃないかもしれません。
通常ウチに来てるスズメの数からすると5〜6家族ありそうなんですが、実際は2家族の新生児のみ。その間もいつもの数家族が訪問しているっぽいんで、皆がヒナ育てをしているわけじゃないのかも。


ツバメもスズメも言葉が豊富。
相手が近くにいるならともかく、誰もいないのに複雑な言葉を話しているのはどういうことか??
まあ、遊びでしょう。分析するだけハマりそう。

では!

2008/04/27

またスズメぇ〜?

むかつくんですがスズメ、いつも話題を提供してくれます。あんたらはなんでそんなに面白いのか…。


君たちスズメに言いたい。
「人ン家(多分雨どい)に巣を作っておきながら、なぜコソコソするのか」
「巣材の枯れ草や葉っぱを運んでいるが、全く同じところから色々なモノが出てくる。マジックか!」
「あらゆる場面で、なぜ人目を気にするのか」
「歌いながらひとり&ハイテンションで飛んでいくのは楽しいか?」
「寿命2〜3年というのはウソ。10年以上生きられるんだろ?」
「羽ばたいて止めて、という飛び方はヒヨやセキレイからパクっただろ」


むかつく!!(笑)
このヒトたち、本当に無邪気な世渡り上手です。憎めません。
どんな鳥からも嫌われず、人間にもそれほど嫌われない。

全て計画的ですね。


結論、
「バカのふりをし続けてるのは、、むかつくけど正解!」

2008/04/20

最近の仕事(ほぼトリぬき)

片手間なんですが、こんな仕事を。
Erinaのライブムービーの編集です。

Final Cut Studioでの編集はしばらくぶり。半ばリハビリですね。
音響は卓からのラインと、morishita氏がステレオマイクやら無指向性マイクやらで録ったものをミキシングしてくれたので、ムービー内蔵マイクとは格段の違い。それだけで仕事自体は楽しかったですね。

あ、過去形にするとおこられちゃいます。まだ1曲程度編集する予定でした。

まぁ、単純に見て楽しんでもらえると嬉しく思います。


トリの話はひとつだけ。
「ユッピーツピツピ」とファンキーに歌う鳥がいたんですが、何者?※「ユ」の音程が低く、「ツ」の音程も低めです。
声質はシジュウカラに似てますが、姿はシジュウカラ等より一回り大きい感じ(雨だったのでふくれてただけかもしれないんですが)。おなかはほぼ白、顔にはグレーのスジが。
ちゃんと見てはいませんが、ほぼモノクロでした。
野鳥関連書物には該当するような鳥は載っていないし、その日だけしか彼の歌は聴けませんでした。
謎です。

2008/04/08

すずめのミカタ

味方じゃなくて、見方のほうですね。

もちろん味方ですが、あんな無闇に無邪気なヒトたち、放っておけば幸せそうなんで。


この前書いた「すずめ芸術」、単なる求愛行動じゃないのか?という突っ込みが身内から入りました。
あぁ、そぉかも…。

そうすると、踊ってるのがオス、歌ってるのがメス??
(一般的に)求愛されてるメスがあんなに歌うのかな?


一般的に男女間の見た目の差が激しいトリほど、オスが派手なパフォーマンスをする傾向にあります(例外はもちろんあります)。
男女で似てるトリの人々は…、メスが押すこともオスが押す(ダジャレじゃない!!)こともあり、平等な感じです。

スズメは、、、同じ…同じ。男女の区別など考えた事もないほど。
スズメの求愛とは??


「スズメ 求愛行動」でググってみました。
こんな素敵なページが。
かわいい&訳の分からない行動を捉えてます。ブログマスターさんに拍手!!

そう、私の見た踊る「シテ方」スズメはこういう三日月のように美しい姿勢でパフォーマンスしてました。ただし1羽のみ…。
プラス、前のめりに決める姿勢もありました。こちらも美しかった…。


未だに、スズメは求愛行動をはじめ生態がイマイチ分かっていない(研究されてない?)ようです。


私の見た「すずめ芸術」は、
・オスの求愛パフォーマンスに応え、メスが歌っていた
・求愛パフォーマンスのため、弟子のオスが歌い、師匠のオスが踊っていた
・娯楽&芸術として囃子方が歌い、シテ方が踊っていた
以上のどれか。私は3番目だと思い込んでいたわけですね。

また、番外編として
・メスの求愛囃子に応え、オスが踊っていた
というのもあります。


スズメ、本当に分からない…。実はすごいヒトたちなのかもしれません。


そしてそのスズメ。
雨がしっとり or 多めに降る日中、キョーレツにキャッキャしてます。
これも意味不明な行動なんですが、多分「水を飲みに行かないで遊んでいられる」からだ、と分析してます。

小鳥はしょっちゅう水を飲むんで、この分析は当たりなんじゃないかと思うんですが。


このブログを読んで頂いている皆さん、スズメの行動に注目してみましょう!
何か発見があったら発表を。ぜひ!

2008/04/03

すずめ芸術

時々、朝〜午前中に聴こえるスズメの歌う不規則そうでループしているリズム、「ジジチャッチャッジジチャッチャッジジチャッチャッジュゥ」と、ミョーなタイミングで何度も入ってくる大きめの声、「ジャッ」。

聞くより話す方が得意と思われる彼ら、強引に話し続けるヒト(リズム歌い)のスキをみて話しを突っ込もうとしてるヒト(ミョーな「ジャッ」)のせめぎ合いかと思っていました。



ところが、この分析は安易すぎました。このせめぎ合いは予想を遥かに超える高度なスズメ文化の「音」だったようです。

田舎道の赤信号で止まった時に、そのせめぎ合いが聴こえてきました。
近くの柿の木を見た時、その世界が展開されていました。
それは、見た感じ明らかに舞台芸術…。

ヘタクソな絵でごめんなさい。分かりますでしょうか?(デザイナーだけどイラストレーターじゃないんで、直接線を描くのはイマイチ)

