2009/12/05

最近のオヌヌメ

夏〜秋は身近に現れるトリが少ないし、何かと話題は紅葉とか天気にしか至らない感じですね。

ほげぇ〜っと過ごしてきたんですが、あまりメジャーじゃないけど何となく良さげなモノでも紹介しましょ。


まずはカメラ関係。
「TENBA」っつう風呂敷みたいなレンズケースブランド。

Sサイズのグリーンです。
四隅にマジックテープのくっつく方が縫い込まれてて、フェルト(フリース?)っぽい表皮に固定できる仕組み。

全部開くと、単なる正方形の布でございます。

超望遠以外ならSサイズでOKです。

ちなみに私PENTAXなので、最大300mmズームならSサイズでもイケます。
レンズに手ぶれ防止機能のあるCanonやNikonの最大300mmズームの場合、Sサイズでは厳しいかも。。。








































そして、あまり知られてないのかな?
ピエロトゥッチ(PIEROTUCCI)
私もいつ知ったんだか。。。。
気づくと冬になる前に必ずチェックするサイトになってます。
※ピエロトゥッチの回し者ぢゃあありません。


ここ、完璧な日本語サイトが存在し、インターフェイスも良くできてる。メールのやり取りも日本語でOKです。
スタッフに日本人がいることは間違いなく、注文の対応も日本のeコマースサイトと変わりありません。
むしろ規模が大きくないからか、良い感じです。

※イタリア本国から船便での発送なので、在庫があっても10日程度待たされます。

でもって、製品は柔らかく繊細なイタリアの皮で、色とデザインもトラディショナルなイタリアスタイル。
▶はフォーマルな手袋。





カード入れ。
この色(黄緑系?)は私も好きだし、イタリアでも定期的に流行ってる気がします。
昔、国内でアルファロメオの黄緑を見かけて、「こぉゆぅ『あまがえる』車好きだぁ〜」、と一生に残る印象を受けた覚えが(笑)。



ちなみに、PIEROTUCCIは当然イタリア製品なので、欧州北部(フランスやドイツ)の皮と違ってかなり柔らかいのが特徴です。
良くも悪くも繊細なので、耐久性が低く早めにイっちゃったりしますが(笑)。
この辺はイタ車の内装と同じですね。

PIEROTUCCIサイトは伊語・英語・日本語で展開されていて、製品タグもこの三ヶ国語だったりします。
これが伊語・英語・中国語になったらヤダなぁ、、、と思うこのごろです。


ま、イタリアも日本も中世以前から服装にうるさい国なので(フランスもかなりうるさい)、突然中国が出てくることはないんでしょうけどね。。。

2009/09/25

気付くとK-x

K-7を買うまでは熱狂的なPENTAXファンてわけじゃなかったんですが、イロイロ知っていくうちにPENTAXファンになってしまった私。
いや、元々PENTAXは好きなメーカーではあったんですが。


K-7のセカンドにK-m(特にホワイト!)がいいなぁ、なんてほんわかと思ってたところ、K-xっつぅ後継機が出たんですね。


私、本質的にデザイナーなので、スペック以前に色が選べるというところが気になりました。
いやいや、おもろい!まじで。
ここでカラーシミュレーションだけでなく、お気に入りカラーの投票とかもできます!


カメラ一筋の方からすると、写り込みが最小の黒ボディーがベストだと言いますし、それは間違いありません。
しかも玄人好みのPENTAXからカラフルな一眼レフが出るとは、、、反発があるのも仕方ないのでしょう。


その反面、人間は手のひらに収まるサイズのモノを愛でる本能があります。
例えば、時計・靴・ライター等々。
カメラももちろんその中に入ると思うわけです。


このK-xというカメラ、被写体を愛でるだけでなく、カメラ自体を愛でることができそうです。

個人的にセクシーだと思うのは、
・シルバーボディ&ホワイトグリップ(ベスト!?)

・ホワイトボディ&グリーングリップ

・チョコレートボディ&グリーングリップ

・ライトイエロー&グリーングリップ

あたりでしょうか。
ちなみに本質的にミドリ色が好きなので、差し引いてくださいまし(笑)。


K-xのスペックはエントリーモデルとしては120%ではあるものの、スーパーインポーズがない、K-7と同様のダストリムーバーが付かないのがちと欠点。
とはいえもっぱら中央1点のフォーカスポイントでK-7を使ってる私としては、スーパーインポーズが必要かというと、、、あればいいけど無くてもOK??。。。
むしろMF時のスーパーインポーズ(MF時にもこう言うんでしょうか?)の方がヘルプ的に助かるんですが、あまり確実なモノではなく、アテにしすぎても失敗するし…。


国内一眼レフで最も歴史のあるPENTAXがこんなマーケティング主体の製品を作るのはけしからん!とかいった意見も散見できます。
すでに守りに入ってるNikon・Canonに対して、老舗のPENTAXがやらないで誰がやる?という個人的な気持ちもあります。
見た目だけでなく、スペック的にも間違いなくPENTAXの一眼レフカメラであることに間違いありませんし。

上記した通り、カメラは撮るだけでなく愛でるものでもあり、必ずしも黒やシルバーである必要はありません。
K-x、これは素敵なカメラですよ。

年末年始あたり、サブ機として魅力的なカラーのK-xを購入すると思います。

2009/08/28

そうそう、著作権。

わたくしデザイナーでもあるので、このサイトの写真の著作権や利用権限などをこのへんで定義したいと思います。
著作権者へのナンタラとか、商用利用のナンタラとか、そういった小難しいものです。


キツ〜く言っちゃいます!

「過去に撮っちゃった作品は、現在のわたくしの作品ではあ〜りません!」
今この瞬間にあるモノだけがわたくしの作品であります。


なので、個人利用だとか商用利用だとか、ご自由に。
かえるとか花とか、それがどこかの企業のトレードマークになってもOKです。
どれもこれも完全フリーです。
「おれのもの〜」と囲おうとして争いになったなら、その争いもご自由に(笑)。
自分にとってはそんなことど〜だっていいし。逆に、巻き込まないで下さいね!←こっちの方が重要


そもそも、わたしもここに掲載された画像等を普通に使うので、お互い文句なしってことでお願いしますよ。

やったぁ!放射能!

面白くて安いレンズを探してヤフオクから購入するレンズ数点。
で、SMC PENTAX 1:1.4/50(Kマウント)とか、Super-Takmar 1:1.8/55(M42スクリューマウント)とか購入してみたわけです。


SMC PENTAXの方は絞り開放だと不思議とソフトフォーカス的な感じ。
後で調べてみたら開放だと焦点がユルくほんわかする事が分かり、これはこれでこのレンズの個性。
シチュエーション次第では信じられないほど幻想的だったりします。

Super-Takmarはまだ使い込んでいないものの、あまりスペックの変わらないSMC PENTAXよりずっとシャープで色乗りの良い感触。
フォーカスリングがマクロレンズ以上に回る(270°強)設計で、マニュアルフォーカス派にはたまらない繊細な設計です。
重い反面、質感や剛性は現代のレンズではあり得ないほどの出来で、ちょっと持っただけでうっとりできるレンズです。


以前から気になってたアトムレンズ(放射能レンズ)。
Super-Takmarはもしかするとアトムレンズかも(わくわく)と思って購入したんですが、説明もないし、何をもってアトムレンズか分からないまま。

一般的にアトムレンズは黄色く変色するようで、その意味でこのSuper-Takmarは完璧!
全てのSuper-Takmar 1:1.8/55がアトムレンズではないとのことですが、黄変してるモノはアトムレンズだとか。

どれだけ黄色いか、SMC PENTAX 1:1.4/50と比べてみたところ、SMCの中玉の黄変さたるやSuper-Takmar同様(笑)。
SMCでも初期ならばアトムレンズがあるようで、もしや、、、、、。


結論は調べても分かりませんでしたが、Super-Takmarは高い確率でアトムレンズだと思われます。
SMCの方は、、まぁ半々てとこでしょうか。


↓がSuper-Takmar 1:1.8/55のサンプル写真です。
PENTAX K-7 / マウントアダプターK / Super-Takmar 1:1.8/55

室内&蛍光灯の下での撮影なので参考としてはイマイチですが、シャープながら色彩もっちり感は分かるでしょうか?



なんにせよ、放射能最高!ってことで(笑:不謹慎)。

2009/08/05

かえるシリーズ01

出先で2〜3時間、ちょっとした息抜きに一服。クルマを見たら、、、サイドミラーにこんなんが寝てました。
by PENTAX K-7 / TAMRON 90mm/F2.8 Macro

by PENTAX K-7 / TAMRON 90mm/F2.8 Macro

自宅から必死でしがみついてきたのか(約25km)、自ら這い上がってきたのか…。

クルマの構造上、クルマをつたって這い上がるのは難しいと考えると…。
自宅のカーポートでクルマにくっついて、そのまま旅してきた可能性がかなり高いようです。

半眠りで死にそうな状態に見えますが、実際は元気でした。


ついでにカエルファンタジーでも。
by PENTAX K-7 / smc PENTAX 50mm F1.4

by PENTAX K-7 / TAMRON 90mm/F2.8 Macro

by PENTAX K-7 / TAMRON 90mm/F2.8 Macro

電燈をテリトリーとするあまがえる。虫の集まる電燈の中心を牛耳るとは、、合理的です。


レンズによる風合いが違うのはお分かりでしょうか?
古いPENTAX 50mm F1.4はなぜかソフトフォーカス風な傾向があって、どこにピントの山があるのか難しいながら、決まると鳥肌モノ。アンニュイでセクシーなレンズです。
TAMRON 90mm F2.8 Macroはピントがしっかりしていて、ボケ具合が計算できます。こちらも同じくセクシー。例えるなら理知的な色気ですね。

ちなみに、電燈の枠にいるのは忌まわしきカメムシです。
本当は追い払いたかったんですが、かえるに逃げられてはカメムシの思うつぼなんで、完全に無視しての撮影です。
かえるさえ喰わないカメムシ。最も嫌いな虫です。

そのカメムシ、この辺では「ひらっが(Hiragga)」って言います。ラテン語みたいですよね。
ま、この辺の方言や土地名、名字もちょっとラテン語っぽいので、その流れなんでしょう。

コンパクトデジカメしかなかった時代から、あまがえるはしょっちゅう撮ってました。
あまがえるの表情はなかなかイイのですよ。


このままだとかえるファンブログになってしまうので、、、
by PENTAX K-7 / smc PENTAX 50mm F1.4
来ました!!!コメリすずめ。
もう、どう配置してもシュールな会話が思い浮かんで笑える、最強のキャラ!
本物のすずめ、負けてんなぁ。

「イネ〜」(中)
「兄ちゃん、かっけぇ!」(右)
「まだ夏だど」(左:親)


次回は本物のトリ様を出そうかと思います。
このところトリの飛ぶ様を追ってばかりいて、マトモな絵が撮れてないのです。

2009/07/24

バルブモード

PENTAX K-7を手に入れてからしばらく経ちました。

不満は自分の経験や知識不足のせいで、K-7自体の実力を引き出せてないような…。

ま、何にしてもK-7のせいでマニュアルフォーカスや各種(シャッタースピード・感度・絞り)のマニュアル操作にハマりつつあります。
K-7はマニュアルフォーカスでも、焦点がが合うと「ピッピッ」と反応してくれます。時々アテにならないんですが、、、、それもかわいかったり。

