2009/07/18

PENTAX K-7のいろいろ vol2

ようやくK-7に慣れてきました。
というか、K-7の個性が分かってきたと言うか…。


購入直後に斜め読みして、撮り初めて疑問点をちょっと読んだだけのマニュアル。
一歩深くに進もうと再び読んだんですが、このマニュアルは秀逸です!!◎です!!

K-7自体のインターフェースが優しい(易しいではなく)上に、マニュアルも優しい。
ほんと、最初のデジタル一眼レフがK-7で良かったと実感するこのごろ。


仕事柄ミュージシャンと関わる事が多いんですが、彼らはウデがある人ほど楽器を自分の手足のように扱えます。
で、多くの優れたミュージシャンは自分の楽器の欠点を知ってます。
そして、その楽器の魅力とそれを引き出す方法も知ってます。
また同時に、欠点をカバーする技術も持っています。
どんな楽器でも、ちょっとやそっとじゃ否定しません。長所、魅力がどこかにあるんじゃないか、と探るからです。

「すげぇ!」と思うミュージシャンほど、欠点が多い反面キョーレツな個性を持つ楽器を愛用してたりします。
無難なミュージシャンは欠点が少ない万能な楽器を愛用します。
素人レベルのミュージシャンは自身のウデのなさにも関わらず、欠点の少ない楽器にさえクレームを付けます。有名だが欠点も個性もすごい名器はなぜか無条件に褒める(触れた事がなくても)。でも、その楽器を鳴らす技術は残念ながらありません。


私はたしなむ程度にしか楽器演奏ができませんが、K-7は電子機器ではなく楽器的だと感じています。
さらに言うなら電気楽器よりも生楽器。

AFも優秀だとはいえ、ファインダーを覗いてるとなんだかMFにしたくなっちゃうんですよね、K-7。
そういう特性も生楽器的だと思えるゆえんです。

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