そう、能の舞台を思い出す、言葉では表現できない「わびさび」パフォーマンス。

囃子(はやし)と地謡(じうたい)を兼務するスズメは一羽。
丁寧にリズムを歌いながら、少し猫背気味に目立たず歌い続けます。

シテ方(主役)は枝に止まると同時に、体を反ったり、前のめりの姿勢をビシッと決め、同時に大きな声で「ジャッ」と発声します。

観客のスズメは確認できなかったので、これはリハーサルなのかもしれません。


実際、寝起きに聴くこのスズメのせめぎ合いの声、今思えば囃子&地謡を二羽以上のスズメが歌っているのを聴いた事はありません。そう、二羽で構成される芸術のようです。


concreteの森下氏にスズメ囃子のリズムを解析してもらいました。

ループが定期的に分断される変な(ノリきれない)リズムだそうですが、どこにでもパフォーマーが入れる許容力があるのかもしれない、とのことでした。
フラメンコもリズムが不定期で(セオリーはあるようです)、それ故にダンサーの自由があるんだとか。



これは、、、おとぎ話なのかもしれません。
でも、私は彼らの芸術をこの目で見ました。交差点の脇にある柿の木で。


ま、参考までに。

2008/04/02

Co2

正直言いますと私、「人間が二酸化炭素を過剰に吐き出して地球温暖化を進めている」という論には賛成してません。

確かに人類によるCo2の排出量が上がってるのは間違いない事ですが、地球規模で考えるとたかが知れてるんではないか、と。

むしろ、「Co2を酸素にする植物(including "葉緑素")が人類によって減らされてる」というなら少しは納得します。


とはいえ、とはいえですね。
光合成をする植物はアマゾンとか南アジアの木々だけではありません。
その辺でアスファルトを突き破って生えてる屈強な雑草も光合成しているわけです。
いっくらでも生えてますよね、そんなサバイバー植物。

さらに、地上の光合成なんてかわいいもの。
海を忘れていませんか?
人類が未だに知り得ない海が処理するCo2。
Co2は水に吸収されやすく、研究によっては地球のCo2の8割近くが海によって消化されてる(酸素化している)とか。



そう、私達の排出するCo2などより私達が気にすべき事。
・無駄に邪魔しない(やたらな花火大会など、人間よりセンサーの発達した鳥達には迷惑)
・殺したら無駄なく使い、食う(食べるために殺すのは仕方ない事)
・謙虚であること(動物、植物でも尊敬し尊重する)


でもややこしいことに、イノブタとかは人間が作って、間違って繁殖してしまった生物。無駄に輸入して繁殖してしまったハクビシンとかも同列かな。
駆除すべきかどうか…。

ちなみにこやつらとカラス達を同列に扱うのは間違ってます。
カラスは極めて自然の生物です。
邪悪なものを吸収する神として世界各地で尊敬され続けている存在。

つまり、人間が邪悪になったのでカラスが増えた。自省しろ、それだけのこと。


話がどっか行っちゃいましたね(笑)。
ま、正体不明のCo2増加だけ見ててもしょーがないっつーことで。

2008/03/25

つぐみ年

この前までいたツグミは「口をつぐむ」どころか「しゃべりたおす」奴らで、かなり特殊でした。

それだけでなくまたしても変人!!これもつぐみ類。


気味の悪い口笛のような歌を歌うトラツグミです。
前回書いたように「ちょっと早くない?」って感じなんですが、それだけでなく200m程度の距離で鳴いていました。
例年は山奥からより不気味さを増すように歌っているはずなのに、すぐそばで!

大サービスなんですが、分かってしまいました。
トラツグミ、歌が下手です(笑)。

山奥で歌っていると山々のエコーで声がス〜と一直線に伸びているように聴こえます。
ところが近くで歌っているのを聴くと、音程は良くよれるし、息の出し方にもムラがあります。
山奥にいた方が良かったのに(笑)。


こうツグミ類が変な今年、天然ボケのツグミとトラツグミの奇行は前座。
本命は夏です。クロツグミ!

個人的には今まで聴いた鳥の歌の中でダントツ。
彼らも例年はトラツグミと同様、山奥で歌うことがほとんどですが、前座ツグミ達の奇行にならって里で歌を!!と期待してますよ!

2008/03/21

ヤレヤレ

前回書いておきながら私、花粉症なので春は微妙な季節だったりします。

薬も飲まないし(もう3年くらい薬の類いは飲んでないですね〜)、マスクも嫌いなので、花粉の多い年のピーク時は1週間ほどクルシミマス。

ちなみに今年はかなり多いのですが、ついにダウンしてしまいました。
ダウンっつーか、目を開けていられなくて半日じっとせざるを得ない状況に。


そんなわけで、鳥どころじゃない!
とはいえ春。歌はあちこちから聴こえてきます。
ちょっと早くない??と思うトラツグミ。夜が明ける直前に山奥から聴こえる口笛のような(不気味な?)歌。初夏あたりからとばかり思ってたんですが、気づかなかっただけかな?
日中は「ツーピー」と甲高いカラ類の歌がすぐ近くで聴こえるものの、姿は見えず。
ジョウビタキは北に渡る直前。よく「ヒーヒー」鳴いてます。
ツグミは通常「渡る前に鳴く」はずなのに、真冬にうるさく、そして音もなく北方に渡っていった様子。


目がつらいっちゅーのに映像編集の仕事が…。
デザインより凝視する時間が長いので、いやいや、ヤレヤレ。

2008/03/15

四季

啓蟄(けいちつ)が過ぎ、虫が蠢きはじめる季節です。

虫は嫌い&花粉症は嫌:春
暑いのは嫌&じめじめしてるのが嫌:夏
寒くなってきたり日が短くなってくるのは嫌:秋
寒いのは嫌&雪が嫌い:冬

常に不満を持ってる。これは貧相ですね。そう、極めて貧乏臭い。
このように、いつの間にか日本人の感覚はしょぼく貧乏臭いものになってしまいました。
その季節の美しさは知ってても優先度が極めて低く、不満なところだけで判断する。
何もかも理想通りがいいのなら、◯んじゃえばいいのに!(笑)
でも、そういう人に限って生きる気力満々。人間ってややこしいのかバカなのか、難しいですね〜。