そんなK-7のおかげで、イマドキのデジイチユーザーの逆を行くMF&単焦点好きの変態デジイチ野郎になってしまいました(笑)。もちろんTAMRONの90mm F2.8 Macroレンズのおかげ(?)でもありますが。
このレンズを使う時、9割はMFです。AFがダメってわけじゃなく、MFの方が感覚に対してリニアなのです。
なんてエラそうなことを書いておきながら、技術不足でピンずれも大量生産してますが(笑)。


そんなMF魂、PENTAX純正でM42スクリューマウント→Kマウントアダプターがあるので、まずはこれをゲットするつもりです。
M42マウントのレンズは全てMFで古いんですが、中古市場では安価ですし、イマドキのデジイチ対応レンズに比べて強烈な個性があるようですし。
いわゆる「レンズ沼」にはまりつつあるのかなぁ〜、と思うこの頃です。

でも、出力される作品こそが何より重要なんですけどね。


話は変わって、K-7のバルブモードを極端な条件で試してみました

まずは視覚に近いシャッタースピードでの絵。
ありきたりですが、それなりにきれいで寂しげですね。

過剰に開け過ぎたシャッターでの絵。

SFですね〜。こんな風景は見た事ありません。


一般的に天体や花火等を撮影する時にバルブモードを使うんですが、それだけじゃぁつまらないと思います。
暗闇での過剰露出とか、モノクロに見える薄暗い景色を極彩色にできる可能性があると思います。
※三脚&レリーズスイッチは必須

2009/07/19

たまごぼーろ

今や世界的に有名でありながら絶滅危惧種の「コメリすずめ」、保護をはじめました。


ちなみにこやつら、コメリの企画でMade In China。
コメリすずめ自体にバーコードタグが付けられない設計が素敵です。
本体に付けられないせいで、棚に束になって置いてあったタグには「すずめ」とありました。

これがモズだとか言った日には、野鳥ファンの前にモズ自身から抗議がありそうです。
なにしろこの置物、意図的に薄汚れていてデブなので(笑)。




無闇にポジティブな雰囲気。これこそトリらしさ。
薄汚れていて、むしろおいしそうです。


ん〜、この構図の意味が分からん…。でも面白い。



ほとんどのすずめのひなは「ぼてっ」&「ぱやっ」っとしてるせいで、親鳥より一回り大きいのが普通です。
つまり、ちいさいすずめ(仮)が親で、ムダに大きいすずめ(仮)が「ぱや」です。


コメリすずめ(小)がまだ1羽しか手に入ってないので、2羽以上手に入ったら、1羽はあごひげにする予定です。



「私、何やってんでしょうか?」

なんて反省はしないぞ!!

2009/07/18

すずめの亜種

丸々太っちゃってぇ。





このすずめ、コメリで売ってます。

「大人気!!!」

という噂は聞いたことがありません(笑)。
こいつもそうですが、どれもちょっと薄汚れています。
拭いて取れる汚れではなく、製造段階で意図的に薄汚れさせているようです。汚れも個体によって様々。

制作者、相当なすずめファンですね!?
すずめのヤツら、砂浴び(土浴び?)マニアなので基本的に薄汚れてます。

その辺のリアリティと、イネを食い尽くしたかのようなおでぶっぷり。

基本ぱや仕様なので、買い足してあごひげ仕様でも作ろうかと思います。

というか、これがすずめかどうかも分からないんですけど。。。
ま、薄汚れた茶色い鳥=「すずめ」としか思えないので(笑)。


Photo by PENTAX K-7 & TAMRON 90mm F2.8 MACRO

PENTAX K-7のいろいろ vol2

ようやくK-7に慣れてきました。
というか、K-7の個性が分かってきたと言うか…。


購入直後に斜め読みして、撮り初めて疑問点をちょっと読んだだけのマニュアル。
一歩深くに進もうと再び読んだんですが、このマニュアルは秀逸です!!◎です!!

K-7自体のインターフェースが優しい(易しいではなく)上に、マニュアルも優しい。
ほんと、最初のデジタル一眼レフがK-7で良かったと実感するこのごろ。


仕事柄ミュージシャンと関わる事が多いんですが、彼らはウデがある人ほど楽器を自分の手足のように扱えます。
で、多くの優れたミュージシャンは自分の楽器の欠点を知ってます。
そして、その楽器の魅力とそれを引き出す方法も知ってます。
また同時に、欠点をカバーする技術も持っています。
どんな楽器でも、ちょっとやそっとじゃ否定しません。長所、魅力がどこかにあるんじゃないか、と探るからです。

「すげぇ!」と思うミュージシャンほど、欠点が多い反面キョーレツな個性を持つ楽器を愛用してたりします。
無難なミュージシャンは欠点が少ない万能な楽器を愛用します。
素人レベルのミュージシャンは自身のウデのなさにも関わらず、欠点の少ない楽器にさえクレームを付けます。有名だが欠点も個性もすごい名器はなぜか無条件に褒める(触れた事がなくても)。でも、その楽器を鳴らす技術は残念ながらありません。


私はたしなむ程度にしか楽器演奏ができませんが、K-7は電子機器ではなく楽器的だと感じています。
さらに言うなら電気楽器よりも生楽器。

AFも優秀だとはいえ、ファインダーを覗いてるとなんだかMFにしたくなっちゃうんですよね、K-7。
そういう特性も生楽器的だと思えるゆえんです。

2009/07/17

感度

セキセイインコにしてもすずめにしてもモズにしても、撮影時間は早朝も早朝、まだ里山から太陽が見えないような時間帯に撮影したケースが多くあります。
なので、フルオートの結果ISO400-800での写真がほとんどです。

高感度ノイズ、絵によってかなり目につきますよねぇ。
K-7のデフォルトではISO1600からノイズリダクションが効くようになっているので、ISO800でのノイズは最悪ってことです。
これを撮影したときはデフォルトのままだったので、特にISO800で撮られた絵はかなりノイズだらけです…。

K-7、何しろ設定要素が多いので、徐々に自分のスタイルに整えていかないと…。
これが自由度の高いK-7の醍醐味なんですね。
「すぐに良い絵を撮るための良いカメラ」と考えてK-7を選ぶと失望するでしょうね。


デフォルト設定は、平均的なフィルム一眼レフに従ったものだと感じました。
これはこれでユーザーを突き放していて、気難しくて良い!
「安易に感度に頼るな!」というのはフィルム時代の鉄則ですし。

逆にISO100-200の絵は素敵です。
レンズがどれであろうと白トビが少なく、発色がものすごく良い。


「失敗した!」と思った写真がうまく録れてた。
「失敗した!」と思った写真が実際その通りに失敗していた。

この差でしょうね。
私は後者が良かったのでPENTAXにしました。
前者が良ければCanonがベストでしょう。

その他のトリ画集vol1 by PENTAX K-7

なんだかムダにワラワラ逃げていくすずめ。
エサやってんのに!

ウチの裏にはテキトーに放置されたタラの畑があり、すずめもセキセイインコもカワラヒワも、それなりにえさ場兼避難場所として使ってます。

ある日、またしてもわらわらとタラ畑へ逃げたすずめ。
ムカつくのでカメラを向けた結果が以下の通り。
撮影機器はPENTAX K-7&PENTAX DA 55-300mm F4-5.8EDレンズです。



すずめのくせに低木のてっぺんに止まって、モズのつもりか?カッコつけやがって!
と思ったんですが…。




あぁ、本物のモズだったんね!
ちなみにこのモズ、明らかに若鳥ですね〜。淡くてかわいい。

すずめ画集Vol.1 by PENTAX K-7

トリとトリました(しつこい?)。
全写真はPENTAX K-7&PENTAX DA 55-300mm F4-5.8EDレンズでの撮影です。



VHFアンテナでくつろぐまぁまぁ大人のすずめ。




真ん中のぱや(ひな上がり)、右のあごひげさん(大人)に甘えポーズ。あごひげさん、半ば無視。




右のヒトは首を振ったせいでボケてますが、左のヒトのカタチ。。。
すずめのヒト達を見ていて、最も不可解な行動です。
求愛行動だとも言われますが、2〜3羽いて全部このカタチだったり、そのカタチのまま追いかけあったりするんですよ?!
個人的には「遊ぼぉぜぇ」って意思表示だと思ってるんですけどね。




あまり気付かれない所から撮ったのに、一羽のおでぶなぱやが見てますね。




左に長老とも思えるあごひげさんが。。。
彼がエサ台を見張っているかのような絵ですが…。
実際はあごひげがぱやを蹴りだす事もあるし、ぱやがあごひげを押しのける事もあります。
とはいえ、一般的にあごひげさんが見張りに立つ状況はよく見かけます。

2009/07/16

野良セキセイインコ画集2 by PENTAX K-7

トリをトリました。
全写真はPENTAX K-7&PENTAX DA 55-300mm F4-5.8EDレンズにて撮影したものです。
絵をクリックすると縮尺なしの拡大画像になります。
被写体へのピンが甘い絵もありますが、初心者なのでご容赦くださいませ。


まずは野良インコの「いんこっつ」改め「ウィー」。
なんで「ウィー」なのかと言うと、こやつの地鳴きが「ウィー」なんで。
普通のセキセイインコは「ヒヨイ!」って鳴くんですけど、こやつの口からこの鳴き声を聴いた事はありません。



野生ながら人間への警戒心は薄く、安心のふっくら。




この前後に羽繕いしていて、首もとがふわってます。
一番ピンが合っていて、きれいです。




羽繕いして落ちた羽毛をなぜ気にするのか(飼い鳥も同じ)。




こちらを見てるけど、何も考えてない感じ。




「座ってる」状態です。油断満々。




結局、寝てるし。

PENTAX K-7のいろいろ vol1

元々フィルム一眼レフにもちょっとしか触れた事がなく(でも、面白かったのでよく覚えてますが)、デジタル一眼レフは初です。

明らかな素人なんですが、K-7が来てから1週間弱。
まだ8割程度しかマスターしてませんが、素人なりに◯△×を。


まずは×。

・PENTAX Digital Camera Utility
恐ろしく遅い…。
RAWを読込むのにもたつくのは当然だと思うんですが、連続処理をするために複数のRAWファイルを選択するのにモタつくのはどうかと思うわけです。表示しないのにバッファにデータを貯めてるんでしょうか。
選択するファイルが増えるほど遅くなります。丸ごとメモリに読み込んでるんでしょうね。
インターフェース的には分かりやすいので、すごく残念な感じです。
で、Apple ApertureかAdobe Lightroomの購入を検討してます。
ちなみにApertureはまだK-7に対応してないようで…。ホントはApertureの方が良いんだけどなぁ。

・高感度ノイズ
以前から噂され実証もされたりしてきましたが、確かに高感度でのノイズが多いかもしれません。
でもこれにはウラがありまして、デフォルトではISO1600からノイズリダクションが効くようになってました。
まだ細かく検証したわけじゃありませんが、ISO400あたりからノイズリダクションを効かせてもいいのかもしれません。
PENTAX的には、フィルムで発生していた高感度ノイズレベルは正統な写真の副産物、と考えているフシがありそうで、それもまた真。
個人的には高感度でクリアなのもGoodですが、フィルム的に粒子が出てくるのも真実だと思うので…。


