2009/07/10

MacBook系の現在

この記事も旧世代の白くかわいいMacBookから書いています。


ちょっと前に新しいMacBookファミリーが発表され、従来通りのポリカーボネートのMacBook以外に、FireWireが採用されていないアルミのモデルに失望した経緯があります。
Airなら何とか許せますが、MacからFireWireが消え、「クリエーターが絶大な信頼を寄せていたFireWireを切るなんて、Appleもいよいよコンシューマーのみにすり寄ってきたのかなぁ」と思わざるを得ない状況でした。

でも、この新製品ラインナップに安心しました。
白いポリカのMacBook(FireWire400を継続)を主力に戻し、旧MacBook 13inch(アルミ)をMacBook Proの13inchに昇格させ、全MacBook ProにFireWire800を採用。
Apple社、MacBookでだいぶブレちゃってますが、結果オーライです。


白いポリカMacBookはiBookの系統で、Mac慣れした人には見慣れた&見飽きた(?)モノです。
でも、未だにどのメーカーのラップトップPCより洗練されたデザインのパソコンです。
そして、iBookもMacBook(白)もとにかく丈夫!。
これだけカジュアルでスタイリッシュなパソコンはiBook & MacBook(ポリカ)以外あり得ません。


Macのラップトップを購入する方は、Air希望の方意外は「FireWire必須」なのでしょうし、個人的にもそうです。
マルチメディアを扱う者として、FireWireがないMacなど、Mac OSがそれなりに動く「簡易パソコン」でしかありません。
そう、Airは一種の「簡易パソコン」なので、FireWireがなくてもOKだと思います。


Appleも理解したのかもしれません。
MacにFireWireは必須だ、と。そもそもあなた達(Apple)が次世代SCSIとして開発した規格ですしね!!(笑)



その昔(1990年代)、MacはほとんどのモデルにSCSIを搭載していました。
SCSIは素人には扱いづらいモノでしたが、AppleはSCSIを搭載し続けました。
これがプロのマルチメディアクリエーターが長年信頼し続ける要素となり、Mac=マルチメディア(デザイン・音楽・映像)という図式が確定したものと思います。

その流れはFireWire(400)→FireWire800となっています。

FireWireの機器はとても安定感があります。
USBは変に引っかかるし、転送速度もスペックより遥かに低い。
FireWireは安定してスペック通りの転送速度を保ちます。※特にTexas Instruments製のインターフェースは完璧

関わりのあるミュージシャン・アーティスト達は、100%Mac & FireWireオーディオインターフェイスという組み合わせです。

USBのオーディオインターフェイスはアマチュアか簡易利用向けで、Macを使うアーティストは見向きもしないというのが事実です。
Mac OS 9時代まではPCIボードのオーディオインターフェイスも多かったんですが、今やデスクトップでもFireWireのオーディオインターフェースを使っているようです。
確かに、天下のAPOGEEがMac専用のFireWireオーディオインターフェイスを作ってる時代ですから、FireWireがどれだけ安心できるインターフェイスであるか証明しているようなもんです。


Texas Instruments製のFireWireポートがあってこそMac。
Macはどのモデルでも、プロが使える+αを持っていなければならないと思うわけです。

ちなみに、AirにFireWireがないのはOKと書いたものの、FireWireが付いたら2倍近く売れるかも。
特にDJ達は飛びつきますよ〜。

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