虫が動き始めることから壮大な世界を想像できます。それは美しい営みです。
これが分からない方、数十〜百万年の歴史上人類平均を下回ってます。

日本においては江戸時代が終わってから、文化レベルが同じ国とは思えないほど極端に落ちました。まぁ、あんなとこが主導権握ってちゃぁレベル低下は必然。

ま、ま、そんなディスり話は関係の薄い土地の人には関係ないこと。
私はその当時、徹底的に叩かれ続けた土地の人間なんで、代々残っていて。


本題に戻りましょ。

啓蟄っていっても虫より先にクモが動き始めてますね。
虫たちより先に準備し始めるなんて、何てマジメな奴ら。
そもそも昆虫よりクモは恒温生物に近いのかもしれません。


クモ嫌い、ヘビ嫌い、毛虫嫌いに分かれていて、ゲジ&ムカデ&ヤスデは誰もが嫌いといったところでしょうか。
私、ヘビはむしろ好き(目が純粋でかわいいのですよ)、クモはかなり頭が良く、毛虫は一生懸命でけなげ。
多足生物のゲジ&ムカデ&ヤスデ、こいつらははっきり言って生理的に気持ち悪い。
でも、ムカデはかなり頭が良く、ゲジは小心者&体の作りがちゃちい(すぐバラバラになる)、ヤスデはマイペースなんで放っておけば無害。

要するに人間の生活空間に入ってこなければ気にならない連中なんですね。スズメバチなどに比べたら、遥かにおっとりして慎ましやかな連中です。
殺さなければならない状況では、やはり「申し訳ない!」と謝らなければならないし、できるだけ一撃で即死させる努力をしましょう。

2008/03/13

やはり熱は冷めず

ふとした記事を見るたびに頭に来るもの、それはオーストラリアの反捕鯨運動です。
一度書いてすっきりしたつもりでしたが、オージーどもの糞論理には殺意さえ覚えるほどです。

何より言いたいのは、アングロ・サクソンどもは過去にクジラを無駄に殺戮しておいて、その反省はないのか?ということ。
日本では捕鯨していた港(街)にクジラ供養塔があります。
つまり私達の文化では「あなたたちの命の上で私達は生きている」という自覚を痛いほど分かっています。

ところがあの、う◯こ野郎ども(下品ですみません、本当に頭にきてるもんで)、過去にバカな捕鯨を繰り返して絶滅ぎりぎりまで追い込んだにも関わらず、今や過激な反捕鯨国。
それが反省だと言うんでしょうが、「脈々と続く自然と向き合ってきた文化と、お前らの即物主義を一緒にするな!!!」というのが本音。
お前らが過去に捕鯨していたのは文化でもなんでもない。ただ、油等が高く売れるから獲ってただけ。そんなものとバイキングや日本の捕鯨を一緒にするな!!


捕鯨の歴史の本筋。
多分こういうこと↓の繰り返しで成り立ったものだと思うんです。
・魚が獲れる→問題なし
・魚が獲れない→代わりに何かを獲る必要がある→クジラ(地域によってはイルカ)

とても単純ですが、これは本質でもあります。
クジラは魚やプランクトンを食べるため、乱暴に言うならクジラが減れば魚は増えます。
つまり、クジラが増えれば魚は減ります。


バイキング諸国(アイスランド.ノルウェー)と日本がそのような科学的な理論を発表しても、アングロ・サクソン同盟(アメリカ・イギリス・オーストラリア等々)は聞く耳を持たないというのがIWCの構図になっています。

今やバイキング諸国と日本はクジラを食べなくてもやっていけます。しかし今まで続けてきた捕鯨が間違いではなかったということを、捕鯨文化を持つ国々は知りたいというのが本音だと思います。
また、捕鯨を中止する事で魚が減る(可能性がある)というのも死活問題です。



過去を顧みずにヒステリックな反捕鯨を掲げる国、クジラを尊敬しながら捕鯨文化を冷静に把握したい国、どちらがちゃんとした人間&理性的なのか。

ディスります。前者は幼稚園児、後者は大人。国の歴史的にもそう。
幼稚園児が暴れるなら、大人はひとまず折れるんですよ。


ノルウェー&アイスランドはおよそ千年のバイキング文化を持ち、オーストラリアなど幼児レベルです。
日本は千年以上の歴史を持ちながら、表面的な意識では戦後数十年の新興国と思ってる。でも、実際はバイキングよりはるかに古い文化があり、いうならばオーストラリアなど胎児レベルです。



ま、オーストラリアごとき「赤子」に目くじら立てるのも大人げないのかもしれません。残念ながらまだ右も左も分からないんですから。

今の低レベルな日本政府でも、何とか胎児レベルのオーストラリアを丸め込めなきゃ恥ずかしいでしょう。



PS: to Australian
Almost Japanese think "How stupid and hysteric Australian!!".

Do you know nation of Australia build for oil of whale?
Your ancestors reach Australia to kill whales.

Vikings (Norway & Iceland) and Japanese are natural.
so, We are oceanic race.
We never over kill whales. The sea is everything, Everything is the sea.

Sorry, We say not you are wise. Not enough thinking everything.

I've thought you are best friend of us, but now, you are too young to talk.

Think yourselves.
Regards!

2008/03/11

いつ渡るのか

ここのところかなり暖かくなってきて、冬鳥もそろそろ渡り始めるかな、と思っていたんですが、まだツグミやらジョウビタキやらが庭でうろうろしてます。

そういえば雨が降った日の事、こういう日って鳥が里にやたらたくさんいるんですよね。なぜ??
晴れが続くと徐々に減ってくような気もするし、どういう加減なんでしょうか。


最近のトピックス
◯小さい木に鈴なりのシメ(30羽位?スズメかと思いました)
◯食べ物がなくなってユズまで食い始めるヒヨドリ
◯飛び立ったのに、強風で道路に落っこちたスズメ(その辺が天然ボケたる所以。その後車にひかれるようなことはなかったようです)
◯猛禽類を見ない
◯ヒヨドリがいじめ飽きたのか、結構行きたいところに行けるようになったツグミ(自信満々に木の高いところにいることもあって、「何だあの鳥は!」と思ってしまうので、、正直うざいです。あなたたちはいつも通りに地べたを歩いていてください)


このところ何てことない日々です。

2008/03/03

カラスは利口なのか??