△。

・AF
遅くも早くもないと思います。不満は全くありません。
Canonは確かに早い。
でも、そもそも一眼レフにAFの高性能を求めていなかったので、むしろ予想より遥かに早い位です。
唯一、単焦点のTamron 90mmでAFを使う時、その広い焦点距離を行ったり来たりするのは厳しいかも。
とはいえ、このレンズではほぼMFで撮ってますけどね。

・モード切り替えロック
慣れてくると、このモード切り替えを多用しそうです。
反面、モード切り替えのロックボタンは若干まどろっこしい、、かも。
逆にモードをあまり切り替えないユーザーの場合、このロックボタンはヨイかも。
ま、折衷案でこの機構はアリでしょう。

・SDスロット
引き抜く際に引っかかるというのは本当です。
でも、壊れそうなくらい引っ張らなきゃならないという論調は誇張し過ぎかも。
個人的な感想では、「硬いけど、あり得る硬さだな」という程度。
この程度の引っかかりで壊れるほどSDはヤワじゃないので、この評価は気にせずに。


◯。

・インターフェース
右側に操作ボタンが集中したのはとても良いと思います。
液晶画面表示も絶妙で、前ダイアルと後ダイアルのアイコンが分かりやすいし、ほとんどの場面で説明書はいりません。
デジタル一眼レフ初心者の私が言うほど。
AF-MFの切り替えも簡単だし(PENTAX的には当たり前?)、ほんと、良い感じです。

・ファインダー
視野角ほぼ100%というスペックですが、よほど追い込まない限りマジで100%ですね。
この素人にしてピントの山もつかみやすいし、はじめからこれほど良いファインダーから入っていいのか怖くなるほど。
TAMRON 90mm macroはAFで数枚撮影した後、このファインダーのおかげでMFの方が良いという結論に至りました。
ファインダーとK-7の焦点センシングのおかげで、自由度の高いMF撮影が早くも実感できてきています。

・画質
確かにデフォルトではかなり眠いかもしれません。
K-7の場合、コントラストにしてもシャープネスにしても、ほとんど誇張しない設定になっています。
一般的にコントラストが高い方が香りが強く、シャープネスが高い方が鋭い絵として受け取られます。
K-7はどちらも誇張しない設定になっているので、コンデジから来たユーザーや、誇張の激しいモデルから来たユーザーにとってはかなり眠たいかもしれません。
また、親指AFで撮影した場合に手ぶれ補正が効かないということを知らずに発言しているケースもあるので、それも注意。

ちなみにK-7、撮影者の技術をカバーしてくれるカメラではないことを把握しておく必要があります。
「良い写真を撮るためには良い写真を撮ってくれるカメラが必要」というなら、他社のカメラが良いと思います。
「良い絵を撮るためには自分自身の腕が必要」という方なら、PENTAXはベスト。PENTAXはそのままを絵にするように作られているようです。
特にこのK-7、最低限の補正しかしません。腕を磨くにも、「ウデ」で別次元の作品を撮るにも最適なモデルだと思います。

・デザイン
直線的でレトロなデザインも賛否両論ありました。
個人的には一目惚れレベルのかっこよさでした。
機械としてのカメラ。デジタル一眼レフが半ば忘れていた「質実剛健」というものを思い出させてくれました。
小さいので小指が余るんですが、グリップデザインがそもそも薬指までっぽいですし。小指は巻いてカメラの下に収めると良い感じです。
グリップの出来はそーとー良いと思います。

・豊富な撮影機能
「こんな分厚いマニュアルは初めて見た」と各レビューで言われるほどマニュアルが分厚いし、それだけの機能があります。
分厚いマニュアルには慣れている私でも、初のデジタル一眼レフのマニュアルとなると読んでも頭に入ってきませんでした。
なので、まずは標準的なAFかMFに自動露出・自動シャッタースピード・自動感度で撮ってみました。
ちょっとずつ「もっとこうなれば良いのかなぁ」なんてワガママが出てきて、調べていくとK-7の機能によってことごとく実現できることが分かってきました。
この辺はK-7で良かった〜、と思うところ。
豊富すぎるほどの撮影機能は、「過剰な撮影機能」ではなく、「撮影者の要望に添うため」なんだと実感しました。
かなり「かゆい所に手が届いてる」カメラだと思いますよ。


近いうちにK-7で撮った写真も載せてみたいと思います。
トリのヒト達も含めて。

2009/07/15

K-7周りのいろいろ

あれ?
Apple Aperture、まだK-7に対応してないのかな?
評価版をダウンロードしたんですが、どの画像をクリックしても「非対応」。

PENTAXのソフトウェアでも現像処理は悪くはないんですが、ズームが遅くてイライラ。
機能的にもちょっと簡易的だと思える部分もあるし。

試しにApertureの評価版をダウンロードして、Mac全体のアップデートをしたものの、、、結果「非対応」。
※DNGファイルなら対応しそうです


Apertureの評価版をどう評価すべきか…(笑)。
あせらず考えてみよっと。


具体的なK-7のレポートは近日中に!
簡単に言うと、自分の感覚に異常なほどシンクロするカメラです!
でも、これは万人共通ではないと思います。
そのあたりも含めて、では!

2009/07/10

MacBook系の現在

この記事も旧世代の白くかわいいMacBookから書いています。


ちょっと前に新しいMacBookファミリーが発表され、従来通りのポリカーボネートのMacBook以外に、FireWireが採用されていないアルミのモデルに失望した経緯があります。
Airなら何とか許せますが、MacからFireWireが消え、「クリエーターが絶大な信頼を寄せていたFireWireを切るなんて、Appleもいよいよコンシューマーのみにすり寄ってきたのかなぁ」と思わざるを得ない状況でした。

でも、この新製品ラインナップに安心しました。
白いポリカのMacBook(FireWire400を継続)を主力に戻し、旧MacBook 13inch(アルミ)をMacBook Proの13inchに昇格させ、全MacBook ProにFireWire800を採用。
Apple社、MacBookでだいぶブレちゃってますが、結果オーライです。


白いポリカMacBookはiBookの系統で、Mac慣れした人には見慣れた&見飽きた(?)モノです。
でも、未だにどのメーカーのラップトップPCより洗練されたデザインのパソコンです。
そして、iBookもMacBook(白)もとにかく丈夫!。
これだけカジュアルでスタイリッシュなパソコンはiBook & MacBook(ポリカ)以外あり得ません。


Macのラップトップを購入する方は、Air希望の方意外は「FireWire必須」なのでしょうし、個人的にもそうです。
マルチメディアを扱う者として、FireWireがないMacなど、Mac OSがそれなりに動く「簡易パソコン」でしかありません。
そう、Airは一種の「簡易パソコン」なので、FireWireがなくてもOKだと思います。


Appleも理解したのかもしれません。
MacにFireWireは必須だ、と。そもそもあなた達(Apple)が次世代SCSIとして開発した規格ですしね!!(笑)



その昔(1990年代)、MacはほとんどのモデルにSCSIを搭載していました。
SCSIは素人には扱いづらいモノでしたが、AppleはSCSIを搭載し続けました。
これがプロのマルチメディアクリエーターが長年信頼し続ける要素となり、Mac=マルチメディア(デザイン・音楽・映像)という図式が確定したものと思います。

その流れはFireWire(400)→FireWire800となっています。

FireWireの機器はとても安定感があります。
USBは変に引っかかるし、転送速度もスペックより遥かに低い。
FireWireは安定してスペック通りの転送速度を保ちます。※特にTexas Instruments製のインターフェースは完璧

関わりのあるミュージシャン・アーティスト達は、100%Mac & FireWireオーディオインターフェイスという組み合わせです。

USBのオーディオインターフェイスはアマチュアか簡易利用向けで、Macを使うアーティストは見向きもしないというのが事実です。
Mac OS 9時代まではPCIボードのオーディオインターフェイスも多かったんですが、今やデスクトップでもFireWireのオーディオインターフェースを使っているようです。
確かに、天下のAPOGEEがMac専用のFireWireオーディオインターフェイスを作ってる時代ですから、FireWireがどれだけ安心できるインターフェイスであるか証明しているようなもんです。


Texas Instruments製のFireWireポートがあってこそMac。
Macはどのモデルでも、プロが使える+αを持っていなければならないと思うわけです。

ちなみに、AirにFireWireがないのはOKと書いたものの、FireWireが付いたら2倍近く売れるかも。
特にDJ達は飛びつきますよ〜。

2009/07/08

PENTAXの歴史 -I love PENTAX-

今さらながら、PENTAXがHOYAにTOBされる経緯をリサーチして知りました。

なんだか「ラストサムライ」みたいですね。
多くの取締役が、HOYAによって「カメラ部門を売却する可能性がある」ことに反対し続けたあたり、PENTAXの魂ってすごい。
でも現代経済の流れではなくて、株主からも見放されました。本当に泣いちゃうほど切ない…。


HOYAはドライな会社ですが、カメラ関連(レンズ等)の部門がかなり整っていて、PENTAXが吸収されるにしても悪くない相手だったのかもしれないと思うこのごろです。
HOYAはPENTAXブランドをうまく活用し、PENTAXもHOYAの資産を利用できたはず。

ところがこの世界経済。
HOYAでさえ迷走しているところに、本来間が悪いはずのK-7の発売が。。。

個人的にはK-7がなかなか納品されないので不満なんですが、その人気が嬉しくもあったり。


日本の各業種にある、技術があり独特な「愛されるブランド」。
PENTAXもそうだったんですね。
日本でなければ遥か昔に淘汰されていたブランドかもしれません。

そういうブランドを好きになる傾向があって、K-7に一目惚れしたのは当然の帰結だったのでしょう。

何にしろ、日本で最も由緒あるカメラブランドのPENTAX。
つまり、ヨーロッパ以外で最も由緒あるカメラブランドでもあります。


おそらくPENTAXは大丈夫だと思います。
このブランドにはNikonと同等、Canonを遥かに超える熱烈なファンの後ろ押しがあります。
20年前に死にかけていた富士重工、十数年前に瀕死だったAppleと同じような陰の力を感じるのです。

ハトとインコとぱやのいる風景

気分でエサを提供してる種子好きなヒト用のエサ台。
常連はすずめと野良インコ「いんこっつ」、そしてキジバト。


すずめは面白い!

