2007/12/13

ミーム

人は次の代に知識を伝えたり、あるいは芸術作品のように世代を超えてソフトウェア的なものが伝わって行きます。
「ミーム」とも言われるもので、知的財産のDNAのようなものです。


面白い事に近代化する前までのスズメはあそこまで人を恐れていなかったという話があります。
中国のスズメ絶滅計画(結局害虫が大発生した←今考えるとアホな計画ですね)ほどではないにしても、日本でもスズメを減らす計画を実行し、それ以後恐れるようになったとか。

年月が流れ、最近は結構人なつこいスズメも出てきたとかで、つまり「人間は俺たちを見つけたら殺そうとする」という代々伝わってきた情報が薄れつつある証拠なのかもしれません。

スズメは2〜3年が寿命と考えると何十代も伝えられてきたんですね。

また、ウチの近くに住むスズメはここ5〜6年夕方のさえずりが特殊です。「ちょりん、ちょりん」と皆鳴きながら寝る前の集会を開いてます。他の土地では聞いた事ありません。
これはもしかすると、以前飼っていたラブバードの言葉をまねているのかも。ヤツは「まりん」という名前で、もっぱら自分の名前でさえずって(叫んで?)ました。
これも伝承したのかどうか…。


歌(鳴き方)の伝承、、これはまたウグイスの回で細かく書こうと思います。

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