ぼけ〜っとしていたら、偶然テレビでカラスの知性について放送してました。

道具を使う(作った上で)カラスのVTRが流れて驚かれていましたが、私はあまりに当たり前のことなので、むしろ驚く方々に驚いていました。私が現実を知らなすぎなのか!!(笑)



写真は私の家族だった2人のラブバード(ボタンインコ)夫婦です。もう2人共この世にいません。
手前の白っぽいヤツが♀の「まりん」で、物心ついて以来アーティスト魂を貫いた偏屈者です。
彼女は楊枝と割り箸を加工して、写真のような家だけでなく道具も作っていました。
彼女はクチバシで楊枝を丁寧に曲げ、いつも耳かきを作って使っていたのが印象的です。

鳥の耳は目の後ろにあり、手のない鳥は位置的に足で掻くしか方法がありません。
ところが彼女は「孫の手」のような自作道具を使って、最も器用なクチバシで耳を掻くことができました。

彼女はアーティストだっただけに、時として乱暴で、素晴らしいものを創っては思いつきで破壊しました。
そのフォローに奔走していたのが旦那、♂の「ぽん」でした。
几帳面だった彼は、彼女のヒステリーで破壊した部分に対して、繊維のように噛み砕いた楊枝や割り箸を組み込んで補修し続けていました。

二人の物語の続きは非常に重く悲しいんですが(特に♂のぽんにとって)、その話はテーマと異なるので後にしましょう。


カラスが相当高度な知性を持っていることは当然、鳥達の人生は人間並かそれ以上に感情に満ちあふれた濃密さを持っています。
道具を作って使えるとか、そんなことは鳥達を見続けた者にとって極めて「あたりまえ」なんですね。
正直言いますと、犬と比べてどうとか、猿と比べてどうとか、、、鳥は「人間より下」として扱う存在じゃあありません。


エジプトをはじめとした古代文明が鳥を神として崇めたように、私達にとっての鳥は神=先生なのです。
私達と鳥達、この世界で美しい存在なのはどちらか。考えるときが再び来たのではないでしょうか。


PS:
神ってのが出てくると宗教っぽいんですが、私は無宗教で、あえていうなら神=数字と考えてるドライな者です。

2008/02/27

鳥は生きるために歌う

ウグイスを見ました。もう春も間近??寒いっすねぇ〜(笑)。

どうやら一般的にウグイスはメジロと間違われてるようです。
はっきり言うと、ウグイスは強烈に地味です。メジロの方が小さいけど、さわやかに目立ちます。ウグイスは「(茶色くて)気づきません(笑)」。



以前にもったいぶったウグイスの歌の秘密、ようやく公開しちゃいましょ。


まずはじめに、ウグイス(♂)のヒトたちは生まれつき「ほ〜、ほけきょっ」と歌えるわけではありません。
先輩に教わるのです。あれは本能ではなく引き継がれてきた文化なのです。


私の住む里山周辺には毎年ウグイスの若鳥が歌の修行に集まっているようです。
若い彼らの個性は本当にいろいろ。
・「ほ〜、ほけっ」まではいい声で練習するが、全部歌うと自信なさげでしょぼい(リハーサルプロ)。
・きちんと「ほ〜、ほけきょ!」と滑舌よく歌えるが、声がしょぼい(器用貧乏)。
・声が太くて素晴らしいが、どう聴いても「ほ〜、ほけきょ!」に聴こえない雑な技術。
・メインの「ほ〜、ほけきょ」はテキトーだが、「けきょけきょけきょけきょ」が超高度。
・声も歌も素晴らしいのに、自信がないのかほとんど歌わない。

そんな若者に歌を教えるベテランにも個性が。
・とにかく声、発声ともに素晴らしい歌だが、5回くらい歌って去っていく。
・太くて響く素晴らしい歌を歌うが、「ほ〜、ほけきょ!」に聴こえない。なのに何回でも歌って自信満々に教える。
・技術は完璧で模範的なウグイスの歌を歌うが、声が小さい(若鳥の声量に負けることもしばしば)。


5〜6年前にデビューして2〜3年前ベテランになったヒトで有名なのは「モチベーチャン」。
「ほ〜、ほけきょ」が、どう聴いても「ほ〜、モチベーチャン」にしか聴こえない歌い手です。
デビュー当時は自信なさげに歌ってたもんですが、中堅〜ベテランになってからは自信満々に「ほ〜、モチベーチャン!」と美しく太い声で歌ってました。しかもそれを学んだ若鳥までも…。「それはちょっと間違ってるよ」と教えてあげたい!!

こうやって伝統や方言は生まれていくんでしょうね。
「モチベーチャン」は鳥の歌と言語の世界をかいま見せてくれた最高のウグイスでした。寿命から考えると、もう天命を全うしたかもしれません。


本家「モチベーチャン」の声が聴けなくなった昨年の春、新たな冒険者が現れました。

彼は一人なのか二人なのか分かりませんが、「けきょけきょけきょ」を2音程ではなく3〜4音程使って歌うアナーキストです。
あまりに実験的なために、去年は夏までにスムースに歌えるレベルになりませんでしたが、これはすごいことです。

人間の音階は当初1つだけ、その後増えていったという説があります(否定されつつありますが…)。
理論的には3音階が把握できた段階で広がります。
4音階使って歌にするというのはすごいことで、ぽっと出の若ウグイスがそれをできたってことは、ウグイスの音階感覚は人間と同レベルなのかもしれません。