まず、すずめだらけのエサ台。
エサ台に収まる人口密度であれば、何かしゃべりながらも平和にエサを食べます。
ところが、人口密度がピークに達すると、蹴り合いがあちこちで起きます。
蹴落とされたすずめはエサ台の下でこぼれたエサを食べたり、いや、はじめからエサ台の下を専門にしてる変人も(笑)。
さらに混雑すると、エサ代の下でも密度が増し、それこそ取っ組み合いのケンカが始まります。


そこに野良インコの「いんこっつ」がエサ台の上に…。
すずめのヒト達、いんこっつから1羽分の距離を保って、ケンカが治まります。
いんこっつはマイペースにエサを食べ、ちょろっと移動するとすずめも微妙に避けながら移動します。

あれ?いんこっつはすずめより上??
と思いつつあった頃、すずめに威嚇されて去ったいんこっつを見ることに。

結局のところ、いんこっつは異人さんであって、すずめより強いわけではなかったわけです。
いんこっつが無闇に威張るようなら、すずめ社会が排除しかねません。
その辺のバランスをとって生きていくようにね、いんこっつ。


ま、何より笑えるのがハトと小鳥達のバランス。

まず、ひよはハトを無視しています。ひよ、相変わらず孤高でイカしてます。
すずめはハトの大きさに警戒しています。エサ台にハトがいると、すずめはかなり慎重です。相変わらずヘタレです。
いんこっつは、、、ハトと一緒にエサ台でエサ食べてます(笑)。

いんこっつは怖いモノ知らずで、ハトがエサ台上で邪魔だと普通に威嚇します!
ハトもハトなんで、威嚇されても全く気にしない。だいぶボケた状況ですが…。

すずめはハトがエサ台にいると、すぐ近くまで行って自主退散し続けます。
ところが、ハトがいるエサ台にのさばるすずめが…。

当ブログでいう「ぱや」。ヒナ上がりのすずめです。
若いだけに怖いもの知らず。いんこっつほどではないにしろ、ハトがいても普通にエサを食べてます。



エサ台を作ったことによって、今まで知らなかった近所のトリ同士を知ることになったのかもしれません。
良いことかどうかは分かりません。
でも、以前はすずめをウザったがっていたひよが、今は気にもしなくなりました。
逆に、ひよがいるとすずめは安心して近寄ってきます。

それがどうなるのかは全く分かりませんが…。
人間社会以上に愛する鳥社会(笑)なだけに、注意深く観ていきたいと思います。

セキセイインコ vs ハクセキレイ

7月7日ということでK-7の第2回入荷?なんて勘ぐったんですが、そこまでイキな演出をするPENTAXではありませんでした…。
ムダに期待し過ぎですね。


ちょっとカメラからトリの話に戻しましょ。

最近、親族が来訪する事が重なりまして、ある日はサザナミインコ、次の日はヒトのヒナ(♂)2羽。

サザナミインコは幼い頃セキセイと一緒にいたらしく、ウチの野良インコ以上にセキセイインコっぽい鳴き方をします。
やはり野良インコ、その声に寄ってきますね。
いつもは寝る準備をする時間になっても近くをうろうろしてました。

そしてヒトのヒナが来訪した日。
ヒトがトリのヒナに注目するのと同じように、トリにとってもヒトのヒナは注目の的です。
特にすずめはヒトのヒナが大好きなようで、本当に良く観察に来ます。
ウチの野良インコもほぼ同じ。
ひよでさえ少し気になるようで、意味なく近寄ってきます。

関心がないのはハト。
観察していくと、ハトの性格って強烈です。
予想されるハトの会話。

A:「エサがあるよ」
B:「そだね」
A:「食べよっか」
B:「そだね」
A:「ヒトがいるよ」
B:「そだね」
A:「こっちに歩いてくるよ」
B:「そだね」
A:「ちょっと近すぎるかも」
B:「そだね」
A:「危ないかも」
B:「じゃあ逃げよっか」

こんな感じ?

ほんと、テキトーで深く考えてないオーラが…。
「のほほ〜ん」という形容詞(?)がベストフィットなヒトたち。


で、その日。
題名の出来事が。

野良インコの「いんこっつ」がハクセキレイに思い切り追いかけられてました。

どうも「いんこっつ」は他のトリにイタズラするらしく、特にすずめを怒らせる事もしばしば。
「いんこっつ」よりちょっと大きいだけのハクセキレイ。
「いんこっつ」は甘く見て、何かしでかしたんでしょうね。


セキレイ系は小鳥社会にもひよ社会にもカラス系社会にも「我関せず」を貫いています。
そのセキレイを怒らせるって、、、逆に言うといんこっつ、どうやって怒らせたんだろ?

何にしても、、長生きしろよぉ。

2009/07/06

賛否両論のK-7

未だ音沙汰のないK-7入荷の吉報…。

初期入荷分で手に入らないのは予想できたので、その後の1週間は何とも思わなかったんですが、、、、、1週間を過ぎてちょっとソワソワしてきました。子供のようです(笑)。

また価格.comのかきこみを見たりして、、、いやぁ、結構荒れてますね〜。


逆にこの荒れようを分析してみちゃったりして。

まず、荒らす原因。
・Nikon D90やCanon 50Dと比べてK-7が劣るところだけを突く(アンチPENTAX?)
・K-7が同クラスの他社モデルより全てにおいて優れていると言い切る(PENTAXひいき過ぎ)
・アテにならないレビューを元に、K-7がクソカメラだと言い切る(これもアンチPENTAX?)
・使いこなしていないにも関わらず、K-7は劣っていると言う(せっかち)
・jpeg書き出しの画像に対して「ダメ」だと言う(でも、jpegに関しては平均的にK-20以下。今のところマジでダメかも(笑))


まず最初にPENTAXを知らないと。
良いところと劣っているところ、かなり偏ってるブランドです。
NikonとCanonは偏りのないブランドで、さらに全体のクオリティをして「デジタル一眼レフ」の「基準」でもあります。
PENTAXは連写もオートフォーカスも高感度もこの2社より多かれ少なかれ劣っています。

となると、「PENTAXを選ぶ理由などないじゃないか」と思う方は迷わずNikonかCanonを購入すべきです。
そう、「K-7か◯◯(Nikon or Canon)か迷ってます」という方は、K-7は買わない方が良いでしょう。


NikonやCanon(一緒くたにしてごめんなさい)のミドルクラスまでのデジタル一眼レフは、ある程度雑に撮ってもカメラがどうにかしてくれます。
ところがPENTAXのカメラは、どのクラスであろうとも撮影時にファインダーから見えた絵がそのまま記録されるので、カメラマンの腕次第になります。

NikonのカメラもCanonのカメラも素敵なんですが、個人的には「なんだかカメラに撮ってもらってるなぁ」という感覚があります。
高機能だし高性能だし、絵を記録するのであれば完璧。レンズ次第で芳しい作品になります
これは最近の3/4のOlympusやPanasonicにも当てはまります。


ところがPENTAXカメラの場合、下手は下手として撮ってしまいます。
逆に、腕のあるPENTAX派の方々のK-7のブログの多くは呆れるほど素晴らしい絵を撮っていて、ホント、うっとりします。

ちなみに、SONY(旧コニカ・ミノルタ)もちょっとPENTAXと似た匂いがします。


元々玄人が愛する道具が好きなんです。
他にマネできない良い所がありながら、スキのある道具に惹かれるんですよ。
欠点は自分のワザや工夫でカバーすれば良い。
欠点はないが固有の個性もない道具の場合、「それなり」で満足してしまう場合がほとんど。



これは身近なミュージシャンの持つ楽器と同じです。
例えば同じ位の値段の楽器があるとします。方や定評のある楽器、方や独特で賛否両論のある楽器。

定評のある安全で確実な楽器を選ぶミュージシャンの場合、その演奏も安全で確実です。その代わり、個性は薄くあまり面白くない場合がほとんどです。

定評のある楽器を選ばなかったミュージシャンの場合、やはり演奏は個性的で表現力があります。プロジェクト次第ではウザったい位(笑)。


Nikon、CanonとPENTAXの違いはそういうモノでしょう。
同じ土俵にはないブランドだと思いますよ。

2009/07/04

しばらくはカメラの話題…

発売日の数日前に予約したせいで、未だ手にしていないPENTAX K-7ですが…。

流れから推し量ると7月半ば前に第2回の出荷がありそうなんで(カンだけで根拠なし)、レンズだけ先行して注文しました。


レンズキットを予約したので、標準レンズはひとまずOK。

最も使うのはマクロなので、最初に悩みました。

PENTAX AD35mm F2.8 Macro Limited
Limitedレンズ初のマクロで、レビュー等の情報ナシ。でもLimitedだし、文句なく良いレンズなはず。
でも35mmという広角がちっとばかし微妙。すごく使いやすそうな角度ですけど。
マクロ撮影では作品というより素材として撮るケースが多いので、もうちょっと狭い方が…。

そこで、TAMRON SP AF90mm F2.8 MACRO 1:1。
これもそーとー良いレンズのようですね。
個人的に何にヤられたかというと、TAMRONレンズのパンフレットの写真。
マクロらしい花の絵も素晴らしいんですが、女性(イタリア系?)のソフトなポートレートにヤられました。この絵の色っぽさは見る度にクラっと来ます。
ポートレートも撮るので、このサンプルは助かります。

結局このTAMRONを注文したんですが、在庫が極めて少なくて困りました。
製造数が少ないなら分かるんですが、売れてるんだとしたら…。どこが不況?(笑)。

他にもcosinaのCarl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZKも候補でした。
マクロレンズではないんですが、クローズアップレンズをつけることでマクロ的に使えるという情報もあり…。
このレンズで撮った作品は発色も何もかも強烈です。
かなり惹かれたんですが、カミソリのような焦点調整と、クローズアップレンズを入れるとTAMRONより高価になるのを考えて、ひとまず今回は辞退しました。
しかしながら、いずれ手に入れるレンズだと思います。


とりを忘れるな!!
ってことで、標準的な超望遠のPENTAX DA55-300mm F4-5.8EDも注文しておきました。
ズームである必要はなかったんですが、250-300mmクラスの単焦点の値段はorz…。
PENTAXレンズのパンフに載ってるDA50-200mmのサンプルがなかなかなので、ひとまずコレで良いかな、と。


いずれサンプル画像でもアップする予定です。ほんと、センスに技術が付いてきた時の「いずれ」ですが。

2009/07/03

カメラの世界

デザインを仕事にしながら、今まであまり関わらないで来たカメラの世界。
正直言うと、その深みにハマりたくなかったんです。

とかいいつつ、PENTAX K-7の予約からその世界にハマりつつあるんですが(笑)、リサーチしていくほど深く重い世界ですね。


CanonやNikonを選んでいたなら、カメラという道具の能力だけで判断していたでしょうし、50Dより5D mkIIに憧れたりしたんでしょう。
Nikon D90はCanon 50Dより良いのか?、とか思ってたかもしれません。
この2大ブランドの中にいた方が平和なんでしょうね。


でも、私が選んだのはPENTAX K-7。
がんばってようやくNikonとCanonのスペックに追いついたモデルです。
カメラのアナログ機能的にはNikonやCanonを追い越していますが、デジタル一眼レフ時代の現在では地味というかマイナー。
日本最古の一眼レフブランドながら、今や最弱のPENTAX。

選んだ理由はこのK-7、フィルムカメラならばトップに立っていたはずのマジなカメラだからです。そのアナログ能力にべたボレでした。


高感度でノイズが多いというレビューが多くありますが、これはセンサー能力以上に、ソフトウェアのノイズリダクションの精度によるものでしょ?
暗所でシャッタースピードを稼ぐために感度を上げてテキトーに撮るようなことをプロはしないので、K-7の能力程度で十分なはずです。
ノイズリダクションに関してはファームウェアのアップデートで片付くようなことですが、あまりにデジタル処理なのもリアルさに欠けるので、個人的にはほどほどの処理で良いです。



イロイロ見てきた感想ですが、偏執狂のアマチュアカメラマニア(スペック中毒連中)ってソートー怖い&痛いですね。
作品を向上させるためのスペックではなく、スペックを証明するために撮影する、みたいな。
証拠に、スペック中毒連中は滅多に作品を公表しません。
価格.comのクチコミを見ると良く分かりますよ。


AFで雑に撮ってそれなりに良い結果を得ようとする方々にとって、PENTAX K-7は良いカメラではなさそうです。
同じPENTAXならK-mの方がシンプルで、PENTAXらしい発色の良い絵が得られるかもしれません。
ミドルクラスなら、Nikon D90やCanon 50Dの方が雑に撮ってもそれなりに良い絵を出力しますし、K-7より分かりやすそうです。


K-7は素晴らしいカメラですが、インスタント・ファーストフード的な即効性を期待するのであれば、NikonやCanonのミドルクラスを購入することをお薦めします。
K-7、他社のミドルクラスとはベクトルが違うので、比較は意味をなさないかもしれません。



この投稿、PENTX K-7の事を一切褒めてませんが、分かる人には分かるはずです。


表現者の感覚にシンクロした時、他のどのデジタル一眼レフより体の一部になるカメラ、それがK-7だと思えてならないのです。
夢を見ているのかもしれませんが、今あるAPS-Cのデジタル一眼レフで、唯一そう思えるカメラなのです。



、、、というか、6月後半にK-7を予約したものの、いつ納品されるんでしょうかねぇ。
中には予約キャンセルで偶然手に入れた方々もいるようで、かなり悔しいんですけど…。

とはいえK-7、急ぎじゃないんで日中は忘れていて、進めている他の仕事にそれなりに夢中だったり(笑)。

2009/07/01

2009年の蛍

ウチのあるこの里山、記憶では2005年の蛍がすごかったんです。
2006年はかなりしょぼくなり、2007年も同じ位、2008年は一桁の蛍しか数えられないほどに。

今年2009年は去年よりなんぼかマシなんですが、2007年と同じか少ないくらい。


このところ、蛍の発生する川にはカワセミがいて、水面下にはハヤがいるようです。
もしかするとハヤが蛍の幼虫を捕食しているのではないか?と考えたりします。
そのハヤをカワセミが捕食することによって、蛍の天敵が減るかもしれません。


この地域、高度成長期の石灰採掘のせいで河川がヘドロまみれになり、河川工事も重なって生物はほぼ絶滅したと考えられていました。
蛍が確認されるようになったのは7〜8年前(実際はもっと前からいたようですが)。
魚が確認されるようになったのも7〜8年前(はじめはもっぱら鮎でした)。
カワセミが確認されるようになったのはここ2年ほど。


地元では近年の蛍の減少に関していろいろな要因が噂されてきましたが、どれも微妙なものでした。
おそらく、蛍や川の虫が増えた→魚が増えた→カワセミが定住した、という流れなのだと思います。
現在は魚が増えている状態で、相対的に蛍が減っています。
カワセミが魚を捕食する事で、今度は川の虫(蛍含む)が増える時代になるのではないかと。


最近、自然治癒力で復活していく「八百万の神」を目の当たりにしているような感動を覚えます。
この地域の自然は、高度成長期に完全破壊されたも同然だったのです。
生まれた土地でありながら、当時は全てがすさんでいて冷たく「大嫌い」でした。
肌触りの悪い土地で、自然をないがしろにし、ダンプが幅を利かせていました。こんなクソな土地、マジで嫌いでした。

ところが最近は、暖かく美しく柔らかい、理想的な里山へと回帰しました。

高度成長期の血走った目の人間達が去り、里の美しさが戻ってきました。
ああいう人間達は、環境がどうだろうと自分が良ければOKというケモノの一種で、日本文化的には「野蛮で発展途上、強烈に小便臭い」連中です。
できれば早めに潰しましょう。ああいった連中をのさばらせるとロクなことがありません。

今はそういうケモノが少なくなり、誇りを持てる土地になりました。


カワセミとハヤと鮎と蛍がいる川。
蛍が少なくなっても、数年は様子を見ようと思います。
今はバランスを取っている時期なのだ、、と。

2009/06/28

インコとひよさん

セキセイインコの「いんこっつ」。相変わらず元気です。


ある日、山からひよのように飛んでくる緑っぽい鳥が…。
いんこっつでした。

「ひよの飛び方」とは、
1. 小刻みに羽ばたいて上昇&スピードアップ
2. 羽を畳んで自由落下
の繰り返しです。
省エネ&高速な飛び方なのかもしれません。

この飛び方をデフォルトで行うのは「ひよどり」と「セキレイ類」だけです。
ちなみに、セキレイの方がひよよりいくらか小刻みで、羽ばたく度に「チッ」とか鳴きます。

ツバメもホオジロもハトもモズもカワラヒワもカラス類も猛禽類も、このような飛び方はしません。
セキセイインコも当初はこのような飛び方はしていませんでした。


「すずめはやってるよぉ!」
そう、すずめもその飛び方をしています。
でも、すずめの飛び方のデフォルトはあの「ひよ飛び」ではありません。
ヤツらはひよの飛び方をマネして、「エセひよ飛び」をしているのです。

でも、すずめは羽が短くひよほどの上昇力がないので、「なんちゃって」感が否めません。

ところがセキセイインコは羽が大きく、「ひよの飛び方」を見事にマスターできていました。かなりかっこいい!!
今や、「ちっちゃくて派手なひよどり」のポジション??
鳴きまねの8割がひよのものですし。


というか、ひよ。
セキセイインコまでも魅了してしまって、小鳥にとっては絶対的なヒーローなんでしょうね。
野鳥を知るほど、ひよの存在感・スゴさが分かってきます。

翡翠

あれ?「カワセミ」で「翡翠」に変換されないぞ??by Mac OS 10.5

一般的に「翡翠(ヒスイ)」とは宝石のことですが、元は「カワセミ」。
「カワセミ」並に美しい宝石なので、「カワセミ」と同じ漢字で「ヒスイ」としたのです。

その昔、天然石より鳥の方が美の象徴であったことに感動します。
そう、鳥は石などより遥かに美しい。


その翡翠(カワセミ)、この里山の川にいることは分かっていたんですが、ついに見ることができました。
小さいものの、碧く美しい。。。声は特別きれいじゃないんですけどね(笑)。

上流の石灰・砂利採掘鉱山がヘドロを流し続け、さらに護岸工事のせいで魚がいなくなった(はずの)川なんですが、天然の蛍が発生したり、ハヤが自然発生したりしています。
う〜ん、この里山の自然は人間が考えるより遥かにタフ…。

そこで翡翠が舞い戻ってきたわけです。

美しさと「約二頭身(笑)」のかわいさは絶品!
写真が撮れたら掲載しますね。

PENTAX K-7の人気

やはり発売日には手に入りませんでした。
発売日の4日前に予約したんですが、これはかなり遅かったようで…。
第2弾の入荷でいけるのかなぁ。
噂どおりの人気(あるいは生産量の少なさ??)で、PENTAXが好きな私にとっては満足な状況ですね。K-7が手元にないのだけが不満ですが。

価格.com等では早速作例などが出ていて賛否両論なようですが、一時的に「否」が増えて予約キャンセルが増えないかな〜と思ったり(笑)。


個人的には高感度のノイズが同社K20Dより進化してない事なんてどぉだって良いのです。
ソフトウェア(いわゆるOS)が時々起こすエラーもどぉだって良い。MacだってWindowsだって、例えばスリープ明けに変なエラーを起こすこともなんて良くあること。

私がPENTAX K-7に惚れたところはそういったデジタル面ではなく、カメラとしての魅力です。

他にも、作例がコンパクトデジカメ並だとかいうものもあったり。
でもそれは撮り方やレンズであって、カメラ(ボディ)の問題ではないですし。
実際、Limitedレンズで撮られた作例はかなり美しいものでした。「雅」フィルターの作例も。


私にとって、カメラは表現する為の道具です。

サックス本体がSelmerだろうがYanagisawaだろうがYAMAHAだろうが、表現力のあるサックス奏者は自分の音を出せるのです。
さらに、そのブランドの色を適切に使いながら。
もちろん、3流未満の不安定な楽器であった場合は別ですが…。

PENTAXはNikonやCanonより小さなメーカー(というより今やHOYAの一事業部)ですが、クオリティは一流です。
作家の表現力があれば、どこのブランドであれ弱点をカバーし、利点を伸ばせるのです。
PENTAXの長所はよく分かってるし、弱点もそれなりに分かってます。


理想のカメラ像に比べてどうとか、私は考えません。つまり、機械的なスペック以外は「期待してない」んでしょうね(笑)。
その機器に初めて触れた瞬間が0で、あとは足し算するだけ。

イマイチな部分がマイナスになるとは限りません。
使わないか、あるいはその弱点をあえて使って個性を出すこともできるかもしれません。
PENTAX K-7はとても良いカメラだと思ったし、そういう個性を持っていそうだと思ったわけです。


いろいろ書いたところで、K-7、手に入るのはいつになるのか…。

2009/06/25

デジタル一眼のハナシ

私はデジタル一眼レフを持ってません。
でも、なぜか突然デジタル一眼レフが無性に欲しくなりました。1週間ほど前のことでしょうか。

「トリをちゃんと撮りたくなった」
「高精細の画像素材が撮りたくなった」
「動画撮影機能のあるデジタル一眼レフで映像を撮りたくなった」
「RAW編集が魅力的」
「機械として素敵」

どれもYESです。というか、前からYESでした。
なのになぜ今さら突然…。

多分全要素が感覚的に噛み合ったんだと思います。


で、合うモノを探しまくりましたよ。
ピックアップしたのは以下の5機種。

・Nikon D90
・Canon EOS Kiss X3
・Canon EOS 5D mark II
・Panasonic LUMIX DMC-GH1
・PENTAX K-7

調べた限り、SONY(旧ミノルタ)とOlympusは動画撮影機能のあるモデルがなかったので、候補から早々に外れてしまいました。
どちらも魅力のある絵が撮れるメーカーなので、ちょっと残念。


各モデルの私見を書きます。

◯Nikon D90
ほどよい価格で、天下のNikonだしレンズもたくさん。デジタル一眼初心者の私にはナカナカよさげです。
でも、動画撮影機能が他モデルよりちょっと落ちる感じがします。
外部マイク入力がなく(←あまり使わないけれど…)、ハイビジョンは720pの24フレームまで。
これしかなければ、結構満足して購入しそうなんですけどね。

◯Canon EOS Kiss X3
「一眼レフの動画撮影機能」って事で、もしかすると私の感覚の歯車を噛ませてくれたのはこのモデルのおかげだったかもしれません。
良く調べていくと1080i(インターレースかどうかは?)だと20フレームって事で、ちょっと微妙になりました。
720p(プログレッシブかどうかは?)は30フレームなので、Nikon D90よりは上かもしれませんが…。

◯Canon EOS 5D mark II
規格通りの1080iを撮影できる、狙いとしてはピッタリのモデルです。
でも、高い…。
フルサイズだし、動画も良いし、レンズも文句なしに多い、、んですが、ちょっとしたレンズと共に購入すると40万オーバーは余裕です。