ウグイス、よもするとスズメより小さく地味な鳥。
その体重あたりの声量はトップかもしれません。※肺呼吸でなければ虫の方が上だと思いますが…




「鳥は生きるために歌う」
生殖のため=自己中心的に考えるなら、歌の名手が若者に歌を教えなどしないはず。
ところが、歌の名手である彼らは血縁など関係なしに、未熟な若鳥に歌を教えるのです。
名手である彼らも、元々は教わって歌がうまくなったことを覚えているんでしょう。
それは歌の名手が代々伝えてきた証、これは人間と何も変わらない高度な「文化」です。

野蛮で低レベルな争いに心を病むことなく、私たちもありのまま&高らかに歌って子孫に伝え、無理なく生きていきたいものです。


春先、ウグイスの歌修行を聴くにつけ思うのです。厳しい冬を細々と生き延び、「生きているから歌う」、「生きるために歌う」のだということを。

2008/02/23

正しいヒヨドリ

人間以外の生物で、最もいっちゃった高等生物といえばこいつら「ヒヨドリ」。

多くの鳥は歌って生きていくんですが(理想ですね!)、こいつらはバトるために生きてますね。敵味方関係なくバトります。でも、目的は私たちが理解できるよりずっと上にあるのかもしれません。


一般的にヒヨドリは、テリトリー意識が強いとか浅はかなほ乳類レベルの認識で語られますが、そんなつまらない意識で彼らがバトってるわけじゃないのは長く見ていれば感づくはず。
今までバトってた仲間でも、次の瞬間には同じ木にとまってまったりしてたり、一緒にほうれん草を食ってたりします(我が畑には迷惑…)。
そう、奴らにとってバトるのはテリトリー問題なんて単純なものじゃぁありません。


例えば、初冬〜冬の果実(みかん等)に始めに気づき、独占状態の一人のヒヨを見ました。
私たちのような自分勝手なほ乳類的がヤツなら、「俺が全部食ってやる!」ですよね。
確かにヒヨも誰も来なければ食ってます。そういうシチュエーションではなぜかつまらなそうなんですが…。
でも、近くの木(ハゲ坊主)に他のヒヨ(場合によってはその他小鳥)がたかった瞬間に嬉々として攻撃態勢に移ります。

ここまでは想定内なんですが、問題は攻撃しに飛び立ったヒヨドリが戻ってこないことです(笑)。


記憶力のない「バカ」な鳥だと判断するのは簡単なんですが、彼らの基準は野蛮な人間レベルの思考を超えた所にあるように思えてならないのです。
そう、ヒヨにとってそのような「バトル」行動はコミュニケーションであり、本当の争いではないのです。



コミュニケーションとは何か、表現とは何か、人生とは何か、自分の生きる意味とは何か、美しさとは何か、幸せとは何か、そしてその結果としての歌と音楽とデザイン。
人間は鳥と同じような理想を持っていますが、鳥は実行できていて、人間は理想だけでおおむね野蛮なまま。


高等生物の大先輩である鳥を見習って、人間達、がんばりましょう。

2008/02/15

Erina

年明けから忙しかったErinaのファーストアルバム「あたたかいもの」の仕事。
この2月10日にリリースパーティーを成功に収め、デザイナー的には一段落です。エイギョー的にはこれからですがね〜(腹黒笑)。


歌詞のシンプルさと隠された意味の深さ、曲(トラック)の透明感と作り込まれた複雑な折り目、総合的にいろいろな聴き方ができるアルバムかもしれません。ジャケデザインのポップさも含めてね!


デザインは私、イラストはErina自身が担当していますが、苦労しました〜。
なんてこともなく、早い段階でErinaの意向をつかめたので楽しく仕事できました。敵は締め切りまでの短い時間と盤面印刷のDICカラーの不安だけ!

納品されたCD、結局予想をちょっと外れだったのはCD盤面印刷(シルクスクリーン)の色だけでした。



そ〜そ〜、にぎやかなツグミの独り言に加え、どうやらシメも独り言をよく話していることに気づきました!
ジョウビタキといいシメといい、人間の注意を惹きたいがために話しているんじゃないか?とも思えるのです。プラス、良い声じゃない(笑)。

それと、またしてもツグミが漫画(とりのなんこ氏著「とりぱん」)のようにヒヨドリにいじめられてました。
ふと私と3mくらいの場所にいたツグミ、目が合うと逃げて少し離れた庭の木にとまる、と共にヒヨドリのドロップキック炸裂!!(大爆笑)その木には実などないんですよ。
無闇にヒヨドリから攻撃を受けるツグミ。良いのか?お前達!シベリアと日本、ずっとタフなサバイバルをくぐり抜けてきたはずなのに。


「ぺこぺこぺこ」っとヘンテコで大きな鳴き声で低空を飛んで逃げる鳥って何でしょ?中型の鳥です。
コジュケイだとかいう話もあるんですが、調べるとそういう鳴き方は書いていません。
そう、この鳴き方をするヤツもほぼ毎日庭にいます。もう1ヶ月以上正体不明…。

2008/02/09

にせツグミ

最近、あまり良い声じゃないのにずっと話してる鳥がいてうるさいんですよ。


正体はツグミ。


野鳥図鑑などを見ると、「渡りの直前(シベリア方面に渡る前)に鳴くことがあるが、基本的に鳴き声は聞かれない」とあります。
つまり鳴くことはほとんどない、、と。

ツグミの語源のひとつとして「口をつぐむ(黙ってる)」からツグミ、ってことなんですが、ウチに来る2羽のうちの1羽のツグミはしゃべりっぱなしです。どの鳥よりでかい独り言をずっと話してる上に、無意味に楽しそうだったり。

う〜ん、かわいいが、ヤツは正しいツグミなのか??