◯Panasonic LUMIX DMC-GH1
巷では最強の動画撮影できる一眼レフと言われてます。
撮影中のAF(オートフォーカス)にも対応しているし、1080i出力も余裕。さらに出力は60i(60フレームインターレース)。
720pに至っては60p(60フレームプログレッシブ)。
動画機能だけ見れば、間違いなくコイツ!
でも、1080iの場合はセンサー出力が24フレーム。それを60iに変換しているようです。
センサー出力が30フレームならば整合性があるんですが、24プログレッシブを60インターレースにするって事は…。
とはいえ、業務用ハイビジョンカムを作るPanasonicなので、動画撮影において最強なのは確実です。
でも、一眼レフカメラとしての魅力が他の4モデルに比べると…。

◯PENTAX K-7
2009/6/24現在、まだ発売されていないモデルです。
720pで30フレームが撮影できるので、まず最低レベルはクリアです。
ところがこのモデル、その上の解像度が1080i規格ではないのが驚きです。
1536×1024、多分プログレッシブの30フレーム。はっきり言って変(笑)。
でも、GH1以外では5D mark IIと並ぶと判断できるレベルです。
一眼レフカメラとしては、この5モデル中No1だと思いました。
小さく軽くトラディショナルなデザイン、他社ユーザーも憧れるLimitedレンズや40年前のレンズまで使え、タフで、スペックより撮る人の気持ちを重視してる。


そんな結果、PENTAX K-7を予約しました!!
動画撮影機能のあるデジタル一眼レフを探していて、K-7を知った瞬間に決まっちゃたんですけどね。いわゆる「一目惚れ」です。
他のモデルは、K-7が本当に良いのか、自分を納得させる為に調べたものだったりします。


PENTAXに特別な想いがあったわけじゃないんですが、なぜか今まで購入してきたコンパクトデジカメは全てPENTAX製だったことに気付きました。
PENTAX、オートフォーカスは一眼レフと同様にユルいし、スペックで他社を超える事は昔からありません。
でも、PENTAXのコンパクトデジカメには的確な機能が付いているし、ムダなものがない。そのおかげでデザインもすっきりしてたり。
いつもCanonのIXYシリーズとの比較になるんですが、ちっとばかし安いのと、デザインのすっきり感、「この位が一番使いやすいじゃん!」という感覚的な判断でPENTAXを選んできた覚えがあります。

実際、PENTAXのコンパクトデジカメは使いやすい、というより、私の感覚とフィットしてきました。



そしてまたPENTAXか〜。
技術と歴史があって、同業種では小規模で、職人気質で変わっていて、熱烈なファンが多くいて、ファン以外にも意外と愛されてて、宣伝が強烈に下手で、ファンの方が先行きを思ってひやひやしてしまう。
そういうメーカーが私は好きなんでしょうね。そう、クルマでいうならSUBARUとか。


K-7はかなり注目されているようなので、デジタル一眼初心者ながら、手に入れた後に報告できたらしてみますね。

2009/06/20

反省どころか、さらに言いたい

ひよが農作物を荒らすから殺すって、、それなら周辺の害になりそうな生物を全部殺せば??
それこそあんたらのような「お花畑系農家」の天国じゃないのか?

確かに自分達が心を込めて作った農作物を荒らされれば頭に来るかもしれないけど、荒らされたあんた達は死ぬ思いをしたのか?
「農業をやらないと分からねぇんだよ!」って反論が来るのは良く分かってる。でも、よくある思考停止した奴の反応だ。

じゃぁ、今まで幸せに暮らしてきた里山の生物を殺す為にあんたは農業をやってるのか?と反論したい。


何も考えず、ただ種や苗を畑に蒔き、それを荒らす野生生物を殺す。
そんな事はバカでもできる。


農業はそんなに甘いもんじゃない。
鳥や虫がいなくなったら、農作物もまともに収穫できなくなる。


以上、かなり頭に来ています。
「自然が好き」とか「アウトドアが好き」程度で田舎に移住し、農業に従事してほしくはないのです。
都会で育つと、ちょっとでも害を与える生物は全て「悪」になってしまうので。

例えば水田であらゆる生物を殺すと、それなりに収穫は得られても、サギ類やカモ類が来なくなり、結果ネズミやカエルが増えます。
で、農薬を増やさざるを得ない悪循環に陥ります。

ひよはバランサーなので、人の手で殺すなどあり得ない話です。
ひよがにらみを利かせないと、カラスや猛禽類がすずめ等の小鳥の生活を荒らし、行動範囲を狭めます。
つばめが安心して暮らせなくなり、田畑の害虫を好むすずめ&つばめが大幅に減ります。
ここまで来れば結論は分かりますよね。
里山が正常に機能しなくなるのです。


私のいる里山では、セキレイ類とジョウビタキは殺してはいけないという言い伝えがあります。
どこの里山でもおそらく、殺してはいけない鳥がいるはずです。

だからといってその鳥以外は殺して良いかと言うと、やはりやたらに鳥を殺してはいけないのです。
山に人はいらないけれど、鳥は必要。鳥と人にはそれだけの差があります。

2009/06/16

あり得ない…

いくら何でも、これはあり得ん↓
ひよの死体
農家のブログだそうな。
ふざけんな!
ひよの死体を「ざまぁ」的にさらすブログなど、マジで壊滅させたくなる。


確かに農業をやっていると、農作物にとってマイナスなものは敵、それ以外はかわいい生物になるのは分かります。

でも、そもそも人間の連れて来た犬などの方がどれだけ生物環境にとって害なのか、いいかげん理解してほしいんですが。


試しに(秋の)害鳥のすずめを出来る限り殺してみなさい。
イナゴやバッタが大発生するから。

ひよも同じ。どうなるか。


こういうブログを見ても、日本人はかなり劣化してしまったようですね。
片っ端からこういう無知を潰していってもいい位ですが…。

最強のひよ

近所(というよりほぼウチの敷地内)で暮らす野良セキセイインコ、「いんこっつ」。
あやつらは野生でも飼い鳥でも変わりません。

他のとりと比べて特徴的な点は、
・すずめなどに比べると落ち着きがあり、あまり飛ばない
・飛ぶのは嫌いではないらしく、ムダにぐるぐる中距離を飛ぶ
・おっとりしてる
・地べたを走るスピードが速い(セキレイ並=多分ことり界No1)
・飛ぶスピードが速い(つばめと同等)
・小回りはつばめほど効かない(多分体重が重いため=すずめ程度)
・食後は独り言タイム(モノマネ)
・つばめやすずめのみならず、ひよの後を追って飛んでいく事も

警戒心が薄くおっとりしているようにみえて、案外野生で生きていくのに十分な素質があるのが分かります。

で、セキセイインコの特徴である「モノマネ」。
いんこっつのマネで一番多いのが「すずめ」、、、ではなく「ひよ」。
ひよの1/5程の音量で「ひーよひーよ」とか「キェー」とかしゃべってます(鳴いているのとは違って、自己満足系)。
もちろんすずめの鳴きまねもしてるし、セキセイインコ特有の「ギャギャギャギャ」とかも発します。



このところ、「ひよはことり界で絶大な信頼があるんじゃないか?」と思うようになりました。
ひよの行動の特徴は、
・機嫌が良いと、食事中にことりが近くにいても気にしない
・機嫌が悪いと、食事中に視界に入ることりを追い払う(ヒトが「まあまあ」と仲裁に入ると、やめてくれたりする)
・食性が同じでない限り、ことりをムダに威嚇・攻撃する事はない(日本には甘党のことりがいないため、これはあり得ない)
・邪魔だと思うと誰だろうとケンカを売る(ことりにはケンカを売らない)
・集団行動する敵に対して単独でケンカを売るようなバカではない
・敵が群れるヤツらなら、徒党を組んでケンカを売る
・ヒトを見分けている
・エサを提供していると、どの野鳥よりヒトとの距離感が近くなる

日本の野生にはいないセキセイインコであっても、ひよは最初から無視してました。
野次馬のすずめとつばめが追いかけていただけで、ひよは「あっそぉ」的な。
未だにひよは「いんこっつ」のことを(良い意味で)気にもかけてません。

いんこっつがひよの鳴きまねをするのは、そういった「かっこいい」ヤツだから、、、かもしれません。



ひよ、マジでかっこいいんですよ。

つい数日前、聴き慣れない猛禽類の鳴き声が。
畳んだ羽が模様のない赤茶色。「サシバ」です。
さらに遠くには鳶の家族(両親+子供)、3羽。

普段なら「おぉ、久しぶりの猛禽類!!」って所なんですが、今は「ぱや(ヒナすずめ卒業直後)」や「いんこっつ(野良インコ若鳥)」がいるので、できれば早く立ち去ってほしい思いでした。


杉のてっぺんで周囲を見渡すサシバ。
ところが突然その杉の木から灰色の中型の鳥が!
「ひよ!!!!」
下からサシバを攻撃し、サシバはあっさり退散。
ひよは1羽でした。
ありえね〜〜〜〜!!!!かっけ〜〜〜、ひよ!!!!!


サシバはハシボソガラス(全長50cm)程度はある、それなりに大型の鳥です。
時にはことりをも食べる猛禽類です。※基本は田畑の虫やらヘビやらを食べるらしい
それを基本的に果物食で中型のひよが1羽であっさり追い払うとは…。


田舎でカラスとことり類が生活圏を分けてバランスをとっているのは、このひよ達がいるからかもしれません。
カラスもひよのケンカっ早さはヤバいと思っているフシもありますし。
強きをくじき、弱きを助ける。
なんて、ひよは弱きを助けようなんて思ってもいないだろうし、ただ自分達を脅かしそうなヤツらを近所から追い払おうとしてるだけなんでしょうけど。

ひよの集まる所にすずめが安心して集まり、すずめの集まる所に他のことり達が集まる。
ことりのボスは、「ひよ」だったんですね。
やばい、ひよ、かっこいいぞ〜。


ちなみにひよの生息分布、日本以外では台湾・中国南部だそうで。
あぁ、古来から日本人にとって兄弟のような土地ですね。ひよと共に日本人もある??


ひよは「日本の侍魂」とさえ思うようになりました(明らかに行き過ぎなんですが(笑))。
何にしてもひよ、何だかそういう美学を感じます。

2009/06/12

クルマの話

実は私、モータースポーツが大好きです。
プロダクトデザインとしても、単純に機械としても、スポーツとしても。

で、なぜかSUBARUが好きだったりします。
デザイン的には、冴えない日本車の中でも中の下のメーカーですが(笑)、何だかその職人気質と「魔改造」的な偏執狂っぷりが強烈に日本的な感じがしまして。
その昔、アルファロメオやシトロエン(ちなみに、どっちも好きです!)が、理想を追求し過ぎちゃった変態車「SUBARU 1000」を研究してマネた事を知ってから、特に好きになりました。


前置きはここまでとして…。
SUBARUがWRC(世界ラリー選手権)から昨シーズンで撤退することになり、ラリーからは遠ざかっていました。
どうせWRCではセバスチャン・ローブ(シトロエン)の独壇場でしょうし、まぁまぁ面白いけど、現行インプレッサの青くエロいスタイルがないだけで魅力80%ダウンです。


ヨーロッパ中心にモータースポーツを見ていた私。
でも、ある選手権の情報を知って、目から鱗が落ちました。

それは米国ラリー選手権。

スバルチーム在籍選手にびっくり。
「トラヴィス・パストラーナ」??
Xゲームスの英雄と同じ名前??
と思ったら、本人。※Xゲームスもほんわかと見ているので…

さらにトラヴィスのコドライバーがデレク・リンガー!
あぁぁぁぁ、コリン!
そう、SUBARUと大英帝国(スコットランド)を代表する、今は亡き伝説の天才ラリードライバー「コリン・マクレー」最盛期の相棒!!
涙が出そうです、というか、出ちゃってます。

で、デイブ・ミラ。
こっちもXゲームスのスター!!
なんだこりゃ?どーゆーラリーチームなんだ??


しばらくモータースポーツ情報を仕入れていなかったせいで、エースドライバーのケン・ブロックを知りませんでした。
でも、ちょっと調べたら、トラヴィスやデイブ以上のトンデモ野郎だということが分かりました。
どれだけトンデモなのか、コチラをど〜ぞ。

ケン・ブロックはDC shoes設立者の一人という事で、動画のところどころに「DC」のロゴが入ります。
あまりカジュアルに興味のない私ですが、これを見るとDCの靴に興味が出てきたり。


Xゲームスのレジェンド&ヒーローが2人、世界一有名なイカれた&イカしたラリーストのケン・ブロック、の3人がいるアメリカスバルチーム。
遠くない将来、SUBARUがアメリカで「Cool」なブランドになる可能性を強く感じました。


最近のアメリカ人にとって、クルマは白物家電化してた感じがあります。
GM、クライスラー、フォード、ヒュンダイ等々、同レベルなら安い方が良い、みたいな。
で、安いヒュンダイが伸びてたりして。

日本メーカーは品質の良さと環境性能で地道に頑張って、ポジションを得ました。
でも、フェラーリ、メルセデスやポルシェのようなカリスマ性は得られませんでした。


ここにきて若者に絶大な人気を誇るXゲームスと、クルマ界の変態カリスマを巻き込んだSUBARU。
若者の憧れブランドになる土台がほぼ整ったのかもしれません。
フェラーリ・メルセデス・ポルシェのような古典セレブ系ブランドではなく、新時代のブランド(っつっても富士重工(中島飛行機)もまぁまぁ古いんですけど)。

客観的に見てもSUBARU車。若者のストリートブランドとして成り立ちそう。
壊れないし強烈に速いし、燃費もその速さと比べてかなり良い。にも関わらずそんなに高価じゃないし。
何より、「未だに戦闘機を作ってる精神」がSUBARU車(インプレッサ)にはあって、それがCoolな「サムライ」イメージに重なるんではないか、と。


SUBARU。
戦略的に何かを仕掛けるような小器用さは持ち合わせていないが、他がマネできない技術を持つ日本らしい職人メーカー。
で、業績が最悪の状況になる前になぜか火がつく。


SUBARUの後ろには神がいるように思えてならないのです。

2009/06/05

インコっつの近況

相も変わらず普通に元気なセキセイインコの「インコっつ」←勝手に命名
ついにウチの提供する「種子食いのヒト達用エサ台」で、すずめ家族と共に食事をするようになりました。

はじめてインコっつを見た時に、すずめ達は嬉々として追い回していたくせに、見慣れると当たり前の隣人になるんですね。


何だかすずめ、日本人と似てるように思います。

初めて見たガイジンさんに興味津々だけれど、よく見るようになると普通の日本人と同じように対応。
敵対しないヒトだと分かってきたら、近寄ってきても「あぁ、ど〜ぞ」的な。

そもそも知的にすずめとセキセイインコは同レベルっぽいんで、「和」が作りやすい感じもします。


ところで、すずめ以外のトリ達のインコっつに対する態度。

・ひよ:無視。
このヒト達、マジで江戸っ子。イキです。
自分達の利害に関わらないなら、一切関与しない。あきらめや切り上げるのもすごく早い。

・つばめ:ちょっと気にする程度
むしろインコっつがつばめが飛ぶ後を付いていくことがある。

・カワラヒワ:様子見
基本的にはあまり気にしてなさそうな感じ。
このヒト達もかなりマイペース。
それより、エサ台に近寄ってこいよ!!

・ホオジロ:?
このヒト達の行動自体がよぉ分からんのでね…。

・カラス:曰く、「あぁ、アリだね」
多分すずめ一派だと思ってるはず。
もしインコっつがオロオロしていたなら、途端に遊び道具にしていたはず。→つまり、死
でも、ヤツがあまりに野鳥然としているんで、カラスも普通の小鳥として認めている感じ。

・キジバト:?
おおざっぱなヒト達なんで、すずめとインコっつの区別自体できているかどうか…(笑)。

・キジ:曰く、「いっぱいいっぱいです」
♀探しで精一杯。


で、当のインコっつ。
・インコっつ:曰く、「楽しいし、ここが良いみたい」
地トリ達にいじめられることもなく、なんだか幸せそうに見えるのは気のせいでしょうか?


インコっつは他の小鳥と違って、同じ所に長い時間います。
すずめが同じ所に5~10秒以上居るのはエサ場だけです。

方や、インコっつが5分以上同じ枝にとまってることなど、良くある事です。

全体的にインコっつはおっとりしてますが、、、いざとなると速い!!

まず、地べたを走るスピードがすごい。
キジは32kmで走れるらしいんですが、スケール的にそれ以上のスピードでインコっつは移動します。

それと、飛ぶ時のレスポンスがイイ!
すずめのレスポンスもかなり良いんですが、すずめの多くはおでぶ。
羽ばたいてから浮くまでのタイムラグが、インコっつよりずっと悪い。


そんな状況ですが、ウチのエサででぶったら、インコっつもすずめレベルになっちゃうかも…。

2009/06/01

NHK with Green Peace番組

稀に見るクソ番組です。

ガラパゴスでカメを絶滅に追い込んだ自分達(ヨーロッパ人)の罪については何も言わず、アジアで人気のナマコやサメの漁について「だけ」報道。

さっすが世界最狂のグリーンピース。
こんな連中の番組(制作はBBCだが)、NHK、放送するなよ!!

白人が、「ガラパゴスの自然は、保護できます」とか言ってること自体、殺意を覚えるほど。
誰が、「だ・れ・が!」壊したんだ??

ロンサムジョージとか言ってるけど、白人の名前つけるなよ!
お前らが「ロンサム」にしたんだろ。厚顔無恥の野蛮人!

ちなみにそのピンタゾウガメのジョージの飼育員は原住民(インディオ=黄色人種系)。
ジョージ(カメ)を人と変わらず扱う、日本人的には普通に優しいおやっさん。
白人的には原始的かつ野蛮で学のないインディオのおやじだと思うんでしょうね。


私が死ぬ前かその後か分かりませんが、白人文明がどれだけ粗野で野蛮か、日本とインド中心に暴かれると思います。

イギリスの産業革命は、結局何かをぶっ壊して人様が利を得るという、歪んだ発展です。クスリと同じ。
今思うと、当時世界最先端だった江戸文明が、政治・経済・文化の全面で世界に影響を与えていたら、もちろん「自然保護」なんて言葉はなかったでしょう。


いろいろ知ると、空しいことが多い事に気付きます。
欧米はこんな事を続けていて空しくないんでしょうか?
古い国ならもう千年以上経っているんですよね。最長老の日本より若い国だとはいえ、もう中年クラスの国もあるはずなのに。
隣国のようにまだ数十年の赤子レベルならまだしも、ね。

2009/05/26

自分用メモ:近所のヒトたち

最近近所にトリのヒトたちが増えたので、ちょっと自分用に整理。

◯近くでよく見るヒト
・ひよ
・すずめ
・ハクセキレイ
・セグロセキレイ
・キセキレイ
・ジョウビタキ(冬)
・ツグミ(冬)
・つばめ(夏)
・キジバト
・ハシボソガラス
・セキセイインコ←普通はいません

◯敷地内によくいるが、人に近寄らないヒト
・カワラヒワ
・ホオジロ
・キジ

◯敷地内で見た事のあるヒト
・メジロ
・シジュウカラ
・ゴジュウカラ
・ヤマガラ
・コガラ
・エナガ
・ミソサザイ
・コルリ
・モズ

◯近所にちょくちょくいるヒト
・ウグイス
・マガモ(多分)

◯近所の山にいるヒト
・トラツグミ(ヌエと言われてる)
・クロツグミ
・オオルリ
・フクロウ
・ヨタカ


忘れてるヒトがまだいそうです。
天然の蛍が出る環境だと、鳥のヒトたちも増えるというのがよく分かります。。。

ぱやすずめ

親すずめがなかなかヒナ(ぱや)を撮らせてくれないんですが、何とかスキをついて撮りました。




あまりぱやってませんね。

ぱや(ひな〜若鳥)段階ですでに、写真に写るということが何となく分かってるようで、緊張状態です。
カメラを向けなければ「ぼわっ」っとぱやってるんですが…。


写真でお分かりの通り、あごひげはありません。巣立った直後である証拠です。
親が来ると、足下にエサがあるにも関わらず親にエサをねだります。「自分で食え!!」

まぁこやつら、あほだけど可愛い…。

野良セキセイインコ画集

前々回の野生インコ、ようやく写真が撮れました!

木に紛れて普通にいる、野鳥です。


ちょいとアップ。

さらにモデル度アップ。

見返り美人。

地べたで嬉しそうにエサを食べる様子。



このヒト、普通にその辺にいます。
このへんのすずめやひよ、つばめが干渉しない(慣れた?)からか、かなり自由に暮らしています。


セキセイインコを飼っていたこともあり、彼らの行動パターンは把握しています。
野生でもそのまんま。

畑で雑草の種やら葉っぱを食べて満足。
安全な木に止まって、まずはおしゃべり(←これはことり特有なのか??)。
セキセイインコはご存知の通りものマネ名人。
「ひ〜よ、ひ〜よ」「じゅじゅじゅじゅじゅじゅ」
やはりひよとすずめ。うまい!でも、やたら声が小さい。かわいい。。。
満足そうに話した後は、、、熟睡状態。油断し過ぎだろ!
でも、5分ほどで飛び去っていきました。


このヒト、よく見るとほほのほくろが一個ありました。
セキセイインコ的には何とか若鳥レベルでしょうか。
でも、見た目はヒナ卒業直後って感じ。かなりあどけない。


このまま同種が現れない限り、彼(彼女)の代で終わりなのはちょっと寂しい感じはします。
せめてすずめ達とエサや遊びを共有して(セキセイインコとすずめの感性は似てると思うし)、楽しく過ごしてほしいと思う限りです。

2009/05/21

すずめぱやぱや

ようやくすずめのヒナが巣から出てきました。

見るからに淡く、毛並み(?)もぱやぱや。
ナマイキな大人すずめと違ってあごひげもなく、すっきりやわらかカラー。

でもヒナ、飛べるくせにあまり飛ばないし、やる気ならエサを拾えるのに「ちぃ〜ちぃ〜」鳴いて動かず、親からエサをもらう気満々だし。

ちなみにすずめの親、人間と同じく赤ちゃん言葉を使います。
巣立ちする前の1〜2週間でしょうか、ヒナと同じ声で「ちぃ〜ちぃ〜」って鳴きながらエサ(もっぱら虫)を探します。


で、私の経営する種子食トリ用のエサ場。
減りが異常に早い!