追記(本題??):
ツグミはその昔、かすみ網で渡りの時期(秋〜冬)に大量に捕獲されて食料にされてました。
かすみ網ってのは細くて見えない糸で編まれた網で、どんなに目のいい鳥でもかかってしまうものです。ちなみに今は全面禁止になっています。
極寒を逃れて幸せな日本列島を頼りにしてきてくれる方々を無条件に殺す。きれいな白鳥や鶴は殺さないのにね。まぁ、食べるためなのならちょっとは納得だけど…。

そのツグミ達が人間の近くにまた姿を現す…。
私たちは、彼らに許してもらったんですよ。


「鳥はバカだからすぐ忘れるんだ」と思われる方もいると思いますが、スズメが大量に虐殺(あえてそう書きます)されたことを彼らは未だに記憶していると言われます。
江戸時代のスズメは今よりずっと人間との距離が近かったのは史実から明らかなようです。公園のハトレベルですね。
明治以降に害鳥として駆除された経験が今も継承されてるのではないかと。
ツグミ以上の殺戮だったのか、未だスズメは人間を許していないように思います。


そうそう、カラスにゴミを荒らされたとか、カラスに襲われたとか、それでカラスを大量に処分(実際は殺戮)する、、、。
それで根本的な問題解決になったんですか??
カラスのアタックに命の危険を感じました?カラスに殺された人間はいませんよね。
それよりしつけのなっていない凶暴な家畜(犬ころ)に乳幼児が何人殺されたか知ってますか?
犬はペットでかわいいから駆除せず、野生のカラスは大量に殺してOK。

そういった判断、あの論理性が一切なく、理性や客観性を欠いた捕鯨反対と同じ臭いがするんですよねぇ。

結局、都会の雑な生活態度が「掃除屋」カラスを呼んだだけなんですよ。カラスは人間の鏡なんです。
私の田舎でのカラスはポジションをわきまえていて、半ば近所の住人的な存在。


近所のカラスがどういうヒトたちなのか、ちょっと書いてみます。

数年前、ハシボソカラス夫婦の子供が車にはねられて亡くなりました。轢かれたわけではないので、きれいな形で道路に横たわっている状態です。
カラス夫婦はその上にある電線から悲しそうに亡骸を毎日、2週間近く見続けていました。いつ見てもそこに2羽いたので、日中は食事もせずに慰めあっていたと思われます。
あの風景、カラスでも人間でも感情は何も変わらないことを思い知ります。
亡骸を片付けることも可能だったんですが、結局カラス夫婦が見守っているせいで何もできませんでした(恨まれる可能性もあるし)。

彼らがどれだけショックだったのか。
毎年いつも庭に来ていたそのカラス夫婦、再び現れたのは3年後でした。悲しみのあまり2年以上も山にこもっていたんでしょう。
ウチの庭には彼らファミリー以外が来ることはほとんどないので、その間カラスを庭で見ることはありませんでした。

本当に人間と同じ感情です。
そしてその次の年には子供を連れてきました。
それからはいつも近所に姿を現します。


高等生物の大先輩、鳥類。
人類は鳥から音楽を教えてもらい、デザインを教えてもらったのもおそらく間違いないでしょう。
ほ乳類で鳥や人間のように歌を歌うものはいませんし(例外:イルカ・クジラ類)、デザイン感覚があるものもいません(こちらは全くいない)。


そういう哲学で鳥中心のブログを書き続けてるんですが、最近ちょっと本音暴露気味。カドが立つかなぁ〜。

なんつって、カドが立つついでに言っちゃお。正直どんなほ乳類(人類含む)より鳥類の方がはるかに優れてると思ってます。
人類はもっと精進しなければならないと思います。「自分たちが最も優れてる」部分なんて思ってるほどないんですよ。
脳容積はネアンデルタール人に劣り、寿命の体重比においてもエセNo1(鳥類を完全無視※100年以上生きているコンゴウインコ(5kg以下)が実在する)。
犬猫相手に優位性を強調している視覚能力は明らかに鳥類に劣り、恒温動物としての歴史も鳥類の足下にもおよばない。


まあ、鳥類よりあらゆる面で劣っていることを人類は自覚したほうが良いと思いますよ。
少なくとも、愉快にあるがままの自然な人生を歩いていくこと、鳥達はできています。歪んだくだらない苦労(戦争はもちろん、経済に振り回されたり)を人類が続ける限り、鳥類よりはるかに低レベルだということですよ。



※ほ乳類からの反論は受け付けません。鳥類をはじめ、ほ乳類以外からの反論だけ受け付けます(笑)。

2008/02/08

バトルは嫌いなんですが…

オーストラリアを中心とした欧米の最近の捕鯨反対運動にはむかつきます。

スキンヘッドでいかつくて当時はいかしてたMidnight Oilのヴォーカル(ギャレット?)が閣僚になって捕鯨に反対してるんですが、どうやら脳みその中は若い頃から成長ゼロ、バカ&勢いだけの稚拙なパンク野郎のままなようです。
同意してる欧米各国(特にドイツ)も同レベルですね。



お前ら、油を取るだけのためにクジラを殺しまくってたのはどうコメントするんだ!!!!!!!!!!



反省してるならちゃんとコメントしてくれ。それなら少しは納得しますよ。
油取りだけの捕鯨に関してのコメントは、反捕鯨国から一度も聞いたことがありません。今の反捕鯨国の多くが油を取るためだけに捕鯨してたんですよ(肉は食べずに破棄)。


生息数が少ないならまだしも、知的レベルが高いというだけで保護に乗り出すのが気に喰わないんですね。
牛も豚も鶏も実は頭がいいし、よりレベルが低いと思われてる魚達にも感情や知性があるんです。
さらに、捕鯨対象のクジラの多くは牛レベルと言われています。

アングロサクソン系の国はヒステリックだと思っていたんですが、このことでよりはっきりしてきました。くそまじめなのは良い点なんですが、客観性をあっさり失うことがあまりにも多い。
「冷静に客観的に、過去を顧みて、よく&深く考えろ!」と言いたいですね。



まあ、今更クジラを食べなくてもやっていけるんですが、バイキング達(アイスランド&ノルウェー)と日本が長年続けてきた捕鯨に対して目くじら立てる意味が分からないんですよ。