よく見てると、いつもすずめがいます。
「いつも」は言い過ぎですが、すずめが行動している時間の30%近くは誰かがいる状態です。
朝晩は「あごひげ」と「ぱやぱや」2羽がいることが多くなりました。
ちょっと前は夕方だけ同じ「あごひげ」が2羽いたんですけど(夫婦であろう)。


しかも、どうやらウチはすずめ4家族と同居しているようです。
すぐ近くの庭でエサを獲っているのは2階の角の雨樋の家族。長い付き合いの、通称「おにかい」。
「おにかい」は一度カラスから救っています。
テラスに最も近い1階の雨樋の家族は「おにかい」と同じエサ場&隣のお宅にまで遠征します。ここんちも長い付き合い、通称「そば」。
一番ヒトをこばかにしてる家族で、人が振り向くまででかい声で鳴き続けるくせに、気付いて目が合うと逃げます。
でも、エサ場経営が軌道に乗ってからというもの、距離感はだいぶ狭まりました。
この2家族は毎年います。

今年発見したのは、1階の雨樋の角に居を構えているらしき家族。
エサ場はウチの庭ではないようです、が、どちらかの親がお調子者らしく、暗くなるまでかなり変な行動をしています。

不確実ながら、どうやらもう一家族いそうだと気付きました。
2階の雨樋ながら、人の目がほとんど届かない場所に。
確認できたら報告します。


で、4家族だから何なのかというと、ヒナが甘える大人すずめって親だけ?と疑問に思ったからです。

今年最も早く巣立ったヒナの面倒を見ていたのは「おにかい」の大人すずめでした。
なぜかというと彼らが「おにかい」に戻っていったからです。
ところが、「おにかい」の大人すずめに甘えていたヒナが、「そば」から出てきた大人すずめに甘えていたんです。
なに?なに?

「おにかい」のパパかママと「そば」のパパかママが同一すずめ??
いや、行動パターンが異なるし、帰っていく場所が違うので、それぞれ夫婦なはず。


よ〜く見ていると、すぐヒナにエサをあげてしまう甘〜い大人すずめと、エサまではあげないけど「こっちおいで」的に見守るタイプの大人すずめがいます。
もしや、「親」と「お隣さん」???


勝手な分析では、「あごひげ」と「ぱやぱや」2羽がウチのエサ場にいるからといって、親子だとは限らない、ということです。
ただし、草間から虫を獲って渡しているのは甘〜いバカ親の可能性があります。

おそらくすずめにも社会があって、隣のヒナもそれなりに面倒見ているのだと思います。
反論もあるでしょうが、近所付き合いなしで5m程度しか離れていない場所に巣は作らないと思うんですよね。
すずめ同士のケンカもほとんど見ませんし。


あいつら、密かに深いなぁ。むかつく。

2009/05/17

野生のインコ

世田谷自然公園で繁殖しているワカケの事ではありません。

4日ほど前、家人から「セキセイインコがいて、保護しようとしたけど無理だった」という話が。
「すずめやつばめに追いかけられて、挙げ句には地面に降りたりしたんだけど、人が近寄っていっても逃げる」とのこと。
「このままじゃ死んじゃうだろうね」なんて結果になったわけです。


そして今日。
すずめに冗談で「インコ見なかった?」なんて話しかけてたら、ウチの敷地内(と言っても100m先)から「ギャッギャ」というセキセイインコ的な鳴き声が。
すずめも「ギャッギャ」的な鳴き方をするけれど、すずめの声はかなり太いのですよ。

鳴き声がする方から戻ってきた、ウチに家賃¥0で住んでるすずめ。
「あっちにインコいるん?」と聞くと、そちらを何度も見ながらこちらにも目配せ。
直後にそちらから「ギャッギャ」というセキセイインコの声。


傘をさして(雨でした)ヤツが居ると思われる木の方へ。
でもそのインコ、「原種系の、体が緑、頭が黄色」だそうで、探すのは日本のトリより困難です。
でもまた「ギャッギャ」と鳴いてくれたんで、ようやく発見!

まだほくろ(クチバシ脇の黒い点)のない幼い感じのセキセイインコでした。
かなり高い位置にとまってたんで、セキセイインコも食べられそうなエサを付近に撒いておきました。


ところがところが、ヤツ。
その後、つばめにも勝てそうなスピードであちらこちらに飛んでる!!
単なる野生のトリじゃん!!

雨の夜を越えて、さらに雨の一日を元気に飛び回ってる。。。
あぁ、こりゃぁ何の心配もいらないな。。。。


この野生のセキセイインコに関しては、もしかするとすずめが関わっているかもしれません。
多くの逃げたセキセイインコが生き延びる場合、すずめと行動を共にしているケースが多いそうです。

最初に迷い込んだ頃にすずめがセキセイインコを追っていたのは、「あ、外人さんだ!外人さんだ!」的な好奇心だったと思われます。
数日経ってセキセイインコに慣れたすずめは、むしろ面倒をみてる感さえあります。まさか、エサを口移しでやってる??


この「のらセキセイインコ」の写真が撮れたら公開します。

すずめのヘルプ

前回のキジが現れるより前の話ですが、ちょっとした事件がありました。

外にいたとき、突然すずめが目の前の木でこちらを見ながら「ジョッジョッジョ!」と鳴いて三角に踊りながらアピールし始めました。
「あぁ、いつもエサやってるから、感謝の踊りか?それにしてもリズム感はトリ界No.1だなぁ」
なんて思っていたら、時々上をチラ見します。
「ん?上に何が?」
と見上げたら、、、カラス。

踊っていたのは、2階屋根の雨樋に家賃も払わずに住んでるすずめ一家のパパかママだったようです。

カラス、偶然そこに舞い降りたのか、それともリアルにすずめのヒナや卵を狙っていたのか。
「おい!」の一声であっさり退散。

ちなみに、この辺のカラスは人に対してほとんど悪さしません。
すずめやひよより距離感が遠く、特にハシブトガラスに関しては庭に降りることさえありません。


いつも人と距離を取ってるすずめですが、「自分たちでどうにもならない危機には人を頼ることがある」というのはマジですね。
明らかに私を見て何かを伝えようとしていましたから。

それ以来、ヤツらの距離がかなり近くなったような気が…。
それもあって、キジ撮影の時に嬉しそうに現れたんじゃないか、と。

それより「すずめの恩返し」してくれないかなぁ。

2009/05/16

すずめのやつ

キジが良く現れるし、カメラを向けても平然としてるんで、こちらとしても良い絵を撮ろうとするわけです。


ある日、キジが堂々と(?)現れました。


カメラを向けても気にしません。

ところがキジを撮ろうとしたとたん、「すずめ」が、、、。


こやつら、普段カメラを向けると「嬉しそうに」逃げていくくせに!!!!
だから、撮っちゃいました。

その間にキジは遠くへ…。


ああああああ!すずめ!!!むかつく!!!!!でもかわいい!!!!!だからこそむかつく!!!!!!

春はいろいろ

ここ2〜3年現れなかったんですが、ヤツが久しぶりに!


人間が5m程度にいても全く逃げない、どころか羽繕いしてるし。
人間があなた達を殺しても罪に問われないんだよ!国鳥なのに(国鳥に推薦する理由の中に「おいしいから」というのもあったらしい(大笑))。

一日中雨の日には、5〜6時間同じところで「ケーン」と鳴いてはじっとしてました。


このヒト達、本質的に楽天的でのんきなんでしょうね。すごく天然でかわいい。

ふと、アホウドリが片っ端から人間に食べられちゃったのを思い出しました。

その連想で、「絶滅生物生産工場」を運営してるクソ野蛮人ども(海を全く知らないのに、捕鯨反対だってさ(笑))を思いだすんですが、今回は抑えておきましょ。

2009/04/16

つばめ

ニュースによると「例年より遥かに早くつばめを本日確認」。


ありゃ?
ウチは東京から北に約100km。
つばめはもう10日程前から来ていましたが…。
ヒトの大先輩であるトリなのに、ヒトはその動向を気にもしてないんだろう。
東京じゃあ、2週間以上前から来てるだろ。


最近の日本人は、家畜出身であるイヌとかの動向を気にします。
でも、イヌは進んで人の下僕になった動物。人が学ぶ事など全くないのです。聴覚とか嗅覚の鋭さだけは利用すべきでしょうけど。
イヌは人の顔色次第でビクビクしたりきゃっきゃしたりします。

なのに、イヌは幼児を噛み殺したり、音楽性が微塵も感じられない耳障りな声を出します。
特にあの鳴き声。単に耳障りで、音楽に関わるものとしてはウザいだけです。
江戸時代にイヌを愛玩動物にすることが皆無だったのは、そういう野蛮さからなのかもしれません。
ちなみに当時、ねこがペットとしてメジャーで、ちょっと地位が高かったりするとインコなどを飼っていたそうです。


ねこは無理矢理人間が愛玩動物にしました。
でも、ねこは静かで、鳴き声の音量はほどほどで、声質は甘い。音楽的にクールです。
わがままですが、人に直接迷惑をかけることはあまりありません。

トリも無理矢理愛玩動物にされたんですが、インコ類は犬猫より頭が良いので、「ペット」という立場を受け入れてたりします。
中型インコ以上はやかましいし、クチバシは強力。
でも、野蛮なイヌとは違い、子供には強烈に優しいのです。
声は言うまでもありません。
地球生物上で最も表現力を持つ歌を歌います。
良い時は美しい歌を歌い、悪い時にはノイズを発生します。

音の表現において、人間はトリに最も近づいた生物と言えるでしょう。


でも、確かにつばめ、早すぎです。
夜なんか寒いし、こっちが心配してしまう程。

去年は、あまりに早く巣立ちした1羽が最後まで飛べずじまいで、その子を看取る事になってしまいました。
残り4羽は無事巣立ちましたが。
できれば手間なしで巣立ちしてほしいなぁ。



ちなみにウチ、つばめの巣は賃貸です。
もう7〜8年になるでしょうか。
土台は当時のもので、時々崩れます。←その際に手間がかかるんですけどね
多くの家族が利用してきた由緒ある(?)巣です。
今年はつばめ家族全員が無事に南方に旅立てるように。。。。。

種子食いことり

前回か前々回に「すずめ4〜5羽でひまわり完食」的な事を予想したんですが、結果はこれ。




あぁ、しめ。君か…。
君ならすずめ数羽分、1羽で平らげるわな。

道理で粟とか細かい種子を食べないわけだ。
すずめなら喜んで食べるはず。

ソバの種子を食べないのも、しめだからでしょうね。
すずめなら喜んで食べます。


朝っぱらからひよがエサ台に出入りしてるので、すずめはちょっと腰が引けてるのかもしれません。
その点、しめは怖いモノなし(ただし、ヒトへの警戒心はすずめやひよより強い)。

ウチの小さなエサ台構成はこうです。


強者のひよ類が上で、弱者(しめとかレンジャクは当てはまらないけど)は下になっちゃってます。


ま、何にしてもしめは大量に食う!
しかもしめは寡黙。独り占めする気満々。
でも、すずめは既にエサの存在を知っているのは確か。
いつかしめのスキを狙って種子台に来る事でしょう。いや、既にスキを見て来てるかもしれませんね。