生態系からするとバイキング達の地域と日本周辺にはクジラが多く、ほどほどの捕獲であればむしろバランスが良くなるはずなんです。クジラ達は魚を大量に消費するので、魚を多く消費する国にとってクジラを適度に調整するのは当然です。
またこれは、数百年来続けてきた関係でもあります。
ただし、捕鯨国は昔ながらの捕鯨量を保つ必要はあります。


バイキング達も日本も、捕鯨は命がけで行ってきました。
クジラよりも小さい船で、モリだけで戦ってきた歴史があります。
クジラのすべてを知り、有効利用してきたのは私たち(バイキング&日本)です。


喧嘩を売るようですが、英国伝統と言ってウサギを狩るってのは残酷でしょ。
猟銃で打って仕留めるならまだしも、猟犬のおもちゃになってぐちゃぐちゃに噛まれて殺されるウサギの気持ちを考えてください。
しかもそれを「スポーツ」って言い切って、獲物のウサギは単に勲章であり、食料ではありません。

人間が増やせる動物ならそんな残酷な殺し方をしていいのか?
まあ、そういう偽善に気づかない人たちにとっては良いんでしょうねぇ。

捕鯨では、急所を突いて即死させる努力を行っています。数百年の歴史から、たとえ獲物であっても苦痛を与えない「文化」があります。


難しい問題と思う人も多いかもしれませんが、実は簡単です。
植物でも動物でも、その命を奪って自らが生きている、その自覚を持つだけなんです。

2008/02/07

珍客

珍客ってほどでもないんでしょうが、ウチでははじめて見る三十三才が!!
三十三才と書いて「ミソサザイ」と読みます。


西洋の寓話では「鳥の王」だそうですが(by Wikipedia)、日本最小クラス、ちっちゃいです。すごく。

その勇敢さ故か、ガラスサッシに激突して脳しんとうを起こして10分ほど滞在していました。ガラス越しに至近距離で見られるとは。

他にもコジュケイがいるようなんですが、まだ確認しきれてません。


鳥は鳥のいるところに集まってくるみたいですね。猛禽類やカラスがいなければ誰彼なく。
ちなみに、ウチに来るカラスは田舎のハシボソガラスなんで小鳥たちを威圧する事もなく、小鳥たちもそんなに気にしないようです。のどかです。
そのカラス、小鳥たちが多いと別の場所でクールに何かしてますね。わきまえてます。


エサなどやっていないのに庭にやたら鳥が集まってくるんで鳥の話ばっかです。しばしご歓談を(笑)。


本当はヴォーカリスト「Erina」のファーストアルバムのジャケットやフライヤー・ポスターのデザイン、リリースイベントのディスプレイ等の仕事をこなしてて、そちらの話をしなければならないんですけど。急な仕事だったんですよ。

まぁまぁ、一段落したら書こうかと思います。

2008/02/03

オールスター

ヒヨドリ30、ジョウビタキ1、シメ1、ツグミ1、ハシボソガラス3
これがウチの庭のレギュラーメンバーです。なぜかスズメがいないんですが…。
というかヒヨドリ多すぎ!

よく見てると行動パターンがかなり違います。

荒々しいのはヒヨドリ。
食事がメインなのかバトルがメインなのか分からないくらい暴れ回ってます。
せっかく一羽でみかんにありつけてるのに、他のヒヨドリが来ると追いかけ回した上に結局戻ってきません。
結論:食事よりバトル

天然ボケなのはツグミ。
無意味なくらいコソコソ行動するくせに、地べたで10分以上ボケ〜っとしてたりすることもよくあります。
ヒヨドリにいじめられるのは当たり前の光景ですが、おそらくスズメにすごまれても逃げるんでしょうね。※スズメはそんなことしない。
でも悲壮感はなく、ひとりで楽しそうにしてる時もよくあります。

頭が良いのはジョウビタキでしょう。
庭に出て行くと、必ず視界内を飛んで人間の注意を惹こうとします。
こちらも観察しているんですが、彼らもこちらを観察しているのは間違いありません。
わざとヒヨドリの好物の植物にちょっかいを出して(ジョウビタキは虫食なので植物には興味ないはず)ヒヨドリをあおったり、ツグミの近くを飛んで驚かせたり。
小さくて無邪気なカラスというか、何だかいつも遊んでますね。

理性的なのはシメです。
冷静に周辺の状況を見ていて、ふたまわりも大きいツグミが危険ではないと判断して2~30cm程度なら気にせずに近寄ります。
また、比較的食性の似ているヒヨドリが見逃してる食べ物のところにいます。この辺もヒヨドリの動向を観察してるんでしょう。
でもすごいことに、シメが先客だったほうれん草にヒヨドリ(約15羽)がよって来た際に、シメがヒヨドリに喧嘩を売ったんです!
結局シメが引いたんですが、あの体の大きさの差で喧嘩を売るだけあっぱれ!


そんなわけで、庭を見飽きないこのごろです。

2008/01/29

とりニュース

前回も書いた通り、庭に来る鳥が増えてます。

今日の追加ゲストはツグミ、エナガです。


いじめられっこツグミ&サーカス毛玉エナガ(named by モーニング「とりぱん」)そのもので、ツグミはヒヨドリに追いかけ回され、エナガはよく逆さにぶら下がってます。

エナガのかわいさは鳥好きじゃなくても分かりますよ。
今の時期は群れで庭などに来るので、たまに外を眺めてみる事をお薦めします。

そう、シジュウカラかエナガ中心の群れに色々な小鳥が混ざっている事が多いんですが、何ででしょうね。
おおらかなのか、案外心強いヤツらなのか。

2008/01/28

逆にうるさい…

最近突然鳥たちが戻ってきました。
っつってもおおむねヒヨドリ。
畑のほうれん草を食われるわ大騒ぎ(半分ケンカ)してるわで、かえってメイワクです(笑)。

珍しい客もいくつか。
ゴジュウカラ、コガラ、シメ、ジョウビタキ(♀)です。※画像:上から順





シメは直接自分が見たわけじゃないんですが、どの参考写真より腹が白かったとの話がアリ。個体差なのか見間違えなのか。

ゴジュウカラとコガラはシジュウカラに混じって山から下りてきたようです。
種類が違うのに群れが混成されてるのは小鳥、特にシジュウカラ空軍に良くある事なんですが、本人たちはどう考えてるんでしょうね。

で、ジョウビタキは例年♂が越冬に来ていたところ、今年は♀が近づいてきました。
♂も初冬に目撃したんですけど、♀が引き継いだのかもしれません。
写真でも分かる通りかなりアンニュイな色彩でかわいい鳥です。ただし♂同様落ち着きはありません。

2008/01/16

デザイナーのポジション

年明けから急遽middlecentreのSky-Hi entertainmentレーベルアーティスト、Erinaのアルバムジャケットデザインを任されてしまって、1週間程度の期間でデザイン一式を仕上げる強行日程でした。

まあ長年デザインをやってればそんなケースは良くあることで、Erina自身のイラストが多数あったことで「きっつい」仕事ってほどではありませんでした。コンテンツがあればデザイナーは本来の仕事ができます。


ここでふと、イラストレーターとデザイナーの根本的な違いを思い知ったのですよ。

音楽で言うと、イラストレーター(とか写真家とかのコンテンツクリエーター)は演奏家です。歌手も演奏家です。乱暴にまとめていうなら「表現者」ですね。
で、デザイナーは指揮者とかミキサー・プロデューサーです。
表現者をまとめてひとつの作品を構成する、デザイナーとはそういう仕事だと身をもって理解しました。
ちなみに、表現者の中には企画屋等も入ります。

デザイナーはまず聞き上手である必要がある反面、何もかも聞き入れるようでは単なる「使いっ走り」です。優れたオペレーターではありますが、プロではありません。
バランスをとりながらプロのデザイナーとしての意見やアイデアを差し入れることができなければなりません。

そう、最も重要なのが、プロとして依頼者の求めるモノを実現した上で、依頼者のイメージを超える作品を提供することです。これはプロフェッショナルでしかできないこと。



日本ではデザインをまだまだ軽視しているように感じます。ヨーロッパのデザイン先進国(イタリアやデンマーク、ポルトガル等)など雲の上の存在で、アメリカにようやく並んだレベルです(Apple等を代表に出されると厳しいけど…)。
「デザインなんてセンスがあればできる」とか、「楽しそうなことをやってる。絵が好きだから自分にもできる」とか、「結局デザインなんて好み」とか、そういう軽視が日本のデザインを並レベルに留めている原因です。
そんなモノだったら美術大学や専門学校などいらないし、良く考えてください、そもそもほとんどの人が良いという絶対的なデザインが存在しますよね。
それは好みやセンスではなく、人間が美しいと感じる価値観が普遍的に存在する、ということなんです。リアルなデザイナーはそれを求めて作り続けているんです。


一部日本批判と思われそうですが、日本は世界でも3本の指に入る(どころか最高の)デザイン文化を持っていると考えています。
個人的には、障子・畳・ふすまの完璧な構成、それにそこはかとない間を持つ淡い日本画(水墨画)が描かれているというだけで鳥肌モノです。和紙を通ってきたほのかな光のコントロールも併せて、これこそ言葉にならないほどの「ありえない」美しさです。
余計なモノを削り取って、最終的にあるものは「幽玄」。それが「ありえない」美しさの正体でしょう。
これは能楽が求めたものであって、そのレベルになると芸術も哲学も科学も境を失います。
デザインというより究極の芸術というべきなのかもしれません。

もっと身近な着物はそれに比べると動的なものですが、模様に模様を組み合わせるバランス(他の国ではほとんどない組み合わせ)、切れ端を出さない完璧なパターン、これぞ純粋なデザインといえるのかもしれません。


それにしても、現在の日本におけるデザインや視覚美術の専門教育はイマイチです。
それ以上に、一般教育ではデザインなど教育していないと言っていいでしょう
その辺も含めてまた書きますね。

2008/01/15

どぉでもいい話

きまぐれ冬鳥のレンジャク類ですが、漢字では「連雀」。
名前の通り群れで行動するからなんですが、単なる「雀」も結構群れてると思うんですけどね。

本当にど〜でもいいですね。

2008/01/09

Apple Mac Pro

新しい、というかバージョンアップしたMac Proが出てたんですね(X serveも)。体調が悪くて気づかなかった…。

メモリ、ECC付きなので相変わらず高いです。Xeonだけじゃなく、Core 2 Duo版のMac Proが出ればいいのに。。。

映像編集にも永く対応できる構成で計算してみたら、100万円を超えました(微笑)。

2008/01/02

とりのスタイル1

鳥の性格を分析してみました!くだらなすぎ!!
まず身近な留鳥のヒトたちから。

◯すずめ
・陽気
・連れション好き
・おしゃべり好き
・TPOレベル高い
・天然ボケ
・お調子者
・一般市民

◯ヒヨドリ
・甘いものが好き
・けんかっ早い
・荒っぽい
・群れるのが苦手
・運動神経が良い
・いじめる方
・気にくわないものがやたら多い
・声がでかい

◯セキレイ
・好奇心が異常なほど強い
・スタイリッシュでありたい
・天敵はいないと思ってる
・人生の8割は探求という遊びだ
・まずは観察
・知的なものが好き

◯フクロウ
・常に傍観者
・オーラを消せる
・動かないでいられる
・五感が優れている
・できれば寝ていたい

◯ハシボソガラス
・クール(粋)
・客観的
・干渉されたくない
・家族思い
・まずは考える方
・いたずらが好き
・趣味人

◯ハシブトガラス
・田舎育であることにコンプレックスがある
・上下関係はとても重要
・生きていくためには組織に沿うことが重要
・手段を選ばないことがある
・家族思い
・まずは考える方
・仕事命


どうですか?
あなた自身にあてはまるヤツが・・・・。

個人的にはセキレイ70%、フクロウ30%ってとこでしょうか。